信州・安曇野。北アルプスを望む美しい田園風景に囲まれたこの地に、人気パティスリー「ニューモラス」が松本市から移転オープンしました。
「こんなお店が近くにあったら……」そんな声が自然とこぼれる、古民家を活かした佇まいと、旬の素材にこだわったスイーツたち。毎日のちょっとした幸せや、ほっとできる時間は、移住した先でも大切にしたいことですよね。
今回は、人気パティスリー「ニューモラス」を紹介します。
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人気パティスリー「NUMOROUS(ニューモラス)」

ニューモラス外観
2025年2月、松本市から安曇野市豊科に移転オープンした「ニューモラス」。
古材を使った趣ある建物は、安曇野の穏やかな風景にすっと溶け込み、まるで昔からそこにあったかのような佇まいです。
店内には、オーナーパティシエ・大塚泰裕さんが手がけるケーキや焼き菓子がずらり。
信州産のフルーツや和素材を取り入れたスイーツは、どれも見た目の美しさと味わいのバランスが絶妙で、地元でも人気のお店です。

ニューモラス入り口
「ニューモラス」は、2017年3月25日に長野県松本市にオープン。元々横浜から移住されてきたご夫婦で、お二人ともパティシエとして働かれていたそうです。
2025年春にはカフェスペースもオープンし、庭を眺めながらスイーツとコーヒーを楽しめる癒しの空間もできました。
古材のぬくもりと洗練が共存する「NUMOROUS(ニューモラス)」の店内

ニューモラスの店内
地元の素材にこだわったケーキや焼き菓子だけでなく、その世界観を丸ごと味わえるのが「ニューモラス」の魅力。
扉を開けた瞬間、どこか懐かしい木のぬくもりが感じられる店内が広がります。
正面に置かれたショーケースの中にあるのは、洗練されたスイーツたち。一つひとつがまるで作品のようで、見ているだけで気持ちがときめきます。

ニューモラスのカフェ
窓際の席に座ると、視線の先にはのどかな風景が。
ゴールデンウィーク明けには田んぼに水が入り、周囲は一面、みずみずしい緑に包まれる安曇野。
この季節はぜひとも一度訪れてほしい季節です。
贈ってもうれしい、もらってもうれしい「NUMOROUS(ニューモラス)」の焼き菓子たち

ニューモラスの焼き菓子
ひとつひとつが工房で丁寧に焼き上げられ、見た目のかわいらしい「ニューモラス」の焼き菓子たち。
詰め合わせなども用意されているので、贈り物やプレゼントにもおすすめです。
こんなおいしそうな焼き菓子もらったら、それだけでHappyな気分になれそう。

クッキーなど
中段は、筒に入ったクッキーなどが並んでいます。食感も楽しめるクロッカンやほろっと口の中で解れるブールドネージュなど、どれも味わってみたいものばかりです。
クッキーセットで包んでもらえば、手軽な手土産にもなりますね。

信州ステアサンド
信州ステアサンドは、ニューモラスさんが開発した、オリジナルの焼き菓子です。帰省するときのお土産にもよさそう。
りんごとチョコ、抹茶の3種類がありました。

ケークやガレットブルトンヌも
下の段には、ずらりと並んだケークやブラウニー、そしてザクっとした食感が楽しいガレットブルトンヌなど、焼き菓子好きにはたまらないラインナップが続きます。

サングリア
サングリアのオリジナルボトルもありました。お酒好きな友達と楽しめそうです。
“今日を少し特別に”してくれる「NUMOROUS(ニューモラス)」のケーキたち

ニューモラスのケーキ
旬のフルーツを贅沢に使い、季節感を取り入れたケーキたちは、訪れるたびに「今日はどれにしよう」と心を踊らせてくれます。
前回訪れたあと、気になってSNSや公式サイトでケーキの写真を見ていたら、次はこれも食べたい、あれも気になる…と、いつの間にか“次の楽しみ”ができていました。

フレジエやモンブラン
旬の苺を使った華やかな「フレジエ」や、洋酒の香りがふんわりと広がる大人の「モンブラン」。
ひとつひとつに個性があり、その日の気分や季節に合わせて選ぶ楽しさがあります。

黒玉とショートケーキ
濃厚なコーヒーガナッシュに、砕いたチョコレートの食感がアクセント。
しっとりした口あたりの中に、ほろ苦さとカリッとした食感が重なって、これはもう…気になる!の連続です。
ショートケーキには、長野県産の小麦と、安曇野で採れた新鮮な苺を使用。
地元の素材で丁寧に仕立てられた味わいは、どこかやさしくて、でもしっかりと記憶に残りそう。
まだまだほかにもたくさんの種類のケーキがあるので、気になる方は足を運んでみてくださいね。
魅力あふれるパフェも!「NUMOROUS(ニューモラス)」のカフェメニュー

ニューモラスカフェスペース
今回は、ゆっくりと外を眺めながら座れるカウンター席へ。小さな本を持って、スイーツとコーヒーをおともに、ひとり時間を楽しみます。

ニューモラスカフェメニュー
カフェメニューは、スイーツの味を引き立てるように、あえてシンプルな構成。
メニューの隣には、SNSで見かけてずっと気になっていたパフェの写真が。
季節ごとに内容が変わるこのパフェは、色とりどりの果物や素材が美しく重なり、まるで芸術作品のよう。
「次はこれを頼もう」と、心の中でそっとメモをつけておきました。

ニューモラスのパフェ
ページをめくると、そこには「サンライズ」や「ピンクバイソン」といった、思わず二度見してしまうようなユニークな名前のパフェも。
「サンライズ」は、柑橘を使った爽やかなパフェ。「ピンクバイソン」は…有名なお酒を使った春らしい苺のパフェ。想像がふくらむ名前の裏側にあるストーリーや素材にも、ますます興味がわいてきます。

ニューモラスカフェメニュー
最後のページには、ケーキの名前も載っています。
ショーケースで「これ!」と心に決めても……注文するそのギリギリまで、やっぱり迷ってしまうかもしれないので、名前を書いてくださっているのは助かりますね。
窓の向こうに広がる田園風景と、甘い癒しの時間「NUMOROUS(ニューモラス)」のカフェ

黒玉とコーヒー
今回注文したのは、「黒玉」とコーヒーのセットです。
ショーケースを見て、トンカ豆を使ったチョコレートムースに惹かれて、迷わず選びました。

黒玉
口に入れると、周りに散りばめられたザクザクとした食感と、その内側から広がるなめらかなクリームの対比がとても印象的。ひとくちの中に、食感・香り・コク──いくつもの“おいしい驚き”が重なって、思わず目を閉じたくなるような満足感があります。
通いたくなる!「NUMOROUS(ニューモラス)」

ニューモラス外観
「ニューモラス」は、ただおいしいケーキがあるだけじゃなくて、
今日はどれにしようかな、誰と来ようかなって、そんな時間も楽しめるお店でした。
移住してからも、こんなふうに気軽に立ち寄れて、気持ちがふっと軽くなる場所があるってうれしいですよね。
これからもきっと、何度でも行きたくなる。それが「ニューモラス」です。
ぜひ家族や友人と、一人でも。安曇野に来たら訪れてみてください。
基本情報
店名:NUMOROUS(ニューモラス)
住所:長野県安曇野市豊科137-3
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月・火 ※製造が間に合わないため2025年春は水曜もお休み中
駐車場あり
公式Instagram|公式サイト
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