皆様、こんにちは、八ヶ岳エリア担当山田です。
晩秋の頃、如何お過ごしですか、私の住む清里も
朝晩寒くなり、そろそろ車のタイヤ交換の段取りと
庭の片付け（睡蓮や、水棲生物の避難やミニ菜園の積雪対策）
店は店で落葉の掃き取り、除雪道具の点検と冬支度が佳境に
入ってきました。
灯油の調達（自宅で200リットル・店で400リットル）これでも
一月中旬にはもう一度調達せねばなりませんが、、、、
長い冬を前に色々と用事片付けねばなりません。都市部では
余り馴染みが無いと思いますが凍結防止剤や融雪剤、氷解液、
車の除雪ブラシや除雪スコップなど。備えておかねばなりません。
デッキ下の薪は奥に三層積み、これでも3月には薪が不足していた。
以前はそれに加えて、薪ストーブのために大量の薪を春先からこの
晩秋にかけて準備していました。移住生活に入ったころ、近所に
色々と教えてくれる地元の造園家がいて、同じ年ごろの子供がおり
何かとお世話になっている師匠の様な人がいて、仕事柄伐採した
樹木をわけてくれたり、ユンボ―（ショベルカー）の操作や、
チェーンソウのメンテナンスの仕方など本当に多くの事を
教えて頂きました。住んでいた大泉町では知らぬ人のいない名物男で
同県の出身という事もあり親切にして頂いた田舎暮らしの恩人です。
田舎に移住するという事は、生活スタイルが全く変わるという事で、
色々と日常ままならない事も多いのですが、大体移住をうまく軌道に
のせた方々は、親切な隣人に恵まれたり、欲得なく親切に教えてくれる
地元の方との出会いが大きいと思います。 何時も感謝を伝えるたびに、
「山田君も戸惑う人が来たら助けてやんな」と云われ続けて今の私たち
家族があります。ヘボ取りの達人で（ヘボとは黒スズメバチのこと）
地中に巣を作るのですが、その幼虫を煎って食べるらしいのですが、
お酒に合うらしく何時もヘボの巣を見たら教えてくれと云われていました。
スズメバチと云っても非常におとなしく、 キイロやオオスズメバチと違って、 縄張り意識から攻撃してくることも無く、 刺されるとしたら、巣を荒らしたり、干していた 洗濯物に紛れて触ってしまった時くらいです。
私は山歩きするので良く見かけるのですが、どうしても可哀そうで、
とうとう一度も教えられなかったのです（笑）ごめんなさい。
秋と云うとどうしても多くの山の恵みを思い、このヘボ好きの師匠を
思い出します、久しぶりにお酒でも持って寄ってみようかと思います。
八ヶ岳高原ラインを原村方面に向かって走る。 残念ながら紅葉はピークを過ぎて、少し寂しい状態 （2019年11月22日撮影）
さて今回は物件調査があり物件自体の紹介は改めて致しますが
その物件の所在でもある八ヶ岳の西域をご紹介したいと思います。
以前は足繁く通ったのですが、久しぶりだったのでこのブログにて
ご紹介致します是非お付き合いください。
八ヶ岳西麓は、北杜市小淵沢と信濃境の間を県境とし、八ヶ岳西側を
長野県下諏訪郡富士見町、同原村、そして長野県茅野市と並んでいます。
手描きの地図で失礼致します。
今回ご紹介するエリアはこの赤いエリア「原村」です。
原村の概要
原村はご覧の様に八ヶ岳山麓の西域に展開し標高約900ｍから1300ｍに所在するエリアです。
当村は明治8年に筑摩県内のいくつかの村と合併により原村となり翌年長野県に所属。
明治22年の町村制施行により隣村が合併して茅野市、富士見町と変わっていく中、
原村だけは単独で自治体として存続し現在に至ります。人口は7690人程度。
村の基盤産業はやはり高原野菜を主とする農業で、セロリ・アネモネの生産高は
日本一だそうです。他にもカーネイションやシクラメンの栽培も盛んで、
カーネーションは全国生産高の7割を占めるそうです！
典型的な原村高原の景色、空が広く開放的で 北杜市清里にも似た牧草地帯が広がる。
原村は毎年約50名程度移住者が増加しているそうで、移住先としても人気で
生活面においては交通に関しては鉄道が無いのですが、原村役場中心に
バス網が発達しており、村の中心部に保育園、小学校、中学校、診療所、
Aコープが集約されており便利。
北杜市の住民もお世話になってる総合病院病院、組合立富士見高原病院や
茅野市の諏訪中央病院も車で10分15分の距離と安心です。ショッピングは、
やはり茅野市に出る様ですが、車で15分から20分程度と不便はありません。
東西に長く展開する地形で、東側に八ヶ岳（阿弥陀岳）から日が昇り南アルプス
方面に日は沈みます。
原村自然文化園
原村でおすすめのスポットと云えば、先ず思い浮かぶのは原村自然文化園
以前ご紹介しました、「星空の映画祭」夏だけに出現する屋外映画館を始め
八ヶ岳クラフト市（夏・秋）二回開催開催されるとても充実したフェアです。
4月末から10月末までの期間、八ヶ岳マルシェが頻繫に開催され
朝市の様な賑わいを見せます。詳しくはこちらのHPをご覧ください。
イベントだけでなく施設自体もとても充実しています。
ストライダーのみならず、変わり種の自転車も貸出しており 親子でも楽しめる。
ストライダーコース
屋外活動管理事務所、パターゴルフ、ドックラン、ストライダー レンタルはここで。
例えば、ストライダーエンジョイパークは、小さな子供達が安心して
ストライダーで遊べる全長170ｍのコースで全面芝生張りで転んでも
痛くない、もちろんヘルメット、プロテクターもレンタルしています。
セット料金で1時間1000円（ストライダーレンタルセット込み）
ストライダー持ち込みの場合は、1時間300円となります。
（ヘルメット・プロテクターをお忘れなく）我が子も自転車の練習に
入るまで、先ずストライダーでバランス感覚を養ってから自転車の
練習をしましたが、ほぼ2時間位で自転車を乗り回していました。
初対面でも直ぐに打ち解けて飼い主も愛犬たちも、 原村ライフスタイル
ドックラン
文化園のドックランは約5000ｍ2の広さがあり、芝生張で色々な
障害物？も設置されています。夏はシャワーも使える設備もあり
冬には雪原を思いっきり走らせられます。会員になると色々と
割引や特典があります。別荘滞在の方も良く利用に見えるそうです。
プラネタリウム
ここ八ヶ岳では、原村の反対側南牧村野辺山に東大宇宙電波観測所が
ある程、空への障害が少なく、この原村でも星空観察会や、星まつりが
開催されるくらい、夜空の天体観測には抜群の環境が整っていますが、
文化園内では、ドーム径13ｍの光学投影機及びデジタル投影が可能な
設備があり、季節ごとに色々なプログラムを上映しています。
鉱石や化石に野鳥図鑑、果ては宇宙食まで！ 興味津々の施設内のショップがおすすめ
展示エリア
原村のみならず長野県の蝶の標本や昆虫の標本やNASAで実際に
アポロ飛行士が訓練に使用した帰還用ポットの実物もあります。
その他特色ある展示と企画展もあるので是非文化園のHPで
チェックしてみてください。
個人的には、この文化園の資料室にあるセレクトショップと
八ヶ岳産の食材を使った料理を提供している、Kデリ＆カフェ
公園内の湿生花園と野草園がとても好きです、名前の分からない
山野草を調べたりするのにも利用しています。
晩秋の原村、金曜日の文化園はこんな感じ独占駐車禁止です。
ジョギングには云う事なしの環境！ 今日スーツなので走れないのが残念。
平日はとってもゆったりと過ごせ、園内のまるちや湖を周回し
起伏もなだらかな園内の小径をジョギングをして、
芝生でのんびりと読書するのが、「原村リゾートスタイル」といっても
良いのではないでしょうか、日が傾いてきたらKデリ＆カフェで早めの夕食、
文化園内にあるカフェ「Kデリ＆カフェ」 原村女子に絶大な人気。
原村自慢の温泉、文化園からも近い「もみの湯」で露天風呂に浸かり、
家に帰って早めに就寝が私にとってベストな休日の過ごし方です。
原村のおすすめスポットのご紹介はまだまだ続きます。次回は食材編をお届けします。
長々とお付き合いありがとうございました。
そんな私が八ヶ岳山麓生活の日々を
インスタグラムで紹介しています。ご興味がございましたら、
チェックしてみてください。
www.instagram.com/yatsugatake_foot になります。
よろしくお願いいたします。
それではご案内でお待ちしております。
本日紹介しましたエリアの物件情報はこちらをクリック↓
又、日本マウント現地スタッフが総力を挙げてお届けする、地域の旬の話題はこちら↓
投稿者プロフィール
-
10年前に東京から八ヶ岳に移住してきた、三人娘の父。
山の中のギャラリーを運営中。
コメント