こんにちは、静岡担当岩本です。前回ブログの続きです。川根本町の「夢の吊橋」を渡り、また恐怖のくねくね道を20分走りぬけ、南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)「奥泉駅」に到着です。これから「日本の不思議な駅ベスト3」で、第1位に選ばれたことのある「奥大井湖上駅」に向かいます。
「 奥大井湖上駅」は、 長島ダムによって誕生した接岨湖(せっそこ)中間付近の突き出た山にあり、湖に浮かぶ島にあるように見える駅で、「中部の駅100選」にも選ばれています。広告や雑誌などでこの不思議な光景を見たことがある人もいると思います。
ダム湖に架かる鉄橋は、「レインボーブリッジ」という名前です。鉄橋脇には歩道があり、湖上を歩くことができます。(命名は東京「首都高速道路」よりも先だそうです)
駅舎で切符を購入しようとしましたが駅員さんの勧めで、湖上駅より先の関の沢鉄橋の紅葉が見頃との事で「かんぞう駅」まで切符を購入しました。
購入したレトロな紙切符・かんぞう駅まで
これから行くコース〈おくいずみ〉~〈かんぞう〉
湖上駅で降りる、ツアーのお客さんや海外の観光客が大勢いました。赤い列車が到着です。ドアは手動開閉です。
千頭発のこの列車は、昔大井川水系のダム建設のために造られたものですが、現在では奥大井の観光列車として運行しています。途中、日本一急こう配な区間があるため、この坂を上るために列車を押す、アプト式機関車を連結します。日本ではここだけの貴重な列車です。元々は資材運搬用のトロッコでや間合いを通り抜けることやトンネルも小さいので車両も小さく通路も狭く細いです。
出発!ガタゴト感があります。
すぐに鉄橋が見えてきました。赤の鉄橋が森の緑に映えますね。これから渡る鉄橋です。南アルプスが見えます。
そうこうしているうちにアプト式機関車≪車輪とは別に歯車の付いた機関車≫を接続する駅「アプトいちしろ駅」に到着。次の「長島ダム駅」までの一区間が日本一急こう配(1000分の90)な為、ここで連結作業をするのです。
乗客は一旦降りて見学も自由です。時間も短いので急いで列車の最高尾に行きます。駅員さんが慣れた様子で作業をしていました、数分で完了です。
接続完了!アプト式機関車は一回り大きく力持ち!
アプト式区間はラックレールという特殊なレール上を走ることで、急勾配の上り下りをサポートするようになっています。レールの部分です。
出発です。一駅間、違和感はなく「長島ダム駅」に到着。またここで切り離し作業になります。待っている間に今通ってきた線路を見ると勾配がわかります。(写真ではわかりにくいですが肉眼でははっきりわかりましたよ。すごい技術ですね。)
長島ダムの風景。このダムの上の大きな湖がこれから行く「奥大井湖上駅」のある方向になります。
一旦「奥大井湖上駅」でツアーのお客さんが多数降り、これまた、日本一高い鉄橋「関の沢鉄橋」に差し掛かります。高さは71m。運転手さんもスピードを緩めてくれます。ここまでくると標高も高くなるので紅葉もすばらしいです。この写真を撮っている時は鉄橋の上なのですが鉄橋を渡っている感じは残念ながら写真に写すことができません。
そして「かんぞう駅」に到着。一旦降りて下りに乗り換えです。そのまま折り返しで今度は「奥大井湖上駅」で降ります。
線路には上り、下りが並んでいます。
こちらに乗り換えです。
いよいよ「奥大井湖上駅」に到着です。どこに行ってもありがちな?カップル向けのベンチや「風の忘れ物」というベルがあります。ホーム待合所には訪れた人が書き残す雑記帳「駅ノート」があります
ここの湖は長島ダムのダム湖〈接阻湖ともいいます〉で入り組んだ地形を利用して鉄橋が架けられています。下りは降りる人がまばらです。降りた列車を見送ります。
駅の看板
上を見上げるとログハウスが建っています。何かカフェかな?と思いつつ行ってみるとトイレと休憩所になっています。外にも仮設トイレがありますが中にもきれいなトイレがありますので安心を。きれいで、静かな無人の休憩所。何もありませんが木の香りと景色に癒されますね。読書好きの方などずっと居たくなるのではないでしょうか。というのもこの駅までは、列車に乗らなくても、車で外部駐車場に車を停め線路横の歩道を歩いてこれますので。
訪れた人が書き残す雑記帳「駅ノート」がありました。
このログハウスのデッキから見える対岸の上の方が撮影スポットです。降りて行ってみます。ここにも台風の影響が・・・湖の色が濁っています。残念!!
さて線路に出てみます。横には向こう岸まで歩道があります。その先は山のような感じです。
よく見ると歩道の先に階段が見えます。
歩道が終わり階段を上がります。対岸の撮影スポットまで徒歩で15分程との事。撮影スポットまでは、車で来れますので足の悪い方などはそちらがオススメです。
急な階段があります。
その先はそれほどきつくない感じで、東屋があり、そこでは写生をされている方々が8人ほど。良い趣味ですね。
線路の上を見下ろせるポイントに到着。まっすぐに伸びた線路が上から見ても圧巻ですね。歩道を渡っている人も見えます。
そこから尾根を歩き階段を上り、
撮影スポットに到着。不思議な光景に見えますね。水が濁っていなければエメラルド色の湖面が楽しめるのですが・・・
歩道を歩く人たちが見えます。写真マニアの方たちは列車の来る時間まで待っているそうです。
「奥大井湖上駅」見学は終わりました。帰りは、「奥泉駅」までバスで戻りました。
「夢の吊橋」の湖面はとてもきれいなターコイズブルーだっただけに、次回はこちらへも湖面が深い青やエメラルド色の時に来てみたいですね。列車で行くのが王道ですが、駅の駐車場に車を停め、歩いて渡ってみようかと思いました。
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