こんにちは。富士五湖案内スタッフのなるたかです。木々の新緑がまぶしい季節となりました。梅雨入り前のこの季節の富士五湖地域は、寒くも暑くもなく、日中の気温が20度前後、朝晩は上着が必要なくらい涼しいものの暖房も要らず、本当に過ごしやすいです。
今回は、3月と4月に書いた桜の記事の続き、桜の花ではなくて実、つまりさくらんぼのお話です。
<お花見の後のお楽しみ・黒い宝石>
4月初旬にフジザクラが満開となり、お花見を楽しんだ後は、フジザクラの木々も葉桜になっていたのですが、5月半ばになると、緑色の小さな実をつけ始めました。そして、5月末になり、その実が濃い紫色に色づき始めます。
そうすると、初夏のお楽しみ「お庭でサクランボ狩り」ができます。ただし、残念ながら実一つ一つはとても小さく、お店で売られているような甘酸っぱくて美味しいものではありません。吐き出すほどではないにしろ、酸っぱさの方が勝っていて、デザートにできるほどの甘さはないです。
<いざ、収穫!>
それでも、ひとつひとつ、採るのが楽しい!!あっちにもこっちにもあった、と狩猟採集の血が騒ぎます!!
実が小さいので、手で軽くつまんでそうっとやさしく集めていくのですが、それでも、簡単につぶれてしまい、紫色の汁が飛び出します。そして、手がこんなことに・・・。
真昼のスプラッタのようです。決して、白い服や帽子でしてはいけません。汚れても大丈夫な服装で臨んでください。
実ひとつあたりは1グラムにも満たないのですが、30分ほども集めれば、小さなザルいっぱいになります。今回は、これで137グラムでした。
集まると、粒が光り輝いて、まるで黒い小さな宝石のようです。
<さくらんぼ狩りの後のお楽しみ>
このフジザクラのさくらんぼ、とる楽しみだけではなく、その後のお楽しみもあります。
他の方に教わって作ってみたら美味しかったので、それからこの季節には毎年作るようになりました。
それは…サクランボシロップ。
まず、とれた実を軽く洗い、水気を切ります。葉っぱが入っていたらよけますが、小さな軸などは後で濾すのでそのままでも大丈夫です。そして重さを量ってボウルに入れ、サクランボと同量の砂糖をまぶして1時間ほどおいておきます。
1時間後、ボウルの中身を小鍋にうつし、軽く煮て実をつぶします。そして、ザルなどでこします。
今回は、マッシャーを使って押してこしました。とれた煮汁を鍋に戻して軽く煮立て、お好みの状態まで煮詰めます。我が家はサラサラ派なので、加熱は少しだけ。できあがりがこちら。
保存瓶などに詰めます。今回はこの量できました。
<艶やかな できたて チェリーソース>
この日は、フレンチトーストにかけてみました。色が鮮やかできれいです。天然の紫です!
お味は、甘酸っぱくて上品でとても美味しいです。
さらに、毎朝のヨーグルトにもかけます。シロップで模様を描いてみたりするのも楽しいです。
ヨーグルトを混ぜると、紫色のシロップがピンク色になってとてもきれいです。
今回は、初夏限定のお楽しみのフジザクラサクランボシロップのご紹介でした。
庭や空地にフジザクラの木がある場合は、ぜひ試してみてください。
■物件の売却はこちらから→ https://resort-estate.com/baikyaku
0120-404-432
(フリーアクセス、携帯・PHSからも通話可能です)
営業時間
月~金曜日 9:00~19:00
土曜日、日曜日、祝日 10:00~18:00
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 富士五湖・伊東・芦ノ湖の情報2022.04.25別荘地の神秘 森の賢者と遭遇!
- 富士五湖・伊東・芦ノ湖の情報2022.03.22田舎暮らしのちょこっとランチ 吉田のうどん その② ~麺許皆伝~
- 富士五湖・伊東・芦ノ湖の情報2022.02.23田舎暮らしの冬のお楽しみ 雪原散歩
- 富士五湖・伊東・芦ノ湖の情報2021.12.08田舎暮らしの世界遺産探検 ~船津胎内樹型~
コメント