こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
ついこの間まで暑い暑いと言っていたら、いつの間にか秋になっていて、しかも本格的な肌寒さ。
すでにストーブを真冬並みに稼働している今日この頃。そしてまた日1日と冬に向かっているのかと思うと、ちょっと憂鬱になる秋の季節です。
秋の赤色
木々が赤や黄色に紅葉すると、「錦秋」などと言われますね。
葉っぱだけでなく、木の実も赤やオレンジ色の実をつけて、まるで花が咲いたかのような風情です。
たくさんの赤い実がついたこの木は?
ツリバナです。
枝から3~6cmの長い柄が伸びて、先についた赤い実がぶらさがっています。
赤い実は熟すと5つに割れて、橙色の細長い種が顔を出します。
その姿はまさに吊り花。
秋の紫色
この色鮮やかな紫色の花は、トリカブトです。
キンポウゲ科の多年草で、全体に強い毒を持つことで有名ですね。秋の野山を歩いているとこの紫色が一際目を引く植物です。
トリカブトのこの毒成分は植物界でも最強の猛毒といわれ、致死量を摂取すると6時間以内に死に至るといわれます。
人間の致死量はわずか3~4ミリグラム。なんと!トリカブトの葉約1グラムで人を死に至らしめる毒をもつのです。またこの毒は皮膚や粘膜からも吸収されるため、触ったり摘む程度では死に至る事はないものの、気軽に触れるのは避けたほうがいいようです。紫の花はとても美しいのですが、やはり怖い植物なんですね。
秋と言えばキノコ。
地面からたくさんのキノコが出ているのを見つけました。
形も良くていかにも美味しそうなキノコですが・・・。
傘の裏を見ると、なんと鮮やかな紫色!
ネットで調べると、ウラムラサキシメジという種類のキノコではないかと思われます。
やはりというか、有毒のようです。
しかし自然界はキノコの造形や色ひとつとってみても、本当にミラクルです。
そしてこちらはアケビ。
垣根に絡まったアケビのツルに、たくさんの実がついているのを発見。
私が子供の頃には、アケビを見つけると宝物でも発見したかのように大喜びして食べたものですが、今じゃ誰も取って食べないんですね。今は昔の秋の思い出です。
外側の外皮が熟すとパカッと口が開き、中の白い芋虫みたいな果実を食べます。この白色がうっすらと透き通っている実は甘味が強かった記憶があります。
現代では栽培された鮮やかな紫色のアケビがスーパーで売られていたりするようですが、中の果実ではなく外皮を食べるようです。
ほろ苦さのある肉厚の外皮は、油炒めや肉詰め料理などに使われるそうです。
以上、富士まりもんでした。
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