こんにちは。富士五湖担当のなるたかです。
8月も終わりに近づき、すっかり秋の気配が濃くなりました。気温が30度を超す日がぐっと少なくなり、過ごしやすいこの頃です。今回は、この時期に採れる野いちご、「ばらいちご」について書きたいと思います。
<緑の中に赤いぽつぽつ>
富士桜別荘地に住み始めてすぐの頃、8月初旬になると道路の両脇にぽつぽつと赤いいちごらしきものができているのに気づきました。でも、いちごにしては形が長細いし、時期的にもいちごのとれる時期なのか? と思い、なかなか手が出せませんでした。
ある時、意を決してひとつ食べてみると…美味しくない。なんだかみずみずしさがなくて食感がぼそぼそしてるし、味がうすいというか、いちごらしい酸味も甘味もありません。こりゃ食べられないいちごか~と残念に思っていました。
<調べてみた>
しかし、あちこちで見かけるうち、「こんなにたくさんあるんだから、ジャムにしたら美味しいんじゃないか?」と思い、ネットで調べてみました。すると…
これは、「ばらいちご」という種類だと判明。別名「ミヤマイチゴ」。「生食にはあまり向かないが、ジャムにすると美味しい」とも書かれています! 食べられる野いちごの中では一番実が大きいらしいです。葉っぱが他のいちごとは違い、細長いのが特徴とのこと。
<いざ、採取!>
というわけで、ご近所一周イチゴ狩りツアー。たくさん生えているところを見つけるとうれしい!!
いちごを採る時は、いくらかマシになったとはいえ、残暑の中歩いて回るので注意が必要です。茎のあたりには棘もありますので、長袖・長ズボン、帽子、軍手というスタイルで臨んだほうがよいかと思います。また、この時期はスズメバチの活動が活発になる頃ですので、茂みの中に入る時などは注意が必要です。
※富士北麓地域ではよく見られるいちごですが、千葉県や京都府などでは重要保護生物または絶滅危惧種に指定されているようなので、要注意!
30分ほどで、これだけ採れました。蟻や虫が一緒にとれてしまいますが、洗えば大丈夫。
砂糖を投入し、放置したあと、ぐつぐつ煮てつぶし、ジャムに仕立てます。
今回はビン2つ分作れました。
パンにのせるとこんな感じ。赤色がきれいで、食欲をそそります。
生で食べるのとは全然違い、甘酸っぱくてよい感じ。
ヨーグルトにトッピングするのもよし。
また、家では作ったことがありませんが、バライチゴ酒というのもできるそうです。
ホワイトリカーと氷砂糖と一緒に漬け込んで飲みます。冷え性などに効果があるようです。
このいちご、赤くなる前はこんな感じです。ちなみに花は白いです。
今年は梅雨が長かったので、7月中は全然赤くなりませんでしたが、8月に入って暑くなり始めると一気に赤くなりました。赤くなる時期に時間差があるようなので、一回とって数日してからまた同じ場所を通るともう一度とれるということもあります。
ネットで見ると、栽培用の苗も出回っているようですが、やはり私の場合は自分で見つけてとるのが楽しいかな、と思います。
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