群馬県、現地スタッフの日本マウントです。
上毛三山の麓の街や北軽井沢の魅力を現地からお伝えします
大切な建物のお手入れ
先日、赤城南麓の別荘物件をご覧になったお客様
別のエリアで観たログハウス、手入れされているのは良いが、
外部がペイントされていて丸太の風合いが残念な感じになってた
とおっしゃっていましたが、
先月ご契約いただきましたこちらの
建物などは築20年超えながら木の質感をいかした防腐塗装が
なされておりとても良い状態でした。お手入れって大切なのですね。
面白い組み方のログハウス発見
さて、そのログハウスが建つ別荘地管理事務所の建物なのですが、、
よく観ると、面白い組形状のログハウスであることに気付きました。
それと共に、「あ、これ、あのとき本で観たあれだ!」と、
二十年以上前の記憶が蘇ってきました。大学生の頃、木組みの
家を作ってみたいと、あれこれ調べていたときのことでした。
そう、この形、木口の出っ張りが大きいけれど、切り落とせば
あのとき観たものそっくり、、、
ダブルテイルノッチ
当時の資料は、、恐らく自宅の屋根裏部屋に仕舞いこんであるだろうけれど?
お手軽に、「ログハウス木組み」で検索してみると、、僅かながらあった画像
「ダブルテイルノッチ」という加工法と組みかたらしいのです。
出典:https://www.kiitos.jp/2015/10/ff151030.html
出典:https://www.kiitos.jp/2015/10/ff151030.html
昔の記憶のとおり、木口は切り落されてすっきりとした外観
ログハウスらしくない家として紹介されていました。
北欧フィンランドでは、
身近にある木材よりも煉瓦造りの家に憧れた人もいて、
この構造のログハウスに煉瓦模様をペイントされた建物も紹介されていました。
なんだか、「三匹の子豚」のお話のようですが、
冒頭の丸太の風合いがペイントされていて落胆したお客様、
日本人の自然観、素材感からすると、
やっぱり素朴な木の外観が良いのでしょうね。
地震の多い日本には、、
木造建築の「継手や仕口」を連想させるこのかたち
日本人の感性に合いそうですが、
他のエリアのスタッフさんに聞いてみてもあまり観ないとのこと。
サイトの解説には、地震の多い日本には、あまりお勧めでないとありました。
昔、私が、確か建築雑誌で観たその資料には、
そんなこと書いて無かったような、、
当時は森林資源の活用がテーマで、木造建築の耐震性より耐火性の法的問題
に関心がむけられており、気付かなかったのかもしれません。
木造三階建てなどの規制緩和、法改正が行われた頃でした。
「いつか建てたい」と、、作った模型
さて、その思い出には続きがありまして、
赤城南麓にある実家所有の山林に、いつか建てたいなどと無謀な夢を描いていたのでした。
今も家に、この組み方を真似して作った模型の一部が残っています。(左)
積み上げる角ログを、雇い実(やといざね)のような構造で連結していく、
確か本には、「隙間角」と記されていた記憶があります。(中)
それを応用して考案した、
材料の歩留まりを高めるために短い角ログを多角形に組み上げるつくり(右)
そのデザインにつきましては、よろしければ、
こちらの個人ブログをご覧くださいませ。
赤城南麓では、この工法の物件は、ございませんが、
魅力的な角ログでスタイリッシュなログハウス物件は多数ございます。
周辺にも、魅力的な物件多数、
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