群馬県、現地スタッフの日本マウントです。
上毛三山の麓の街や北軽井沢の魅力を現地からお伝えします
今日は平成最後の日
十連休三日目は、あいにくの雨なのでお出掛け中止、
少し前の新聞の地方版特集記事を足掛かりに、
群馬の平成を回想してみました。
(あさひ群馬/4月7日版)
平成のはじまりは小渕官房長官
新元号「平成」を知らせた中之条町出身の小渕恵三官房長官(故人・後に首相)、
当時の首相は、、竹下氏、思い出すのに時間かかりましたが、
小渕氏の姿は多くの人たちの脳裏に、鮮明に刻み込まれていることでしょう。
わたらせ渓谷鉄道誕生
国鉄の民営化により、第三セクターとして開業した通称「わた渓」
労組が「合理化反対」と声をあげていましたが、当時私が勤務して
いた民間企業の専務が「『首切り反対』と叫ぶなら納得するが、
『合理化』はせなあかん、それは経営の常識や」と言っていたのが
印象的な記憶です。新緑や紅葉の中を走り抜ける「わた渓」は、
トロッコ列車など、独自の経営で鉄道ファンの心をつかみました。
向井千秋さん宇宙へ
日本人女性初の宇宙飛行士が「かかあ天下」群馬県から生まれたこと
を県民は誇りに感じました。私は当時、向井さんの出身地である舘林
に住んでいて、早朝に号外が配達されたことを覚えています。
県庁舎新築と県民200万
平成8年には群馬県の人口が200万人を超えた記念映画
小栗康平監督「眠る男」、自治体が映画を製作するというもの。
当時の知事である小寺弘之氏のユニークな企画でした。
ニューイヤー駅伝でお馴染みの群馬県庁舎は、平成11年に新築。
桐生第一高校全国制覇
平成3年に選抜に初出場し8強に進出した際、私感ながら、
いつの日か、全国制覇を成し遂げるのではと想像していました。
監督、指導者でチームや組織は進化すると実感した出来事でした。
桐生第一高校は3日、春の県大会準決勝、「令和」最初の戦い
となります。
(昨年秋季大会の決勝戦/桐生球場)
美術館博物館建設ラッシュ
昭和時代、都内の大学で学んでいた私が、
地方との格差を最も感じたのは文教施設の充実度です。
平成になり、ようやくすこしずつ、
芸術文化の情報発信をする場所が整備されてきたと実感します。
平成元年開設の桐生、大川美術館は、コレクションの充実と、
経営理念が注目を集め、多くのアートファンが訪れました。
私のお勧めは、県立舘林美術館
白鳥が飛来する多々良沼の自然景観と融合したランドスケープ
建築としても見応えありです。
魅力的な研究と企画展示が多く、現在、そごう横浜美術館で
開催されている「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」は、
群馬県立近代美術館から始まっています。
大型店舗と中心市街地衰退
平成15年頃から大型ショッピングモールが続々オープン。
地方都市全体に観られる現象ですが、郊外店舗に人が集まり、
旧市街地や商店街は衰退の一途、交通インフラの消失や、
高齢者の危険運転など、地方に暮らす人たちの生活基盤への
課題山積みです。
新しい「令和」の時代、
私たちは、どこに住み、どう暮らすのか、
想いをめぐらせる平成最後の日でした。
後編につづく
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