渡良瀬渓谷の美しい紅葉と鮮やかな菊の花を楽しめる【群馬県みどり市】人気スポットで秋を楽しむ♪

赤城南麓の魅力

みなさんこんにちは!

群馬県在住!群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。

 

秋も深まり、季節のお楽しみと言えば「紅葉」ですね。

紅葉と言えば「山の景色」ですが、

今年の山は「熊」の出没が増えているようで、山の紅葉を見に行く勇気がなく、、、

そんな方にも紅葉を楽しむことができる場所をお届けします!

 

今回ご紹介するのは、人気の紅葉スポット【群馬県みどり市】です。

栃木県日光市、鹿沼市、佐野市に隣接し、首都東京からは100キロメートル圏内にあり、電車を利用の場合約2時間、高速を利用の場合練馬インターから約2時間10分の場所にあります。

東京からも比較的近距離にありながら、緑豊かな自然と美しい景観、歴史が息づく魅力的な【群馬県みどり市】は、その「四季折々の風景を楽しもう」と、たくさんの観光客が訪れる場所としてもとても有名なんです。

そんな【群馬県みどり市】の秋の様子をぜひご覧ください。

北門入り口の菊文字

第68回関東菊花大会が開催されている 『ながめ公園』

「ながめ」は、大正13(1924)年に高津戸峡の畔に「ながめ」という料亭が開業したのが始まりです。

これを大間々町三丁目にあった「三好屋」という割烹旅館を経営している者が受け継ぎ、「ながめ」は三好屋の別館という位置付けとなりました。

はじめは料亭だけだったそうですが、料理を食べに来る人に、牡丹や菊の花を見てもらうために「ながめ園」として開放し、余興も行うようにもなりました。

大正15(1926)年ごろには、すでに菊花壇が完備され、昭和になると「菊人形」が加わったことで、さらに「菊のながめ」として有名になりました。

最盛期の昭和30年代には、菊人形展で年間30万人の人出を記録するほど当時の人々の人気の場所になっていたようです。

 

そんな『ながめ公園』で開催されている「関東菊花大会」に行って来ました。

わたらせ渓谷鐡道「大間々駅」から徒歩約7分の場所にあり、周辺には「大間々神明宮」や「はねたき橋」、「高津戸橋」などがあり、橋からは渡良瀬川と高津戸峡の素晴らしい景色が広がります。

『ながめ公園』の西口から第一会場に入ると、わたらせ渓谷鐡道のマスコットキャラクター「わ鐵のわっしー」とみどりしのマスコットキャラクター「みどモス」がお出迎えをしてくれています。

その隣には『ながめ余興場』があります。

左 わ鐵のわっしー  右 みどモス

 

ながめ余興場

公園の一角にある「ながめ余興場」は、昭和12年に建てられた木造二階建ての劇場です。

直径約6.3メートルの廻り舞台や花道、二階席もある本格的な造りで、玄関は歌舞伎座を模したと言われています。

最盛期の昭和20年から30年代には、人気劇団や流行歌手の歌謡ショー、寄席などの公演でにぎわったそうです。

その様子を見ようと、窓にぶらさがったり木に登って観る人もいたんだとか。

凄い人気ですよね!

 

平成7年には、「みどり市指定重要文化財」に指定され、いまでも定期的に様々な公演や寄席などが開催されています。

群馬県内ではこの建物が唯一、全国的にみても数えるほどしか残されていない建物で、演劇史上や建築史上からも極めて貴重なものとなっているそうです。

ながめ余興場

 

第一会場から第三会場までたくさんの菊が並びます

北門から第一会場に入ると、目の前には「赤城山」がそびえたちます。

冬山をイメージしたのでしょうか?

頂上には雪をかぶったような白い菊が咲いています。

第一会場のフォトスポット前には、「富士山」を形作ったものもありました。

群馬県のシンボル 赤城山

 

恒例の菊人形は3つありました。

そのうちのひとつ、

川中島の合戦」をテーマにした作品です。

武田信玄上杉謙信の一騎打ちの様子が「菊の甲冑」とともに表現されていました。

槍を突き立てる御中間頭の「原大隅守(原虎吉)」の菊人形もありましたよ。

甲陽軍鑑』によれば、謙信が信玄を切りつけた際、謙信の愛馬に槍をついたのが原大隅守(原虎吉)だと言われています。

川中島の合戦

 

小菊の中にウエディングドレスを着たお人形がいました。

「ヘアサロン協力」と記載があったので、美容師の練習用「頭部のマネキン」をお借りし首から下のドレスを仕立てたのでしょうね。

まさに『花・嫁』さんです。 笑

花嫁

 

菊人形の2つめ、「三妖怪」です。

砂かけ婆からかさ小僧こなき爺

何の材料を使って作っているのかはわかりませんが、かなりリアルで怖かったです。

特に「砂かけ婆」。

夢に出てきそうな勢いでした。 笑

後ろの2体の骸骨は、左右に動いていましたよ。

 

3つめの菊人形「座敷童ろくろっ首」も首が上下に伸びたり縮んだりと遊び心満載な仕掛けがありました。

あまりのリアルさに小さな子どもさんは注意が必要かもしれません。 笑

三妖怪

 

一本の苗を何回も摘心を々て枝数を増やし、半球型になるように花を並べて咲かせ仕立てた菊「大作り(千輪咲)」です。

前年の秋に差し芽した苗から出た冬至芽を育て、一年かけ500輪咲かせているそうです。

大作り(千輪咲)

 

毎年11月上旬に行われる「関東菊花大会」は、今年68回目の大会です。

今年令和7年は、11月1日~11月30日までの開催です。

会場は3つに分かれていて、会場のテーマにそった菊が並べられています。

その数なんと! 約1,000鉢が展示。

大菊三本仕立ての盆養菊や盆栽菊、懸崖菊、大作りなど普段は見ることができない様々な菊の数々は、どれも見応えがあります。

他にも、保育園児や幼稚園児が作った菊が並べられ、どれもみんな立派に咲いていて関心しました。

大会優秀花の数々

 

「山菊」と呼ばれる小菊の中で節間が詰まって幹の太りやすい品種を使って盆栽に仕立てています。

盆栽」と言えば松やモミジの印象だったのですが、菊で「盆栽」が仕立てられるとは驚きです。

しかも、菊の中でも小さな花がついた可愛らしい菊。

その花とは対照的なダイナミックな姿に、思わず「凄い!!」と叫んでしまいました。

盆栽

 

各会場には、それぞれ記念写真を撮影できるフォトスポットがあります。

第一会場には、スプレー菊で大きなハートを形作ったオブジェが展示してありました。

第二会場には、1.5メートル×1.5メートルほどの大きなキャンバスに、たくさんのスプレー菊をアレンジしたもの。

第三会場入り口は、これまたビックサイズの「天使の羽」と「ハート」です。

花の前には木の台があり、そこに立って写真を撮ると体から羽が生えているような写真が撮れるんですよね。

左 天使の羽  右 ハート

 

菊の花は、温度が下がらないと咲かない花なので、昨今の夏からの厳しい暑さが菊にとっては良くない環境のようなんです。

自然の気温に左右されながら「大会に合わせちょうど開花するように調整する」ことがとても難しく、

また、きれいな菊の花を咲かせるためには大変な技術が必要なのだと聞いたことがあります。

たしかに、

土に植え自然に開花するのを待つだけではなく、いろいろな形に「仕立てる」作業というものは、職人ならではのなせる業だと感じます。

鮮やかなスプレー菊

 

素晴らしい高津戸峡の紅葉

『ながめ公園』から北方向を眺めると、みどり市屈指の人気スポット「高津戸峡」が広がります。

渡良瀬川中流の渓谷で「関東の耶馬渓」とも讃えられる素晴らしい景色です。

白い三角の形をした「はねたき橋」から『ながめ公園』の目の前にある「高津戸橋」までの約500メートルの渓流沿いには、遊歩道が整備され渓谷を間近に眺めながら散策できます。

岩の形がゴリラの頭のように見えることから名づけられた「ゴリラ岩」や水流が岩盤を侵食してできた円形の穴「ポットホール」など、ここでしかみられないような絶景を楽しむことができます。

秋の紅葉の時期には、美しい川の流れと紅葉のコントラストを見ようとたくさんの観光客が訪れる場所なんです。

私が訪れたこの日もだいぶ紅葉が進んでいて、素晴らしい眺めを楽しむことができました。

高津戸橋から北の眺め

まとめ

大間々駅のある「わたらせ渓谷鐡道」は、群馬県桐生市から栃木県日光市まで渡良瀬川に沿って走る列車です。

山間の美しい紅葉を間近に見られる車窓からの眺めはとても素晴らしく、この時期は特に人気のスポットなんです。

そんな【群馬県みどり市】に、秋の訪れとともにぜひ一度出かけてみませんか。

 

《ながめ公園》

関東菊花大会 11月上旬

【住所】みどり市大間々町大間々1635

【時間】9時~16時(最終入園 15時30分まで)

【入園料】大人¥400、小中学生¥200、小学生未満無料

 

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