こんにちは、静岡担当岩本です。
家康公が築城を開始し、1588年に完成した駿府城の天守。家康が江戸に移ってしまった後も徳川家によって改修を重ね、再び家康が駿府城に戻り隠居して亡くなった場所といわれています。
度重なる、火事や地震で明治時代に廃城になってしまいました。これまでに天守以外の建物は再建されましたが天守が再建されることはなく現在に至っています。天守に関する資料が乏しい為ですが今回、天守台を発掘することにより、他の重要な文化財が発見される可能性があるということで始まりました。
この天守台の位置、大きさは過去の発掘で北辺の両角が確認されていて、その大きさは江戸城をしのぐほどの大きさといわれています。
全国から多くの大名が築城に動員されたともいわれています。これからお宝も発見されるかもしれません!
普段は安全上立ち入り禁止の発掘現場ですが、作業現場を一般の人たちにも理解を深めてもらうため公開しています。これからずっとみられる訳ではないので大変貴重です!
囲いがしてありますが矢印の先から中に入ることができます。
説明が書いてある看板です。
天守台の石積みが現れています。安全のためのネットが掛けられています。
発掘情報館「きゃっしる」では発掘調査のことがよくわかるように色々展示しています。
見つかった柱の一部。直径45センチある太いものです。
天守のシャチホコといわれています。
下の図のように天守台の大きさは駿府城が江戸城よりかなり大きかったことがわかります。この上にどんな城が建っていたんだろうか?きっと日本一ですね。
家康ゆかりの静岡市はまだ、桜も開花したばかりです。今週末頃には満開で駿府城公園も賑わいます。ご興味のある方は是非お越しください。
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