こんにちは、静岡岩本です。前回のブログでは伊豆半島が「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されたこと、そもそもジオパークとはなんぞや?などに始まり、念願のジオサイトの1つである「大室山」や「小室山」でのジオサイト見学のことを書かせていただきました。前回のブログは下記をクリックしていただければ見ることができますのでよろしかったらご覧下さい。
「伊豆半島ジオパーク」ジオサイトめぐり②小室山には恐竜がいっぱい!?
伊豆半島が「ユネスコ世界ジオパーク」に認定!ジオサイトめぐり①大室山へ
さて、今回は伊豆ジオパークの原点・伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で詳しく知りたいと思い、行ってみました。
「ジオリア」は修善寺にあります。
まず、伊豆修善寺駅から行ってみましょう。
新しい駅はウッディで天井も高く、広々しています。SL風の置物やセブンイレブンもあります。
修善寺駅からは車で5分ほどで「ジオリア」に到着です。
こちらは修善寺総合会館で大ホールや研修施設などがありますがここの地下に「ジオリア」があります。
この階段を降ります。
「ジオリア」は無料です!
玄関を入ったところ。右側に小さなショップコーナーらしきものがあります。
全体の展示内容はこんな感じです。
入口を入ると「シアター」があります。
上映中の写真は禁止なので少し遠目で・・・
約7分で伊豆半島ができるまでを説明しながら上映します。短時間ですがわかりやすかったです。
「南から来た火山の贈り物」の意味が分かってきます。
展示コーナーでは子供にもわかりやすく説明しています。
静岡県の伊豆半島は今では日本列島の一部ですが、大昔(約2000万年前)は、なんと硫黄島付近に浮かぶ火山島でした。伊豆半島が乗っているフィリピン海プレートは気の遠くなるような長い年月かけ、プレートの上の火山や海底火山と共に北に移動し、日本列島に衝突して、陸地同志が海を埋め、約60万年前現在のような伊豆半島の原型ができました。その後、半島のあちこちで噴火が起き、天城山や達磨山などの火山をつくりました。
伊豆半島が本州に衝突する様子。
伊豆半島が本州に潜り込んで衝突するときに足柄山などの山地が下から押し上げられてできました。なるほどですね!
拡大します。60万年前に完全に本州と伊豆が合体し、丹沢地層、足柄山地が出来たのがわかります。
大室山の地層断面の様子。
中央展示コーナーでは、プロジェクションマッピング。
中央のプロジェクションマッピングでは立体模型の上に地質の説明や温泉分布などを映し出しています。大きく写真に映せないのが残念です。
スタッフがドローンで撮影した伊豆半島の見どころを上映しています。ドローンでしか空撮できないようなアングルで迫力があり、今までに見たことのない視点での景色は見どころがありました。
他にも「伊豆の生き物コーナー」伊豆半島に生息する生き物の写真展示、「顕微鏡コーナー」「水理模型コーナー」では川の流れで地形が変化する様子を見る実験設備もありましたが時間が決められており、今回は見れませんでした。
ショップコーナーの目玉商品「食べる溶岩・ジオロック」
外に出ると、ショップコーナーがあり、ジオパークに関する本、地図、土産、シャツ、タオルなど販売されていました。
オススメの土産の砂糖菓子「食べる溶岩・ジオロック」1個350円のお手頃価格です。
購入して家で箱を空けてみました。溶岩にそっくりな形、色は活性炭を使用しているようです。砂糖菓子ですので外はガリッと硬いですが口に入れるとだんだん解ける感じです。
外に出ると修善寺温泉まんじゅうの店がありましたので寄ってみました。紅谷さんといいます。
購入した温泉まんじゅう、お茶の鹿の子、黒米大福など。美味しかったですよ。
「ジオリア」を後に帰途に着きました。
紹介しきれない多くのジオサイトがあり、三島から下田、ぐるっと回って西伊豆、いろいろな発見があって楽しいですよ。
皆さんも行きたくなりませんか?ジオサイトにはガイドさん付の企画ツアー、モデルコースなどもありますので
「伊豆半島ジオガイド協会」のホームページを除いてみてください。
ガイドさんの詳しい説明付きはおすすめです。
私も近く、西伊豆(堂ヶ島)に行く予定です。また、ご報告します。お楽しみに!
ジオリアで頂いたパンフレットの一部です。
私も一つ一つジオサイトを制覇していきたいと思っています。
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日本マウントでは、このジオサイトのある、伊豆半島に多くの別荘や住宅物件をご案内しています。
別荘を拠点にジオサイトめぐりもいいですね。
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