蕨(わらび) 

富士五湖・伊東・芦ノ湖の情報

 みなさんこんにちは、鳴沢村別荘地在住のなるたかです。

今日は、今が旬の山菜、ワラビについて書きたいと思います。

<散歩しながら♪>

 ここ富士山麓では、2月頃のふきのとうを皮切りに、山椒の芽やウドなど、4月下旬頃から5月にかけて様々な山菜が採れます。この時期のお散歩は、手ぶらでは帰れません。ビニール袋をポケットに入れておくことをお勧めします。

 タラの芽のようにあっという間に大きくなってしまうものとは違い、ワラビは比較的長い期間採れるので長く楽しめます。家の近所に何か所かワラビが生えるポイントを見つけておくと、だいたい毎年同じ場所に生えるので、その場所をまわりながら散歩するのがまた楽しいです。

 ワラビというと、茎が太く長く赤黒いものもありますが、我が家周辺のものはそんなに大きくなりません。

そして、採ってきてすぐは色が若緑できれいです。何より新鮮!

<発見!>

 一か所に2、3本しか生えていないこともありますが、運が良ければ、一か所に20本くらい見つかることもあります。

 見つけるポイントは、大きく葉が開いたワラビを目印にすること。

 これは大きすぎてもう食べられないのですが、こういうワラビががあれば、近くに丁度良い大きさのワラビが見つかる可能性が高いです。

 ちなみに、これは地面からちょうど生えてきたもの。

 小さすぎてこれも食べるのには向きません。1日から2日待つと、ニョキニョキ伸びてちょうど食べごろになるでしょう。また来よう(笑)

 別荘地ならではの、毎日の散歩のお楽しみです。

 我が家の場合は、一回にだいたい20~30本(だいたいひとつかみくらい)採ってきます。

<アク抜き>

 アク抜きをして、翌日か2日後に食べます。ゆでたものを冷凍もできるようですが、冷凍してまでは食べないような気がしてうちではしていません。

アク抜きの方法は、重曹を使ってお湯でゆでる方法もあるみたいですが、我が家はより簡単に、暖炉の灰を使います。

 我が家は暖炉の灰をツナの空き缶でかいて粉ミルクの缶に入れています。1回分でツナ缶半分くらいの灰を使います。

ボウルにワラビを入れて、灰を全体にふりかけます。

 そこに熱湯をざばーっとかけます。

 これぞまさに 灰汁抜き!

 しばらく置くと、水というかお湯の色が緑色に変わります。アクが抜けてるのが目で見てわかります。

<お料理へ>

 そのまま一晩放置して、翌日流水できれいに洗い、料理します。さすがに灰を食べたくはないので、念を入れて洗います。

 我が家の人気メニューは、ワラビの卵とじ。5センチほどに切ったワラビをごま油で炒め、少量の砂糖と酒、みりん、醤油をふりかけて、とき卵でとじるだけ。ほかには、5分ほど湯通ししたワラビをナムルにしたり、辛子醤油マヨネーズで和えたり、納豆のタレとマヨネーズで和えたものも美味しかったです。アクさえ抜いてしまえば、天ぷらなど特に手をかけなくても楽しめるのがワラビのいいところです。

 連日とれ過ぎて飽きてきたら、漬物なんていう手も。ネットで調べると、いろいろなレシピが出てきますので、試してみてください。

<北富士演習場・梨ヶ原>

 おまけで、忍野村にある自衛隊北富士演習場(梨ヶ原)について書きたいと思います。

 4月のある日曜日、別荘地に黒い灰が降ります。

 初めて見たときは、「富士山の噴火か?!」と慌てたものですが、ここに住んで数年が経つ今は、これを見ると「ああ、野焼きだなあ」と思います。

 別荘地から野焼きをしている梨が原までは数キロ離れているのですが、結構遠くまで飛んでくるものですね。演習の音も聞こえてくるし。とにかく、野焼きの時には洗濯物に注意です。周辺の人には「早春の風物詩」なんて呼ばれているようです。

 この野焼き、何のためかと言えば、野焼きをすることによって永く草原を維持し、草原性の草花など生物の種を保全するためだそうです。その副産物(?)が、山菜なのです。普段は立ち入ることのできない演習場ですが、日曜日などの「立ち入り日」だけは一般の人も入れるようになります。

※2020年度立ち入り日カレンダー

 野焼きから2週間ほど経ったゴールデンウイークあたりから、ここを訪れる人たちは、帽子をかぶり長袖長ズボンに長靴の山スタイル。大きなビニール袋やバケツも忘れずに。もう、採れるわ採れるわ。そこらじゅうが山菜天国です。古からの狩猟採集の血が騒ぎます。今回のテーマであるワラビはもちろん、ウドやらタラの芽やらが山盛りです。

 

 道の駅(鳴沢村)やスーパーでも、パックや袋入りで売られているワラビですが、自分で採ってきたものはやはり別格です。見つけてうれしい、採って楽しい、食べて美味しい。五月晴れの気持よい天気の日のお散歩ついでに、気軽にワラビなどの山菜を見つけられるのは、別荘住まいの醍醐味と言ってもよいと思います。

 

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内覧のお申し込みは
0120-404-432
(フリーアクセス、携帯・PHSからも通話可能です)
営業時間
月~金曜日 9:00~19:00
土曜日、日曜日、祝日 10:00~18:00

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