富士五湖 田舎暮らし 食べない人はいない とうもろこし

富士五湖・伊東・芦ノ湖の情報

こんにちは、富士五湖案内スタッフのなるたかです。ここ一週間で季節が完全に変わりました。そして昨晩我が家ではとうとう薪を燃やしてしまいました。こわばりつつあった体がほぐれると同時に、氷点下の冬の生活への準備が始まりました。

 <鳴沢村の野菜>

私が住んでいる山梨県南都留郡鳴沢村では、標高1000メートルほど、富士山でいうと1合目の位置にあります。そこで作られる野菜にはキャベツや鳴沢菜、大根などなどありますがいわゆる高原野菜です。そこで今回はちょうど旬が終わった「とうもろこし」を紹介します。また「とうもろこし」を通じて広がった考えについてもお伝えしたいです。下の写真は鳴沢村のもろこし祭り、何種類ものトウモロコシを試食することができます。

季節になると、村を横切る国道に「甘いとうもろこし」「生で食べられるとうもろこし」「めろんより甘いよ~」などのぼりがはためきます。車からではなく歩いてそのそばを通れば、こがし醤油の香りが炭火の焼きトウモロコシから漂ってくることでしょう。

ソース画像を表示

 <食べ方>

では家庭ではどのように食べているか?我が家では断然「蒸しとうもろこし」が多いです。とれたてとうもろこしの皮をむき、蒸し器に入る長さにポキッとおり、蒸しあがったそばからむしゃむしゃ平らげていきます。

ソース画像を表示

なぜ蒸すか?なぜ焼いたり茹でたりしないのか?そんなに違うのか・・・

やはりそのままかじりつくなら、蒸した方が「パツパツ!」で「ジュワッ!」っととうもこしエキスが口の中に弾け出てきます。

 

焼いた場合、そのおいしさは「こがし醤油とのコラボレーション」になり、とうもろこし単体では「しおれた食感」というのが否めません。(個人的な食感ですが)そしてゆでた場合ですが、「大事なエキスがぼやけてしまったのでは・・」という勝手な懸念が生まれてしまいマイナスです。まとめれば「ベストな調理方法を自分でもつこと」が大事なのかなということになりそうです。付け加えて言うと、ゆでるをつきつめれば間違いなく「コーンポタージュ」が王道です。「砂糖なし」で砂糖には出せない「トウモロコシの甘さ」が沁みわたります。

 <山を越えれば実っている>

山梨県の甲府地域と富士五湖地域は、御坂の峠をへだてて気候が異なります。そのおかげもあって「トウモロコシの生産期」が比較的長いです。富士五湖地域がまだ肌寒くても、甲府方面では「せっせと種まき」が開始されています。またトウモロコシ畑でよく見る風景は段々畑です。段々といっても土地の高低差でなく、トウモロコシの背丈の段々です。この列までは来週収穫分、こっからは再来週みたいなできるだけベストな状態で出荷しようという具合です。

 <不屈のもろこし>

そして最後にとうもろこしの強さ。先日の台風12号の余波がここ鳴沢村にも強風を吹かせ、トウモロコシ畑をなぎ倒してしまい・・いや数日後とうもろこしは立ち上がっていました。完全に折れておらず、斜め程度なら復活するみたいです。子供の送迎途中で見た景色に背筋がただされました。

 <もろこしアンテナ>

ある日食堂に入った際、将太の寿司という漫画をぱらぱら見ていたら私の「とうもろこしアンテナ」が反応しました。主人公の父親が息子へトウモロコシを差し入れに送ろうとする場面で、トウモロコシをたてて入れていたのです。こうすると畑になっていた方向と同じなので、新鮮さが保てるようです。ここ富士五湖地域でも、「採れたて信仰」はあります。取りに行く際は、お湯を沸かしてから出かけるなどなど。

 

ここまでご紹介した「とうもろこしの食べ方」「つくられ方」「その強さ」など、私は鳴沢村に移住しなければきっと今も知らなかったです。いや体験しなかったと思います。野菜との距離が縮まってきたおかげで、小さいながらも畑を借りて野菜を作るようになりました。

 <ポップコーンも畑から>

最後に「ハゼとうもろこし」を紹介します。子供が去年保育園から「ポップコーンのトウモロコシ」をもらってきました。しっかり乾燥させてから、そぎ落として粒だけにして、油ではじけさせてポップコーンを作ることができます。映画館などでぱくぱくやる、定番「塩コショウ」をはじめ、「キャラメル」「バターメイプル」などの味付けでかなり楽しめました。

そして今年、ネットで入手した「ジェリーコーンの種」を夏前に播きました。このジェリーコーン、早く収穫すると色は真っ白。皮をむいてつるしておくと色が変わっていきます。でもこれは早くとりすぎたみたいで、昨日収穫したものはこのように皮の中で変身していました。あとはしっかり「乾燥、熟成」させて料理するつもりです。

まだまだこれからも、粉にしたり、発酵させたり、むいた皮をつかって何か作ったり、食べ終わった芯を薪の代わりになるか研究したり・・これからも「とうもろこし」にはまだまだお世話になっていくのだと思います。

富士五湖の中古別荘はこちら

■物件の売却はこちらから→ https://resort-estate.com/baikyaku

内覧のお申し込みは
0120-404-432
(フリーアクセス、携帯・PHSからも通話可能です)

営業時間
月~金曜日 9:00~19:00
土曜日、日曜日、祝日 10:00~18:00

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

ランキング

  1. 1

    【館山】ドラマのロケ地巡り、ビーチボーイズ

  2. 2

    自然を満喫できる北杜市小淵沢町にある「ホンカ」のログハウス物件をご紹介

  3. 3

    丸太ハンドカットログハウスでの穏やかな生活を群馬県嬬恋村で実現!

  4. 4

    日本すずらん群生地(東日本随一)とずっしりおいしい!おばちゃんの太巻寿司、そしてラベンダーの新名所へ

  5. 5

    古民家専門のデザイナーにより修繕された築100年の曲り家で、日本の農家の伝統的な建築を堪能しよう!

  6. 6

    十里木南富士別荘地のログハウスで自然と調和した暮らしを!

  7. 7

    【茂原市】千葉の田舎の あられちゃん家と ニューラッキー食堂

  8. 8

    静岡・地元散策・月に1度不動尊の縁日に開催の朝市!賑わっていました。

  9. 9

    「田舎暮らし」といったらやっぱり古民家でしょう♬【松本市】

  10. 10

    愛知、長野、静岡の三県の県境にまたがる「三遠南信」地域の物件探し

最近の記事

  1. 裾野市「十里木南富士」の自然豊かで立派な物件で至福の暮らしを。

  2. 丸太ハンドカットログハウスでの穏やかな生活を群馬県嬬恋村で実現!

  3. 自然を満喫できる北杜市小淵沢町にある「ホンカ」のログハウス物件をご紹介

  4. 十里木南富士別荘地のログハウスで自然と調和した暮らしを!

  5. 北杜市「セラヴィリゾート泉郷」にある日当たり良好なミニマリストのための理想の別荘をご紹介

最近の記事 おすすめ記事 特集記事
  1. 裾野市「十里木南富士」の自然豊かで立派な物件で至福の暮らしを。

  2. 丸太ハンドカットログハウスでの穏やかな生活を群馬県嬬恋村で実現!

  3. 自然を満喫できる北杜市小淵沢町にある「ホンカ」のログハウス物件をご紹介

  1. 古民家専門のデザイナーにより修繕された築100年の曲り家で、日本の農家の伝統的な建築を堪能しよう!

  2. 上田の銘菓 復活!「くるみそば」

  3. 「美しの国別荘地」DIY向き・1LDK+ロフトのログハウス・標高1300mの別天地

  1. 芸能人が驚く!贅沢な時間を演出する豪邸 – 長生郡一宮町のゴルフ物件

  2. 古民家専門のデザイナーにより修繕された築100年の曲り家で、日本の農家の伝統的な建築を堪能しよう!

  3. カエンタケの味は?食べたら死?危険な毒キノコ?死亡例も!!真偽をまとめてみました

アーカイブ
TOP