群馬県・前橋・桐生エリアの現地案内スタッフの日本マウントです。
地域に生まれ育った者ならではのご案内をしてまいります。
春・夏・秋・晩秋・晩々秋・初冬、
季節の移ろいを表す言葉の羅列のようですが、
養蚕で其々の季節の後に「蚕」を付けて、
例えば「春蚕(はるご)」や「初冬蚕(しょとうさん)」
などと、その時期に飼育される蚕のことを呼んだのです。
養蚕農家では年に3回~4回、
蚕を育てて繭を出荷していました。
赤城南麓でかつては良く見かけた桑畑、
ここ20年くらいで随分減ったと思います。
『県都前橋糸の街』『繭と生糸は日本一』(上毛かるた)
群馬県は養蚕が盛んでした、
前橋市敷島公園、ばら園の片隅にある蚕糸記念館。
レトロな建築物自体も文化財になっています、
赤城南麓での養蚕の歴史が資料と共に展示されています。
冒頭で紹介したような、一年に何度も蚕を飼育できる
蚕糸業の技術発展や、蚕が「おこさま」と呼ばれるように
丁寧に育てられたことなどが、紹介されています。
庭先には、品種改良された桑の木。
昔からの生活文化を偲ぶものも、、
この白い狐、我が家のお稲荷様にも飾ってありましたが、
行方不明、ちょっとがっかりしていたら、
母が、本来は、達磨みたいに、毎年供養して、
新しいのを買ってくるものだと言ってました。
今年の縁日には、是非これを買ってきましょう!
かつては桑畑に囲まれた場所であったろうこのあたり、
桐生市新里町山上 №70239
前橋市富士見町小暮 No,70139
今は、野菜畑や住宅地になっています。
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