群馬県・前橋・桐生エリアの現地案内スタッフの日本マウントです。
地域に生まれ育った者ならではのご案内をしてまいります。
お盆休み、16日は、
家にお迎えした仏さまをお送りします。
14日、15日の間、以前は、
各家庭で、いわゆる盆棚というのを飾り付けていましたが、
今は、新盆でない限り、近頃はやらなくなったと思いきや、、
お店に盆棚のセットが大量に売られているのを見て、
日本の年中行事も見直されてきているのかなと実感します。
さて、送り盆の定番アイテムを製作しましょう、
まずは材料調達。
脚や耳の材料に、其々意味があって、年寄りがあれこれと
語ってうるさいのですが、見よう見まねで作ります(笑)。
里芋の葉の上に、お弁当を持たせて、
家の前の辻(多分、結界という意味なのでしょうね。)で、
送り火を焚きます。この煙に乗って仏様が帰っていきます。
仏様が帰ったので、この後、お墓参りに行きます。
今は多くの家がが、「代々の墓」形式になっていて、
我が家も祖母が亡くなった際にその形にしましたが、
私は、江戸時代からのこういうのに風情を感じます。
百年後、二百年後、ここはどうなっているのかな?
お寺が管理している墓地だと、あげたお団子とか、
置いておけない(カラスや野良猫が荒らす)のは、仏様に可愛そう。
いろんな送りかたがあって、これは我が家で代々やってる方法です。
お飾りや馬を、そのままお寺やお墓に持っていく家もありますね。
お祭りそのものが、送盆の行事になっている場合もあり、
花火などは、その代表例でしょうね。
駅の、ポスターで見かけたのですが、
前橋では、灯ろう流しのチャリティーイベントが、
開催されるようです。
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