群馬県、現地スタッフの日本マウントです。
軽井沢エリアの魅力を現地からお伝えします
■ 8月11日は「山の日」
それにちなんで、先日行ってきた
軽井沢にアトリエを構え浅間山の風景を愛し描いた画家、
田崎廣助の美術館を紹介いたしましょう。
文化勲章受章の田崎廣助の絵画を収蔵展示する美術館、
設計は原広司、この建物で日本建築学会賞を受賞しています。
上右の写真、アトリエでの画家、制作風景
そのアトリエを再現し、パレットやイーゼルが置かれたコーナー
■ 軽井沢は「第二の故郷」
田崎廣助は福岡県八女市の出身、その故郷を紹介する展示パネル。
現在の八女市立花町北山の飛形山や矢部川の自然が原風景となり
感性を育んだといわれています。
こちらは、故郷に近い阿蘇を描いた作品。山岳画家と呼ばれる田崎、
実際に山に登り、周辺を散策し、様々な場所から構図を模索し
作品をつくりあげたそうです。
故郷の自然や阿蘇山が原風景となっている田崎廣助、
画家が描いた山といえばセザンヌが描いたヴィクトワール山が有名ですが、
わが郷土群馬の近代画家たちも赤城山や榛名山をよく描いていて
特別な想いが込められていることが多いと聞きます。
田崎廣助は1955年軽井沢三笠にアトリエを構え、浅間山や
八ヶ岳の風景を描いたそうです。
1970年頃の作品「浅間山」
■ 画家を魅了した日本の山
今シーズンのテーマは「廣助を魅了した日本の山」
上信越国立公園指定70周年を記念しての企画だそうです。
来場記念にいただいた資料、上信越国立公園のパンフレット、
作品の絵葉書、写真に写していないのですが、建物の写真絵葉書も数枚、
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いちばん下の素描は1932~1934年頃、画家の留学時代
のものだそうです。
描いた山々は、妙高、蓼科、浅間、八ヶ岳、そして富士、
出身地の九州の山々も多いですね。
■ 自然に和合する「親自然的な建築」
原広司設計の美術館は、1986年に日本建築学会賞を受賞しています。
施工は北野建設株式会社、冬期オリンピック選手が所属していたことを
記憶されているかたも多いのでは?
さて、建物。一見、何学的な形態で構成された空間のように見えますが、
自然彩光を生かした空間づくりの工夫が随所に観られます。
中央の展示スペースは、聖堂建築のような印象、
中央奥の壁面に自然に視線が導かれていきます。
中庭を囲むギャラリースペースは開放的なガラス張り、
中央の樹木は、パンフレットに「こぶし」とあります、
春の訪れでは、美しく凛とした姿の花を咲かせるのでしょう。
建物のシルエットは周囲の樹木とともに心地よいリズム感、
軽井沢の自然と一体化し、信州の山々の稜線を連想させます。
見出しに引用したパンフレットの
「和合」や「親自然的」という言葉が、具体的なカタチになっていると感じました。
■ 上信越国立公園の魅力再発見
吹抜けのロフト空間には、
上信越国立公園の山岳風景、写真展示のコーナー
嬬恋や長野原はもちろんですが、草津町や中之条町にも
まだまだ自分の知らない魅力的な場所がたくさんあると、
再発見、、そして実際に訪ねてみたいと思ったのでした。
嬬恋村 牛池の水面に映る逆さ紅葉
中之条町 芳ケ原湿原のワタスゲ シマブルーの奥四万湖
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