こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
五月後半は夏を感じさせる暑い日もありましたが、雨の日はストーブをガンガンにつけないと寒いです。
富士五湖のバラの名所オルゴールの森へ
河口湖の北岸にあるオルゴールの森は知る人ぞ知る、バラの名所でもあります。
五月も終わりの昨日、そろそろバラの見ごろではないかな〜?と思って訪れてみると、ようやく咲き始めたところでした。
園内入り口にはバラのガーデンがあり、バラの香りが風に乗って漂ってきます。
かわいらしいガーデンには小さな池やあずまや、バラのアーチなどが設えてあります。
少し咲き始めてはいますが、バラの見ごろにはやはり早かったようです。6月が一番の見ごろとのことなので、また再度訪れてみたいと思います。
上の写真、扉に描かれたトリックアートの少女は、カリーナ王女(誰?)ということです。
園内へはこちらのチケット売り場から入場します。平日にもかかわらず行列が・・・。
園内はまるでおとぎの国のヨーロッパ?
運河のような池を配した園内は中世ヨーロッパ風の建物がまず目に入ってきます。
森のレストラン&カフェ。
窓辺やテラスから富士山を眺めるロケーションで、河口湖の湖と園内の建物がまるで富士山をひときわ艶やかに飾っているようです。
つるバラが咲き始めて一段と艶やかに見える壁。
香り高いバラの芳香が漂います。
カリヨン広場。
10時~17時の間で、毎時00分に時計のからくり人形の指揮に合わせて噴水ショーが行われます。
この日は晴れていても雲が多く、残念ながら富士山は見えませんでした。
園内で唯一満開だったモッコウバラのガゼボ。
水の流れる立体的な庭園設計もとてもステキな演出です。
咲き誇るモッコウバラ。
このバラは中国原産のバラで、常緑つる性。一重咲きと八重咲きがあり、色も黄色の他に白花もあるそうですが、私は見たことがありません。一番の特徴は枝にトゲがないので一見バラっぽくないですね。花つきがとてもいいのでアーチやフェンスから溢れるようなバラの花が楽しめます。このガゼボのモッコウバラは八重咲きで実に見事に咲き誇っています。
ちなみに八重咲きの黄色のモッコウバラは秋篠宮家の眞子様のお印との事です。
この建物も絵本から抜け出してきたような可愛いお家です。
「香りの館」として、ハーブやボタニカルソープ、ハンドクリームなど様々な香りの商品が並べられていました。
壁の赤いつるバラが満開になるともっとステキな雰囲気になるのでしょうね。
楽しみです!
充実のミュージアムショップ
右手奥に見える建物はおとぎの国のミュージアムショップです。
ここでしか手に入らないチョコレートやクッキーなどのお菓子やジャムなどを取り揃えている「チョコレートとお菓子のショップ」
かわいいパッケージのお菓子がたくさん!
こちらはオルゴールショップフロア。
アンティーク型のオルゴールやぬいぐるみのオルゴールなど、色んな種類のオルゴールが販売されています。
ショップのディスプレイもおしゃれで、見ているだけでも楽しめます。
バラは少し早かったですが、ネモフィラの花が満開でした。
二つのホールで開催されるエンターテイメントショー
園内にはコンサートホールとオルガンホールという二つの大きな建物があります。
コンサートホールでは、世界的にとても貴重な自動ピアノや自動ヴァイオリン、オーケストラ演奏などを体験でき、毎日開催されるエンターテイメントショーはタイムテーブルで演目が変わるので必見です。
1日では全て鑑賞しきれないほどで、オルゴールの森はリピーターが多いというのも頷けますね。
上の写真はコンサートホール(メインホール)でのエンターテイメントショーの一コマです。
ちょうど「タイタニック・ショー」という演目が演じられていました。
実はこのオルゴールの森には、あのイギリスの豪華客船「タイタニック号」でファーストクラスの乗客たちをもてなす予定だった自動オーケストラ演奏機「フィルハーモニック オーケストリオン 〜タイタニックモデル〜」が収蔵されているのです。
タイタニック号の出航に完成が間に合わず、奇跡的にあの悲惨な事故を免れたタイタニックモデル。ドイツ ウェルテ社によって1912年に制作されました。中に組み込まれた263本のパイプと大太鼓を使用し、オーケストラ演奏を自動的に行います。往時を偲びながら、時を超えて蘇るその音色に耳を傾けると感慨深いものがありました。二人の役者さん(館内スタッフ)の演じるショーも観客とゲームをしたりしながら楽しませてくれます。
コテージ・オーケストリオン スタイル2(ドイツ ウェルテ社 1900年頃)
ウェルテ社はドイツのフライブルグに本社を持つ自動演奏楽器、特にオーケストリオンとリプロデューシングピアノの名門です。
このモデルはペーパーロール式オーケストリオンとして、世界で最も美しい一台といわれています。
こちらはオルガンホールの演奏の様子。
全長20メートルの巨大な楽器!このホール全体を覆う世界最大級のダンスオルガンが迫力満点です。
それぞれの人形が音楽に合わせてドラムを叩いたり、指揮棒を振ったりして動くのも見ものです。そして驚くほどの大音響の演奏は電力などを使っていないそうで、それにもびっくりです。
音楽に合わせて踊るオートマタ(自動人形)のひとつで、立派なお城(ヘレンキムゼー城)の中で小さな人形たちが舞踏会をしている様子が観られます。
これからバラの見ごろを迎えるオルゴールの森、新緑の富士五湖とともにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、富士まりもんでした。
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