世界文化遺産構成資産「三保松原」がきれいに整備されました!「羽衣伝説」に触れてみよう!

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「富士山信仰と三保松原」

2013年に三保松原は世界文化遺産の構成資産として登録されました。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名称です。富士山と一体となって深く関りを持つ資産として「三保松原」が登録されました。以前に世界文化遺産になる前に行ったきりでしたので今回訪ねてみました。富士山との位置関係です。※三保松原文化創造センター「みほしるべ」カタログより

「室町時代に描かれた曼荼羅図」富士山本宮浅間大社に保管されているもので、東海道から富士山頂までの景観を描いていますが画面下の方に三保の松原が描かれています。

※三保松原文化創造センター「みほしるべ」カタログより

まずは羽衣の松から行ってみます。

三保松原入口です。

「羽衣伝説」の看板があります。室町時代に成立した謡曲「羽衣」は三保の松原を舞台とした「能」の演目となっています。富士山、松原、海が揃った風景がこの舞台として選ばれ、毎年10月上旬に羽衣の松の前に舞台を造り「三保羽衣薪能」が上演されています。

「羽衣伝説」知っていますか?

昔、三保の漁師が松の枝に引っかかている美しい衣を見つけ持ち帰ろうとしたときどこからともなく天女があらわれ、それは天人の羽衣でそれがないと天に帰れないのでどうそお返しくださいと訴えたが漁師は返そうとしなかったが漁師は天女を哀れに思い、天女の舞いを見せてくれるのならば、この衣は返すと伝えると天女は自分を信じて漁師が返してくれた羽衣を身にまとって、月世界の舞いを披露しました。そして、ひとしきりの舞いのあと、天女は空高く、やがて天にのぼっていったといいます。

なお、このときの羽衣の切れ端といわれるものが、近くの御穂神社(みほじんじゃ)に保存されています。

さて、入口から階段を登っていくとすぐに「羽衣の松」が現れます。巨大で立派な松です。現在の松は3代目とのことです。

松の間の順路に従っていくとすぐに海岸が見えました。コロナ渦ですが天気も良く、戸外ということもあり、観光客は結構出ていました。

上の写真の右上のところに写っていますが、松原から海岸に出るところに「羽車神社」があります。羽車に乗って三保の浦に降臨した神を美穂神社の離宮として祀っています。

羽車神社から美穂神社につながる「神の道」です。神聖な道ですが板張りの遊歩道になっていて夏は日陰で涼しく犬の散歩には最適な道です。

海岸に出て富士山が見えるところまで歩き富士山が正面に大きく見える位置に出ます。ここですと海岸が入りません。

よくメディアなどに紹介される写真のアングルはどこかなと探すと反対方向にそれらしい場所がありそうです。そこは観光客が行かない少し離れた場所ですが行ってみることに!

結構歩きました。観光の人はずいぶん遠くになりました。

どうでしょうか?海岸から海に出て船か、ドローンでなら良いアングルがあるかと思いますが素人ではこんなもんかな。と一人納得です。

少し拡大!

海岸から戻り、新設されたばかりの三保松原文化創造センター・愛称「みほしるべ」に寄ってみます。ここの屋上は富士山が良く見えるスポットなのですがこの日は強風のため階段の入口は閉まっていました。

館内では展示物やシアター、ショップなどがあります。

入口側

出口側

入口を入ると富士山に関するお土産品の数々。最近よく見ますが富士山の絵を施したバリケードなどに使われる「富士山コーン」

ガラス製の洒落た箸置き

トイレットペーパーには富士山に関するミニ知識が書かれています。使うのがもったいないですね。

まだまだたくさんありましたが、ドリンクコーナーもあります。種類は少ないです。

あと5分位の映像シアターもありましたが富士山と三保の松原の関りなど説明されていました。展示館は撮影禁止なのでお見せできませんが、薪能に関する髪飾りやお面なども展示されていました。

足湯も設置されていました。

建物内の出口側通路は木材が使われたデザイン。

三保地区は三保の松原が世界文化遺産構成資産に登録され、周囲の施設や住宅地も区画整理が進み住みよいまちづくり計画が進んでいます。そして三保の松原を大切に守り後世に伝えていく活動を続けています。

清水港のすぐそばあり、港ではおいしいマグロ料理が味わえると旅番組やメディアでも評判です。また、東海大学がすぐそばで海洋科学博物館の水族館部門では、約400種の海の生きものを飼育しています。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。砂浜を歩きますので歩きやすい格好でお願いします。

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投稿者プロフィール

岩本和彦
静岡エリアの現地案内スタッフ。
建設・不動産業界一筋30有余、多くのお客様・関係者様の助力をいただき、今日に至っております。
現在もなお昔からのお客様に可愛がっていただいております。
今後も生涯に渡り、縁ある方を大切に、持てる力を発揮して参りたいと思います。

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