こんにちは、静岡岩本です。先日の富士山と茶畑写真撮影の時に車を駐車した駐車場は「富士芸術村」の駐車場で、撮影時にはこちらをお借りしました。その時芸術村の管理人さんが写真撮影が終わったら寄ってみてください、無料ですのでとお誘いを受けまして村内を拝見させていただきました。
昭和30年に建てられた民家が富士市に寄贈され、ここに移築しました。
広く平坦な庭と共に「富士芸術村」として、文化、芸術に親しむ人たちが気軽に交流できるような場所として開村したそうです。展覧会やワークショップの開催、子供から大人、家族で創作活動をしたり、音楽、映画鑑賞などいろいろ企画されているようです。
古い2階建ての日本家屋ですが建具や欄間には凝った組子が施され職人技の宝庫のような建物です。現代アートの作家さんがこの建物を生かした創作展示をしています。この日は「遠藤和帆」さんという作家さんの造形展が開催されていました。
広い玄関です。管理人さんに撮影のことをお聞きしましたら作品も建物内の写真はOKということでしたので撮らせていただきました。
早速アート作品が出迎えます。たぬきの毛皮で造られているようですがなんでしょうかね。何も説明もないので想像力を働かせますが・・・。
左の廊下に目をむけると白い台の上に紙粘土の作品が展示されています。手前の組子の建具もいいですね。
ジブリの映画「紅の豚」に出てくるような豚がモチーフになっているようです。しゃれた服を着て上を向き何か物思いにふっけているような。しぐさなどよくできていますね。隣りは本を読んでいます。この小さい洋書もつくったんでしょうか?
廊下から和室に入ると天井から吊るされた染色の作品が飾られています。この作家さんは染織工房もされているそうです。
この書院にも細かい組子や飾り障子などが施されています。私はどちらかというとこちらの方に目が行ったりしましますね。
また、毛皮の作品です。これは鹿の皮のようです。作品名もわかりませんが、何か主のような・・・この和室との一体感を感じます。
隣りの部屋に入ると横たわっているカエルが。
この作品が部屋の真ん中にあって、隅に上のカエルが寝転んでいました。
次の部屋にはなんか不気味な鹿の頭蓋骨の作品が。廻りには大理石のようなタイル。現代アートは難しい。
作品の展示は以上でした。普段目にすることのない現代アートの不思議な世界観でした!
建物の内部を(他の部屋も)見せてくださるというのでご厚意に甘えて、写真を撮らせていただきました。
台所です。土間のキッチンとレトロなガラス建具がマッチしています。タイルのシンクは建築当初のものです。
食器棚もしっかりした造りで漆塗りのお盆などが当時のままの状態で置かれています。
2階は出入り禁止なのですが見せていただきました。階段です。
2階の廊下です。回廊になっていて明るいです。
和室が2室。こちらは移築の時に直したそうです。
トイレがありました。書棚(飾り棚)も付いています。
洗面所の窓から廊下の方を見ると、風情のある手すりが付いています。
作家さんのブログや富士芸術村の情報は以下からどうぞ!芸術村の展示は5月20日まで毎週金、土、日です。管理人さんがいらっしゃるときはその日以外でも見学できます。
さて日本マウントのHPではここから40分位の十里木高原の物件を紹介しています。太い丸太をふんだんに使用した、こだわりが詰まった大型ログハウスです。地下室やブランコなど遊び心のある物件です。リフォームされているので設備品も新しく気持ちよく生活できそうです。詳しい情報はこちらまで。
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