現地スタッフの日本マウントです。
中古物件を御案内する際によく聞かれるリフォームの方法。
築30年以上の住宅は、価格の安さという魅力の一方
老朽箇所などの修繕箇所があるのが心配なところでしょう。
今日は昭和40年代の木造住宅を例に、
いろんな部分の特徴と修繕ポイントを観ていきましょう。
この時期の建物は、鋼板張り、法規制も審査も緩くて 断熱材が入っていないことが多いのが特徴。
この上からサイディング材を張ってしまうこともできますが、 冬の寒さが厳しい地域なら、
一旦鋼板を撤去して断熱材を 入れてのが良いでしょう。
テラスが木製で、その屋根が樹脂性の波板というのも、 この時代の特徴でアルミテラスが登場するのはこの後。
雨にぬれたり、地面に近い部分は防水塗装をしましょう。
東西に中廊下がある間取り、このお写真の御宅は大丈夫 でしたが、
このあたりを歩くと床がフワフワになっている場合もあります。
床下の風通しが悪かったり、 長い間空き家になっていたりで、床下地が傷んでいる場合有。
変だなと思ったら目が効く大工さんに観てもらいましょう。
階段は修繕となると大がかりになりますが、交換する程でないけれど勾配がキツイと 感じたら、
滑り止めや手摺を付けて安全の一助に。
和室の割合が多く、続き間や立派な床の間があるのも特徴。
生活様式の洋風化で使い方は変わりつつありますが、 使われている素材やつくり方いわゆる造作はとても丁寧です、
使い込んで飴色に変化した白木を復活させるようなクリーにング 方法もあるそうですよ。
和のテイストを活かしつつ、現代和風のしつらえも素敵です。
こちらの写真事例に使わせていただいた物件のある埼玉県小川町は和紙の里。
手漉き和紙体験コーナーもあって、 自分で漉いた和紙でランプシェードをつくるなんて楽しみも!
もうひとつ、和室の壁が写真右のように繊維の吹き付けになって いるものがありますが、
これを丁寧に剥がして再び塗り壁に するのは結構な手間がかかります。
薄い合板を捨貼り(下地用に一面貼り付けること)して、 お好みの壁紙を貼るのがお手軽なリフォームです。
激しく老朽、損傷していない建物で、そのまま住むことが可能でも、
こうしたリフォームで、より心地よい田舎暮らし空間ができますよ。
田舎暮らし向け物件のNo.1を目指す 、
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