こんにちは。富士五湖担当あおいです。
短い夏を惜しみつつ、昨年に引き続き、今年も富士登山に挑戦してまいりました。
昨年は須走口からのスタートでしたが、令和元年の今年は吉田口からチャレンジしました。
2019年8月24日午前4時半、マイカー規制中の富士スバルラインの入り口、富士山パーキングより、始発のシャトルバスに乗り五合目へ。
日の出直後の富士スバルライン五合目は人の気配もまばらで、休憩所にてしばし体を慣らしたのち、6時ちょうどに登頂を開始。
晴天となったこの日は雨具の出番はなく、あらかじめ予定していた、登頂10分後の深い後悔も予定どうり訪れ、順調に山頂を目指しました。とにかく一歩また一歩と歩みを進めるより他にこの挑戦を終わらせる手段は無いのです。
どうしてこんなことを決めてしまったんだろうかと、ただただ娘と2人無言の問答をつづけ、ひたすら黙々とむさぼり歩くのです。
行き交う人は、涼しい顔をして下山してくるので恨めしくもあり、去年登頂できたという自信だけを武器に、途中休憩もほどほどに登り続けました。
溶岩の砂礫の道もあれば、岩石を登る箇所もあり、慎重に自らの次なる一歩を選ばないことには、登頂への道はなく、怪我やリタイアのリスクは常にあります。平生から体力に自信はあっても、頭痛や吐き気を伴う高山病は予防の手立てはありません。
励まし合いながら気遣いながら、補水と日焼け止めはこまめに行い、焼印のスタンプとルート案内の看板を頼りに、目標登頂時刻を12時と決め、登り続けました。
泣きたいほどの後悔をずっと背負ったまま、なんとか目標登頂時刻に無事登り終えることが出来ました。
さあ、山頂です。なにをするともなく記念写真を撮って、900円也のインスタントラーメンを食べ、ほとぼりがさめたら下山です。
この下山もまたひたすら終わりなき道のりで、都合3時間強、ズサっズサっと遥か遠いゴールを目指して、下り続けます。またも後悔の道すがらです。
歩き続けるより他にこの挑戦を終わらせる手立ては無いのです。
午後4時半ようやく私たちの挑戦は終わりを告げ、帰りのシャトルバスのシートに腰を下ろした時はホッとしました。
疲労困憊とはこのこと。やはり富士山は近くにありて仰ぎ見るものと痛感した2019年の夏の終わりでした。
富士五湖エリアは富士登山のルートの1つ。皆様方も、世界文化遺産富士山の3776mの頂を目指してご自身の別荘からのチャレンジをされてはいかがでしょうか?
深い後悔は覚悟の上で願います。
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