皆様、こんにちは、早いもので一月も終わりです。
今年の一月は雪も少なく、ここ清里は除雪作業も無く
ありがたい一か月となりました。しかし寒波の影響で
連日、夜には氷点下8度を下回る清里です。我が家の玄関扉は結露が凍結して
さながら映画のシーンの様です。
寒さと乾燥がもたらすもの、そうインフルエンザ!
昨日三女がとうとうインフルエンザウイルスの餌食に、
いつも帰宅時には一番に抱きついて迎えてくれる6才の娘は
布団の中で小さく丸まって寝ていました、可哀そうに。
気になったので、現在のインフルエンザ流行レベルマップを
見てみました。国立感染症研究所 HPにて確認しました。
全国的には、ほぼ全域警報レベルでした。
山梨県エリアも全て警報レベルでした、ちなみに北杜市はマップ内の5番。
平成31年1月25に厚生労働省から発表のインフルエンザ用疾患発生報告では、
山梨県全域で44の学校施設で発症者確認、学級閉鎖34、学年閉鎖10校になります、
初発H30年10月31日にインフルエンザ発症確認から累計の数字ですが、学年閉鎖は
先週が8校なので正に今が警報と云えます。
ちなみに東京で見ますと625校で発症者確認、学級閉鎖516、学年閉鎖99校になります。
人口過密地域にしては意外に少ないですね、予防対策が確実に行われているから
でしょうか。いずれにしてもこれから二月下旬まで警報が続くと思われます。
皆様におかれましても、予防対策にご留意ください、大切な人が苦しまない様に、
1.ワクチン接種 2.マスク着用 3.手洗い・うがい
それでは今日は物件情報記事ではないのですがよろしければお付き合いください。
個人的なことで恐縮ですが私は猟銃所持しています、山岳地帯在住という事もですが、
実家の和歌山県で林業農業を営んでおり、年々増える鳥獣による被害が看過できない
という理由もあります。ざっとになりますが、日本全国で農林水産への鳥獣による
被害は172億円、面積は6万5千ヘクタールにも及びます。
年々増加傾向にある被害ですが、
被害の拡大原因については諸説ありますが主な原因は、
①多種多様な雑木林の伐採と単一種の植林による生態系破壊と植林の放棄。
②度重なる狩猟免許制度への法的規制と締付、狩猟者の高齢化による狩猟圧の減少。
③中山間部の過疎化・高齢化による里山の荒廃による鳥獣の生息エリア拡大。
以上の様な理由が考えられます。どれも我々人間が引き起こしているとも言えますが、、
この現象は現在も抜本的な解決策が無く、首都圏の都市部へ鳥獣の生息エリアが
及んでおり近年ニュースにもあるように、住宅街にサルやイノシシ、又は河川域や
公園の外来種の生息が確認されています。
さらに進めば都市部での野菜や農作物の市場価格の上昇もはじまり、一般の生活者への
影響にもつながります。特に換金作物(営農)へは深刻な被害拡大が始まっています。
さらに驚くことに野生動物の環境への適応力の速さは目を見張る物があります。
例えば、出荷最盛期に収穫を終えて立ち去る農家を監視していて、
畑に残された商品価値のない傷物の農作物を狙うサルやイノシシ。
狩猟期になると、人家周辺(猟銃発砲できない為)に寝屋を置く鹿。
登山道で(食料を保有していることを、餌付けにより知って)
熊除鈴を聞きつけて登山者に接触してくるツキノワグマなどなど。
田舎暮らしをして猟銃を所持するまではこの様な環境問題や地方が
抱える課題に気が付きませんでした。私自身動物好きでこの住環境に
憧れ移住してきた身ですが、今日本の置かれている野生動物生態系の
変化が起こす色々な環境問題は、今まで社会が直面する事のなかった
喫緊の問題でもあります。
『日本の田舎を元気にする』
と云う弊社日本マウントのミッションは、ただ単に日本の田舎物件や
リゾート物件を媒介するだけではなく、その地域地域での文化的な
特色や様々なライフスタイル、更には地方が抱える問題もふくめて
現地に在住するスタッフがご紹介して多くの方々に興味を持って頂きたく
紹介ブログに取組んでおります。今後ともよろしくお願いいたします。
さて硬い話になってしまいましたが、猟銃所持の話です。
実猟だけでなくスポーツとしても奥の深い猟銃ですが、所持する為には
気が遠くなる手続きが必要なのです、しかしながら
その苦労をしてでも価値のある経験だと感じています。
今回私は三年ごとの射撃講習と猟銃所持許可の更新の為に練習もかねて
射撃場に行って参りました。場所は西富士ライフル射撃場です。
場所は静岡県富士宮市にあります。朝霧高原の近くです。
皆様は射撃場というとどんなイメージでしょうか?アメリカではゴルフの
クラブハウスの様なオープンスペースな射撃場が多いのですが、
日本では事故防止の観点からかなり限定された環境になります。
一般の人には余り目立たない。周囲から一般の方が迷い込む事のないような
分かりにくい場所にあります。西富士Rも例外ではありません。林道を
登っていく森の中にあり、案内板は最小限しかありません。
射撃場では、猟銃所持許可をうけた者と
その者に同行を許された者しか利用できません。
閉鎖的というかそうならざるを得ないのかもしれません。
射撃場にも色々あり、散弾銃による競技トラップ、スキートなどの
(クレイと呼ばれる皿を飛ばして撃つ)射撃場や
この西富士のようにライフル銃による標的射撃のための距離を確保した場所。
山梨は冬季雪が降る場所が多く私の場合はこの西富士Rを利用しています。
ここは50m100m200mのレンジで射撃訓練が出来る素晴らしい射撃場です。
先ずはベンチといってスコープ調整の為の射撃を行います。
銃を固定して撃つことによってスコープの精度をあげ、
其の後に好きな態勢(シッティング・附せ・膝・立ち撃ち)で
標的射撃を行い技術を磨くのです。
私の場合は20番サボットといって日本では散弾銃とライフルの
ハーフの様な銃を使っています。
これは、大物猟(鹿・猪・熊)などを至近距離からでも中距離(50m~150m)でも
仕留める事の出来る銃で専用銃になります。
やはり射撃場、特にライフルは耳を傷める程の轟音にドップリ身を任せる為、
イヤープロテクターは欠かせません
射撃精度はその日の精神状態もハッキリと影響するので、
面白い程に自分がわかります。
ライフル所持者は散弾銃を十年以上所持した者のみが許可を
受けることができる銃の為、人格的にも人間的にも
素晴らしい方が多く本当に紳士的な方ばかりで色々と
教わることもアドバイスも頂ける機会もあり
私にとってはありがたい場所でもあります。
40から50発も撃つと肩への衝撃、銃の重さ、
そして極度の緊張感でくたくたになります。
帰りは近くのパラグライダースクールの草原をぼんやりと眺めて、、、
空腹を満たすべく朝霧高原の道の駅で遅めの昼食、写真は富士ヨーグルト豚の炒め丼
この豚肉は臭みもなく柔らかくと美味でした!皆様の是非試してみてください。
この道の駅は、朝霧高原周辺の農産物も豊富でいつも賑わいのある場所です。
食堂からは雄大な富士を眺められます。
富士を眺めつつ一路八ヶ岳へ帰宅の途につきました。
富士山もいいけどやはり八ヶ岳は落ち着きますね。
後日、別の射撃場にて射撃技能講習を受け無事、猟銃所持許可の更新となりました。
もちろん都市部でも猟銃の所持許可を受ける事は可能です、
しかしながら山梨県や長野県は狩猟の盛んな土地柄です。
皆様の是非田舎暮らしならではの楽しみを見つけてください。
長々と失礼しました。
それでは、ご案内でお会いしましょう!八ヶ岳から山田がお送りしました。
修理に出していたスマートフォンが一ヵ月ぶりに帰ってきました。
インスタグラム八ヶ岳山麓生活の日々をまた更新を再開しています。
インスタグラムで紹介しています。ご興味がございましたら、
チェックしてみてください。
www.instagram.com/yatsugatake_foot になります。
よろしくお願いいたします。
それでは、ご案内でお待ちしております。
八ヶ岳エリアの物件情報はこちらをクリック↓
又、日本マウント現地スタッフが総力を挙げてお届けする、地域の旬の話題はこちら↓
利用しなくなった別荘、相続した不動産、どうすれば? こちらをクリック↓
別荘・不動産売却の相談は
この魅力あふれる八ヶ岳での別荘ライフをお手伝いする、
日本マウント株式会社 お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
-
10年前に東京から八ヶ岳に移住してきた、三人娘の父。
山の中のギャラリーを運営中。
コメント