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こんにちは。

安曇野エリア現地スタッフの高力です。

季節は二十四節気の雨水を過ぎて、日差しに春を感じるようになってきましたが皆様いかがお過ごしですか?

こちらでは最近になってコロナウイルスの罹患者が松本圏内にも発症したというニュースがあり、様々なイベントや、集会などが中止や延期になっていますが、皆様もご心配のことと存じます。

なんとかこの時期をのりきって、暖かい春を迎えたいものですね。

 

今日は先日、安曇野らしい独創的なお店に出会いましたので皆様に是非ご紹介したいとおもいます。

お店の名前は

“ギャラリーシュタイネ”

さんです。

 

安曇野学者村別荘地に隣接するように森の中に佇んでいます。シュタイネという言葉はドイツ語で「石」です。この土地は掘るとゴロゴロと大きな石が出てくるらしく、建設時にこの土地から出てきたという石たちが建物やお庭の中のあちらこちらにに施されています。

 

この時はちょうど企画展「時を繋ぐ」が開催中でした。

五人の作家さんたちが「時を繋ぐ」というテーマでそれぞれの想い想いの作品が展示されていました。

 

 

 

 

ドイツのチューリンガーヴァルト南部の森の奥深くにあり、ガラスの伝統がある村、ラウシャでガラスペンの技術を学ばれた作家さんの万年筆。ペン先にインクをつけて描くのですが、不思議なほどに長くインキが途切れません。

ペン先の繊細な螺旋の溝にインクが保たれて、サラサラと書き続けられます。ガラスのお色もなんとも味わい深い透明感。これは一生ものですね。

現在はWerkstatt tetohi(ヴェルクシュタットてとひ)として軽井沢で制作、ご活躍なさっているそうです。

欲しい!と思われた方はぜひチェックしてみてください。

 

MichaelHaberland(ミヒャエル・ハーバーランド)

上記の作家さんが学ばれたラウシャという村は世界的に有名なガラス製クリスマスオーナメント発祥の地で、

160年以上にわたり、何世代にもわたり吹きガラスの工芸品を受け継がれているそうです。

手に持ってみると、とても薄くて、軽ーいガラスが様々な形に形作られ、カラフルに彩られ、命が吹き込まれたよう。

何世代にも受け継いで伝統の技術を継承するというのは、並大抵のことではありません。

一度途絶えてしまったらその技術を復活するということは、不可能に近いです。なぜならそこには、言葉だけでは伝えきれない勘と、身体で覚える感覚があるからだと思います。

ラウシャのガラスオーナメントをどこかで見かけたらぜひ手にとって、その繊細な世界を感じてみてください。

上記のヴェルクシュタットてとひさんでも

お取り扱いのようです。

 

ラウシャの村はドイツ中部の森の中だそうです。一度クリスマス前の時期に訪れてみたいですね。

 

写真下の方で灯りを灯しているランプシェードは自ら紡いだ羊毛で作られたそう。羊の時と、作家さんの制作の時が合わさってこの光がギャラリーに柔らかい光を放っていました。

シュタイネさんでは、光や、時の流れや、空間が語りかけてくる感覚がして、外とは別の時間が流れているよう。

 

こちらの作家さんは森や林に自生する枝から手でスプーンを削り出すことで、木や森や山の時間を、スプーンを手に取る人へと届けてくれているようです。自然の枝そのままに曲がった形や感触が一杯の飲み物を違ったものに変えてくれそうです。

 

トナカイみたいな椅子。こんな椅子がお家に一つあるだけで、時間の流れが変わりそうです。

右側の作品は東欧の大学で版画を学んでらっしゃる作家さんのもの。銅版画でうつろう時や感情を表現なさっています。見ていると心が落ち着きます。

 

こちらは常設展の陶器達。

 

この石の壁やタイルや、部屋の配置なども全てオーナーさんがデザイナーさんと共に手掛けたもの。

大工さんに自ら研修して技術を身につけられたそうです。

 

こちらはご夫婦で陶器を制作されている“living stone”さんの作品。一つ一つが物語を語りかけてくるよう。

やはり人間には食べ物と同じくらいアートが必要な気がします。

 

 

 

 

こちらはリトアニア生まれで、ワルシャワに移住してポーランドの代表的な作家となったスタシス・エイドリゲビチュスの原画。他ではなかなか見られない貴重な作品がここにさりげなくありました。

 

この部屋では、作家さんの陶器を選んで、企画展に合わせてブレンドされたコーヒーを作品と、窓から見えるお庭と、ギャラリーの空間の中で味わうことができます。

窓からの眺めが一枚の絵画のよう。

透き通るガラスの色と奥に見える樹々の色合い、床や壁の落ち着いた色、優しい灯り、とコーヒーの香り。全身で味わうアートとでも言いましょうか。

オーナーさんご自身がが総合アーティストです。

 

学者村別荘地は元々、文化人が好んで住み着いたところで、ギャラリーシュタイネさんはこの文化的な森の中にとてもしっくりときて、無くてはならないような存在感を醸し出しています。

土地の持つエネルギーや、独自性をこれだけ上手にギャラリーとして表現なさっている才能と、センスに私はとても感銘を受けました。

ご興味を持たれた方は是非訪れてみて下さい。

ギャラリーシュタイネさんでは、年間を通じて企画展を開催していらっしゃいます。

3月14日(土)からは器のグループ展「春咲 harusaki 」が計画され現在は準備中です。

行かれる前には、下記のホームページをチェックして下さいね。

https://steineblog.exblog.jp/

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

くれぐれもお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

***********information***********

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高力のりこ

高力のりこ

松本、安曇野地域の現地スタッフです。 日々の暮らし、出逢いを丁寧に。 出逢いを繋ぐお手伝いができれば幸せです。

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