北杜市に移住5年目のShirokumaです!
2020年以降のコロナ禍での巣ごもり需要から人気が高まりつつある、コンポスト。田舎暮らしや家庭菜園が趣味の方にはおなじみですよね。
生ゴミを減らし、環境にも優しく堆肥としても利用できるため、そのメリットから近年さらに人気が高まっているようです。
我が家は、もともと別荘利用だった中古物件を購入したのですが、前オーナーさんがコンポストを利用していたようで、枠組みが残っていました。
引っ越してきた当初、我が家はゴミ出しが週一回だったため、においが気になる生ごみは極力減らしたいと考えて、私もいざ!コンポストライフに挑戦!
しかし…案外生ごみの量が多く、まったく追い付かないのです。土を追加して米ぬかなどを混ぜて発酵を早めようと奮闘していました。米のとぎ汁を入れたり菌床を追加してみたり、試行錯誤。ですが庭のにおいも気になるし、なかなか分解されていない!と失敗が続き、早々にあきらめてしまいました。
そこで移住5年目にして、一念発起!キエーロに出会ったのです。
目次を読む
自然に返す生ごみの処理方法、キエーロとは?
キエーロとは、葉山町に住む松本さんという方が発案者で、なんと25年以上も前から活用されており、今では葉山町をはじめ、日本の各自治体で助成金が出るなど、全国的に広がりを見せている生ごみの処理方法です。生ごみ処理法ということは同じですが、厳密にはコンポストとは違う分解方法とのこと。
キエーロは土の中にいる微生物の力を利用して生ごみを分解して消滅させる、自然の力を活用した比較的手軽な生ごみ処理容器方法です。土の中にいる微生物が分解できるものなら、食用油や汁物の残りなども含め、ほとんどの生ごみを投入できます。この方法では、水分を必要とするので、生ごみの水切りが不要で初心者でも簡単に挑戦できます。
キエーロの実践方法は?
キエーロに必要なものは、わずか3つだけ!「風、太陽、土」をうまく利用すること。
まず生ごみを分解してもらう土と、表面を乾かす風通し、そして太陽光を直接土にあてる。その3つの要素が重要になってきます。実はコンポストの失敗の元は密閉することなんだそう。やっぱり臭いものには蓋をしようと、虫や動物除けでぴったりと蓋をしがちですよね。ですが、生ゴミの8〜9割は水分と言われているので、大量の水が蒸発し、結露を起こして腐敗が進み、匂いが発生して結果的に虫が寄りやすくなります。このため、コンポストは生ごみを乾かしてから入れましょう、なんてことをよく耳にします。それは骨が折れるような作業ですよね…乾かしている間にハエや野良猫が来そうだし。やってられないーー!となりそうです。
コンポストとはどう違うの?
キエーロは生ごみ処理を目的とし、バクテリアを利用して生ごみを分解しますが、コンポストは自然の風や雨、微生物の力を活かして分解が進行し堆肥を作ることを目的としています。 結果、キエーロでは生ごみが消失しますが、コンポストでは堆肥が生成されるとのこと。
そして、決定的に違うところといえば、においが気にならない!土が増えない。水気があってもOK。土を増やす必要もないので、ランニングコストがゼロです。総合的に見てキエーロは手入れがかなり楽!だと感じています。
キエーロの注意点は?
レモンなどの柑橘系の皮は分解されにくいので、入れない、もしくは細かく刻む。また鶏や魚の骨も同じく貝殻、玉ねぎの黄色い外皮、梅干しなどの種子は分解されないので、入れないように注意が必要です。
生ごみはタッパーなどの密閉容器である程度保管して、発酵させておくと土に入れたときに分解がスムーズになります。(この発酵させる過程が苦手でなければ、柑橘系の皮なども分解されやすいように感じます。)
実践してみました!
では、我が家のキエーロ大作戦!をご紹介していきたいと思います。最初は腰が重かったものの、えいやっと始めてしまえば超簡単でした。
【材料】※我が家の場合
1.透明の波板
2.蓋になる枠(我が家は水道管用の塩ビパイプで作成してみました)
3.黒土 20L~40L
以上!
黒土は14Lで400円ほどで購入できますが、プランターで花や野菜を栽培した後の、使い古した土でも十分。(栄養がなくなった土を生まれ変わらせることができます!)すべてホームセンターで揃うので、我が家の場合は3,000円ほどでまかなうことが出来ました。
我が家はコンクリートの土を入れる囲いがあったのでそれを使っていますが、ない場合は木で箱を作ったり、プランターやプラスチックの衣装ケースなどでもOKとのことです。
1 蓋の枠を作る
我が家のコンポストの蓋は水道管用の塩ビパイプをもともと使用していたので、割れている部分だけパーツを交換してみました。
木材より、耐久性も良く安価で、壊れた部分はパーツを交換すればよいので扱いやすかったです。
2 透明な波板で屋根を作成
こちらもホームセンターで購入できます。必ず、太陽光が土に入るよう、透明にしましょう!(スモークなどかかっていないもの)
3 風通し用に蓋に隙間を作っておく
土の表面は必ず風を通し、乾いた状態をキープ!そうすることで臭いもせず、ハエの発生防いでくれます!
4 黒土を追加し、あっというまに完成!
黒土は、生ごみの量によって調節します。多めに入れておけば追加も不要で楽ちんです。またわざわざ黒土を購入しなくても、他のものを栽培した後の、使い古しの土でも十分とのこと。
5 実際に使用してみて
仕組みが出来てしまえばあとは簡単!写真のように埋める場所を6か所に分けて、生ごみがたまったら1~6番に順番に入れていきます。
コツはスコップで生ごみを切るように、土と混ぜ合わせて埋めておくことです。
2週間もたてば、また1番から入れていくことができます。
実際に使用してみたところ、3月の平均気温10度前後で2週間ほど経つと、最初に生ごみを埋めたところは野菜くずの形がなくなっていました。夏場だと5日ほどで分解されるようです。
分解されているのが楽しく、だんだんとペットに餌をあげる気分で生ごみを集めてしまいました♪ 楽しく、ストレスなく始めることがポイント。
めんどくさくなったらやめたらいいし、また始めたくなったらやってみる。そのくらいの気軽さで!と発案者の松本さんもおっしゃっていますよ!
そして始めてみると、生ごみの多さにびっくり!
冷蔵庫の中で忘れ去られたおかずや、しなびた野菜…皮を剥いたり、ヘタを切り落とすと大量に生ごみがたまってゆく。本当に食べるものがなかったらきっと食べているはず… 改めて食べ物に対しての無駄の多さに気が付きました。反省… 買いすぎないようにあるもので工夫するところから今後は見直していきたいと思います!キエーロでのエコで快適な田舎ライフ、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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投稿者プロフィール

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関東から北杜市に移住し、現在3歳の子供と夫の3人暮らし。
昔ながらの手仕事や畑仕事に興味津々!おいしいものと旅行大好き♪カフェ、パン屋巡りが趣味です。移住5年目のリアルな移住ライフをお届けします。
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