群馬県、現地スタッフの日本マウントです。
上毛三山の麓の街や北軽井沢の魅力を現地からお伝えします
紅葉シーズン、渡良瀬渓谷も十月後半から見頃に、
なったと地元のテレビや新聞の地方版が伝えておりましたが、
十月、十一月、共に調査案内業務は無く、外出も控えていたため
過去の未公開画像を再編集して紹介いたします。
写真は2013年の十一月初旬から中旬にかけて
数日に分けて撮影したものです。
わたらせ渓谷鉄道沿線、
大間々駅から上神梅駅、花輪駅、神戸駅、沢入駅、、そして足尾へと
国道122号線を北上し、景色を品定めしつつ撮りためたものです。
上神梅駅近く
春の桜は、一駅ごとにその開花が北上してゆきますが、
紅葉の色づきはその逆で北から南下してくる、、それを実感できる
渓谷散策。時間があるなら河岸段丘の下方を這うように走る
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車で観るのがおすすめです。
国道122号から、あかがね街道の花輪宿へ降りていく踏切風景。
花輪駅、イルミネーションの準備がされていますね、
例年各駅で華やかなイルミネーションが演出されています。
テレビCMやドラマの撮影などでもよくつかわれる旧花輪小学校記念館
校庭の片隅に建つ、「童謡の里」の碑
ここは、童謡「うさぎと亀」の作者、石原和三郎の出身地
以前、生誕地近くに物件があり、このブログで紹介したこともあります。
その場所を通ると、
渡良瀬川と鉄道が寄り添うような街の片隅、
美しい切通しの紅葉風景でした。
花輪宿という呼び名から、かつての宿場街であったことが想像されます。
煙出し(屋根上の塔屋)のある養蚕農家風の民家ですが、入口と二階の窓
は宿屋のような雰囲気、、聞けば明治期に建てたこの民家、当初は宿屋
をやろうとして建てたけれど、足尾線(現わたらせ渓谷鉄道)の開通で
宿泊する人がいなくなり、その計画は頓挫したそうです。
ここに限らず、街道沿いにはそんな宿場の旅籠風の建物をみかけるものです。
路地を入ってみると、小さな畑があったり、
水路が引かれて、今も暮らしに役立っているようです。
神戸駅の北
草木ダムからその下流の眺望、確か中央に観える建物が
石原和三郎ゆかりの「童謡ふるさと館」だったと思います。
今年は雨が多かったせいか、水不足という話は聞きません。
国道を走りこのダムの脇を通りすぎる際、つい、貯水量が気になります。
遊歩道、右手に観える白い建物は「富弘美術館」です。
ここまでは、
渡良瀬川の西岸を走る国道122や号線やわたらせ渓谷鉄道ですが
鉄道はダム湖の手前からトンネルに入り、対岸の東側を進みます。
草木湖の対岸を走ってみると、鉄橋やトンネルなど、鉄道写真には
うってつけの景色が盛りだくさん。鉄オタの皆様の評価が高い理由
がわかるような気がします。
沿線のボランティア活動に参加した際、川辺の岩にまつわる伝説や
明治期、鉄道開通前は馬車鉄道が走っていた痕跡があることを聞き
ました。
靄に包まれた夕暮れ迫る沢入駅
御影石の産地で、前出のボランティア活動で生き字引のような
地元のおじさんが銀座通りの石畳にもここから運ばれた石が使われて
いると、得意げにおっしゃっておりました。
ここまで北上してくると、同じ時期の景色、
落葉している枝が多いと感じます。
渓谷散策でこうしたグラデーションが楽しめるのも良いですね。
来年はコロナ禍が収束し、渓谷沿いに賑わいが戻ることを願います。
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