こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
先月は初雪が30センチ近くも積もり驚かされましたが、その後積もった雪は順調に消えて、現在は雪の跡形もない状態です。
12月にはいり、富士山の雪はかなり下まで降りてきています。この雪がすっぽりと富士山を包んだ様子が一番馴染み深い「富士山」ではないでしょうか?
そしてこの季節の風物詩とも言えるのが「紅富士」です。
「紅富士」とは、雪の積もった富士山へ朝日が当たって紅色に輝く様子で、山中湖は富士五湖の中でも一番東側にあるため、朝日を満面に受けて見事な「紅富士」が見られます。・・・と言っても、毎日毎日「紅富士」が見られるわけではなく、お天気が良くてもあまり紅色にならない日もあるんです。
昨日の朝は快晴だったので余計冷え込みが厳しく、もちろん氷点下でした!
富士山がくっきりと見えていましたので、紅富士が狙えそうです。
上の写真は日の出前に三国峠を越えて神奈川県〜静岡県へ抜ける道沿いから御殿場方面の朝焼けの様子です。とても美しい朝焼けです〜。
こちらは沼津方向です。遠く伊豆半島や駿河湾を見ることができます。まだ日の出前なので薄暗いためよくわかりませんね。
さて、ここは山中湖の平野地区。入江になっているこの場所は富士山のビュースポットになっていて、何がビューかというと・・・。
入江のため湖面に波が少なく、逆さ富士のビュースポットになっているのです!
周囲の空がほんのりと紅色に染まり、富士山の頂上にほんの少し朝日が当たり始めました!
湖面から湯気のようなものが湧いているのが見えますが、これは「放射霧」といい、夜間の放射冷却によって地表に接する空気が冷却されてできるそうです。山中湖では寒い時期には普通に見られ、すごい時には湖面全体を覆ってしまうので、高いところから見ると雲海に見えます。
湖畔の岸も霜が降りて真っ白なので、やはりかなり冷え込んでますね。
写真を撮るのも寒いっ!
徐々に紅色が広がってきました!ちょっと波があり逆さ富士は揺らめいています・・・。
かなり紅色が濃くなってきましたが、写り込んだ富士山の方がもっと濃いですね!
ズームして見たところ。
この「紅富士」、昔から縁起物として「紅富士」の絵や写真を飾ると運気が上昇するとか言われています。嘘か誠かわかりませんが、この美しさは格別のものではありますね。ぜひ生で本物をご覧になることをお勧めします!
かなり紅色に染まり、てっぺんはやや黄色味がかってきたので、紅富士タイムはこれにて終了です。最後に逆さ富士も結構シャープに見えたのでラッキーでした!
以上、「紅富士」を見ただけで運気が上がったらもっといいなーと思った富士まりもんでした。
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