2019.03.30

これから別荘をお探しの方へ必見！富士山周辺の別荘地紹介【山中湖編その２】

こんにちは！富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。

前回に引き続き、山中湖周辺の別荘地をご紹介します。
山中湖には実に大小さまざまな別荘地があり、今回紹介記事を執筆するにあたり色々調べたのですが、どうしても詳細がわからない別荘地すらありました。
下記の地図は山中湖周辺の別荘地を記してあります。この中からご紹介できるのは、前回紹介したふたつの別荘地を含め７箇所となります。このうちレイク山中平野台については、情報量が少なすぎてほとんど写真のみになってしまいましたが、今後詳細が分かったら追記していきたいと思います。

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目次を読む

1 リゾート地、山中湖の魅力とは？
2 【山中湖村】讃美ヶ丘別荘地
3 【山中湖村】山中湖グリーンタウン
4 【山中湖村】悠美ヶ丘
5 【山中湖村】つくし苑
6 【山中湖村】レイク山中平野台

リゾート地、山中湖の魅力とは？

まずは前回のおさらいです。
山中湖に別荘を持つ魅力として、下記の三つの要素をあげます。

１）都心から100キロメートル圏内。車で約90分のアクセスの良さ
「中央自動車道（東富士五湖道路）」と「東名高速道路」の二つの高速道路が利用できるので、車でのアクセスは大変便利です。また都内から山中湖行きの直通高速バスも運行しています。

２）夏はクーラーいらずの極上避暑地
標高約1000メートルの山中湖は富士五湖の中でも最も標高が高い場所に位置し、夏の平均気温は20度前後と大変過ごしやすい気候です。そのため、自然や植生もちょっとした高山の雰囲気があり、春は美しい芽吹き、夏には避暑、秋には紅葉、冬には都会では味わえない雪景色など、豊かな自然と季節をダイレクトに味わえる、別荘に最適の土地と言えます。

３）生活に便利、観光に便利。別荘ライフを満喫できる環境
周辺には大型スーパーやドラッグストア、オシャレなカフェやミュージアムなどもあり、多くの観光スポットにも近いためとても魅力的なエリアです。かといって、観光スポットも適度な距離にあるため喧騒から離れた静かなリゾート時間を楽しめ、なおかつレジャースポットへのアクセスも抜群という美味しいとこ取りの環境です。
便利な環境は豊かな自然と同じく、望んでもなかなか得られるものではありません。山中湖で培われた長いリゾートの歴史が、このように恵まれた環境を整えていったものと思われます。

【山中湖村】讃美ヶ丘別荘地

管理事務所と晴れ渡った冬の富士山（賛美ヶ丘別荘地サイトより引用）

讃美ヶ丘別荘地は1966年（昭和41年）に開発を開始し、1968年（昭和43年）に完成。以来、半世紀以上にわたり山中湖北岸の高級別荘地として多くの別荘族に愛されてきました。
別荘地の総面積は約25万平方メートル弱、総区画数376区画（別荘戸数213戸）。
別荘地は借地権物件が基本で更新・相続・譲渡可能ですが、富士急山中湖畔別荘地などと同じように、契約を終了する際は更地にして返却しなければなりません。

ここは山中湖村長池地区の湖畔から山へ向かって登っていった南向き斜面に広がる別荘地です。南向きということは、眼前に富士山と相対する位置にあり、眼下に広がる山中湖とともに眺望の良さを買われて開発された別荘地と言えます。
芙蓉台と同じように山腹に開発された別荘地ですので、傾斜地が多いのも特長のひとつですが、南向き斜面のため日当たりがよいこともあって、冬季は雪が降っても比較的早く解けます。
山中湖の湖畔人気スポットのひとつ「親水公園」にも近く、秋から冬にかけて見ることのできるダイヤモンド富士を鑑賞するにも便利な立地です。

長池地区の湖畔道路沿いにある大きな看板が入口

ここから集落を山の方へ入っていく

24時間スタッフ常駐の管理事務所は別荘入口にあり、ゲートが設けられているのでセキュリティも安心です。オーナーはゲートの専用カードで開閉できるようになっており、部外者や不審者が別荘地内に入ることはできません。管理事務所にはゴミ置場が設置されていて、24時間365日いつでもゴミが出せます。
共有施設として、テニスコートやレンタル農園なども整備されています。
また、別荘オーナー同士の交流イベント開催も盛んです。

二ヶ所のゲートがあります

インフラ詳細

上水道：山梨県認可私設簡易水道
下水道：浄化槽ならびに浸透槽設置
電気：東京電力
ガス：各戸でプロパンガス設置
通信環境：光通信サービス対応
携帯電話：携帯各社良好（ただしソフトバンクが場所によって弱い）
管理形態：ＳＡＭＢＩオーナーズ（24時間スタッフ常駐）

【山中湖村】山中湖グリーンタウン

山中湖グリーンタウンは賛美ヶ丘と並び山中湖北岸の別荘地です。
賛美ヶ丘別荘地と平行に並んでいる位置になり、山中湖村長池地区の湖畔にある親水公園近くにグリーンタウン別荘地入口があります。そこからずんずん山の斜面を登っていくと、管理事務所のある平坦地に辿り着きます。別荘管理事務所には常駐のスタッフさんがいて、ゴミの収集所なども設置されています。

長池地区の湖畔道路沿いにある親水公園（富士山のビュースポット）

湖畔道路沿いに看板があります

湖畔道路から坂を登っていきます

山中湖グリーンタウンは1970年代初頭に地元の会社（大朝開発株式会社）により開発された別荘地で、およそ3万平方メートルの敷地に約100区画（マンション等を除く）があり、うち1割ほどが定住されているそうです。

芙蓉台や賛美ヶ丘と同様、山の傾斜面に開発された別荘地ですので、富士山と山中湖の眺望が素晴らしいのが売りでもありますが、もちろん地形によって見られない場所もあります。南向き斜面で日当たりが良いため、冬場の雪解けが早いなど利点もあります。

別荘地からの富士山（グリーンタウン公式サイトより引用）

この別荘地のユニークなサービスとして、実際に別荘生活を体験できる貸別荘があります。全く知らない土地での別荘購入はなかなか勇気のいることですが、実際にその地で生活体験してみることで、安心してご自分の別荘ライフをイメージできると思います。

親水公園近くの浜辺ではコブ白鳥が卵を抱いていました

インフラ詳細

上水道：私営水道
下水道：浄化槽ならびに浸透槽設置
電気：東京電力
ガス：各戸でプロパンガス設置
通信環境：光通信サービス対応
携帯電話：携帯各社良好（ただしソフトバンクが場所によって弱い）
管理形態：グリーンタウン山中湖（管理事務所へ日中常勤）

【山中湖村】悠美ヶ丘

悠美ヶ丘は1970年に開発された借地権付きの別荘地です。山中湖畔から忍野村方面へ向かう途中の「花の都公園」を前庭とした山付きの場所にあります。約100区画近い別荘地に70軒ほどの別荘が建ち並んでいます。
何と言ってもここの一番の魅力は、花の都公園と富士山を眺めながら過ごすことができることでしょう。花の都公園は四季折々の花々が咲き乱れ、冬は園内を彩るイルミネーションや週末限定の冬花火イベントなどもあり、一年を通じてリゾートとしての楽しみを提供してくれます。

花の都公園から別荘地を望む

右手に雲に隠れた富士山がどーんと見える花の都公園

また、この別荘地には管理事務所というものがなく、別荘オーナーが個別に地元不動産会社と管理契約を結んでいるとのことで、ご自分で管理するつもりであれば、管理費はかからず、借地料と共益費のみということになります。

別荘地の木立の間から花畑と富士山が見える立地です

山中湖インターチェンジから近く、アクセスの良い別荘地でもあり、スーパーやドラッグストアも至近にあるため、生活の便利も良い場所です。
定住の方も数軒いらっしゃるそうです。

花の都のすぐ近くにあるスーパー「オギノ」。隣接してファミリーファッション館と百均ショップもあります

オギノの向いにはドラッグストアのチェーン店「サンロード」があります

忍野村にあるスーパー「セルバ」。同じ敷地にホームセンターとドラッグストアもあります

インフラ詳細

上水道：私設水道
下水道：浄化槽ならびに浸透槽設置
電気：東京電力
ガス：各戸でプロパンガス設置
通信環境：光通信サービス対応
携帯電話：携帯各社良好
管理形態：管理事務所なし（個別に地元不動産会社と管理契約している場合が多い）

【山中湖村】つくし苑

山の斜面に開発されたつくし苑の遠景（レイク山中平野台より望む）

つくし苑は山中湖湖畔から道志村方面へ向かって約2.5キロメートルほど入った場所にある別荘地です。
道志道を挟んで２箇所の別荘地があり、1970年代に開発分譲されました。
総面積約7万平方メートル、別荘戸数は約170戸ほどの規模で、定住の方も20戸ほどいらっしゃるそうです。

道志道沿いにある別荘地入口。もうひとつはこの先の右側を入ったところにあります。

山の斜面へなだらかな坂を登っていきます

道志村に向かって左手側の別荘地は山の斜面に開発されているので、高いところまで別荘が立ち並ぶ様子は芙蓉台などと同じ環境の別荘地です。ただ山中湖北岸の別荘地のように富士山に正対していないので、富士山を望める場所は限られています。ちょうど道志道を挟んだ向いにはレイク山中平野台の別荘地が見える位置にあります。