弊社でも人気の古民家。ただ、古民家も他の物件同様にメリットがある反面デメリットもあります。古民家だけでなく、どんな物件にもメリット、デメリットはあるので物件購入の際はデメリットもしっかりと調べておくと良いですね。
古民家は冷房機器のない時代に建てられています。そのため、日本の高温多湿な夏を涼しく快適に過ごすために、建物全体の通気性を高め調湿作用の高い素材を使って建てられています。夏は涼しく快適ですが冬は寒いのが難点。今の住宅に比べたら断熱性や気密性は劣ります。よって、冬は快適で暖かく夏は冷房が効きやすい家にするには、断熱性や気密性に配慮したリフォームが必要になってきます。
次は耐震性の問題。古民家は現在の耐震基準が設けられる前の建物のため、この基準を満たしていません。古民家は正直、物件により状態の良いものと、良くないものがあるので、まずは専門家の耐震診断をお受けするのをお勧めします。多くの場合は耐震性補強が必要になってきます。
後は費用の問題。古民家の購入後は再生リフォームを行ってから使用する方が多いです。物件の状態と再生リフォーム内容によって費用は異なりますが、リフォーム費用、解体費用、廃材の処分費用、移築の場合は移築先までの部材の運搬費用などがかかります。リフォーム着工後に損壊実績が判り追加工事が必要なんて事もあります。古民家は購入資金よりリフォーム資金の方が高くつくのが普通のようです。古民家の価値が分からない人は、新築にした方が良いのにと意見を言う人もいます。しかし、普通の新築では足元にも及ばないのが古民家の魅力なのです。
以上、上記に述べたように古民家はデメリットも少なくはありません。ただ、そのデメリットを知った上でも、古き良き佇まいの古民家に住みたいという方も少なくはありません。古き良き日本の文化がつまった古民家だからこそ、デメリットより古民家の魅方に目を向けられる方が古民家を購入するのでしょうね。
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※当コラムは筆者の個人的な見解に基づくものも含まれております。効果や影響などについては個人差もございますので、ご利用者様自身でご判断下さい。
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