こんにちは!
神社やお寺など神社仏閣、歴史が大好きな前島です!
今回は、僕が大好きな【神社】に関する記事です。
みなさんは、神社とかお寺へは、どのくらいの頻度で行かれていますか?
僕は、遠出とかをするときは、神社は、かならずといっても過言ではないほど、行くようにしています。
遠出をするときは、前の日の夜に出かけて、目的地の近くのサービスエリアで、仮眠のようなかたちで、少し寝るのですが、朝早く起きるので、まず旅行の1つ目の観光場所は、神社とかお寺と決めています。
もちろん、ときには、違うこともあるんですけど、ほとんど、朝一に、神社やお寺などに行くことが多いです。
朝一であれば、土日とか平日に関係なく、空いているので、とても、すがすがしくて、気持ちが良いです。
ネットなどでは、神社へは、朝一に行くのがおすすめですよということも聞くんですが、実際、朝一に行ってみると、朝日も見れますし、朝のすがすがしい空気も感じられて、夏は、特に気持ちが良くて、僕はこの時間帯の神社観光が、大好きです。
夏場は、日中はかなり暑くなってくるので、朝一の、まだ少しだけ涼しい時間帯(現代の夏は、熱帯夜になることも多いので、朝も暑いんですけどね。。。)のほうが、ゆっくり神社内を巡れますし、いろいろなものを見ることもできるので、とても楽しいですよ。
そこで、今回は、関東のなかでは、有名な神社である【日光東照宮】について、ご紹介していきますね!
日光東照宮は、そもそもどんな神社なの?
日光東照宮は、栃木県日光市にある神社でして、御祭神には、あの有名な徳川初代将軍である【徳川家康】を祀っている神社です。
徳川家といえば、誰もが知っている江戸時代を代表とする、人物であり、家ですよね。
約260年間も続いた江戸時代の江戸幕府の将軍として、初代から15代までも、続いた有名な家であり、人物たちでもあります。
そんな長い間、政治を行なってきた徳川家ですが、その初代将軍である【徳川家康】をなぜ、日光東照宮に祀ることになったのでしょうか?
それは、徳川家康の遺言によるものだそうです。
徳川家康が生前に、自分の死後には、日光山に祀ってほしいということを、伝えていたそうです。
徳川家康は、1616年(当時の元号:元和(読み:げんな)2年)に、現在の静岡県静岡市にある【駿府城】で、75歳の生涯を終えました。
最初は、久能山に神葬(読み:しんそう)されました。
第二代徳川将軍である【徳川秀忠(読み:とくがわ ひでただ)】が、父である徳川家康の遺言に、したがいまして、翌年(1617年、元和3年)現在の日光東照宮がある場所へ、移して祀ったそうです。
現在も残っている社殿は、第三代徳川将軍である【徳川家光(読み:とくがわ いえみつ)】によって造替されたものだそうです。
【神葬】とは、日本古来の宗教である【神道】のお葬式のことです。
仏教のお葬式とは、違いまして、神道のお葬式は、亡くなった後には、神になって、自分の子孫をお守りするという意味があるそうです。
この神葬を考えますと、生涯を終えたあとには、【神様】になるので、神社の御祭神として祀るのも、納得できますよね。
御祭神というのは、その神社に祀られている【神様】のことですから、生涯を終えて神様になれば、御祭神として、祀られますからね。
ほかの神社でも、歴代の天皇を御祭神として祀っている神社や、偉大な人物を祀っている神社などがありまして、今までは、少し不思議な感じに思っていました。
歴代の天皇も偉大な人物も、実際に現世で存在した人物であるにもかかわらず、御祭神(神様)として祀るのは、不思議なことだなと思っていました。
ただ、今回の記事を書いていまして、【神葬】という言葉を知ったので、歴代の天皇や偉大な人物などが、御祭神として祀られていても、当然のことだなというように変わりました。

日光東照宮
徳川家康の生涯を終えたあとの別名
仏教でもありますが、生涯を終えたあと(仏教であればお墓に入ったあと)には、別の名前が授けられます。
【戒名(読み:かいみょう)】と呼ばれる名前で、亡くなった方が、仏の弟子になるという意味で、つけられる名前だそうで、お墓にある細長い木の札である【塔婆(読み:とうば)】に書かれています。
神道のお葬式(神葬)でも同じようなものがありまして、神号(読み:しんごう)と呼ばれる名前でして、神としての名前のことです。
徳川家康の神号は、【東照大権現(読み:とうしょうだいごんげん)】という立派な神号です。
この神号は、1617年に、後水尾天皇(読み:ごみずのおてんのう、第108代天皇)から授けられたものです。
東照大権現は、もともと、仏教関係の意味もありまして、薬師如来(読み:やくしにょらい)の化身だそうです。
薬師如来は、仏教の世界で、「医療」と「健康」の守護仏とする仏様のことです。
当時の日本では、神仏習合(読み:しんぶつしゅうごう)という考え方がありまして、神様と仏様は同じ存在であり、神様は仏様が姿を変えたものという考え方があったそうです。
そのため、徳川家康の神号である【東照大権現】は、本来は仏でありますが、神仏習合の考え方により、仏様が神様に姿を変えたということで、神格化されています。

日光東照宮
見どころがいっぱい
日光東照宮は、敷地が広く、いろいろなものを見ることができます。
本殿は、もちろんのことながら、他の建物もすばらしいものが、多い神社となっています。
・陽明門
陽明門(読み:ようめいもん)は、本殿に入るところにある門でして、日本を代表とする一番美しい門といわれています。
なんと、この陽明門は、国宝にも認定されていまして、豪華な装飾をされていたり、500個以上の彫刻がされていたりしまして、とても美しい門です。
この陽明門は、いつまで見ていても飽きないということから【日暮の門(読み:ひぐらしのもん)】ともいわれています。
・三猿
三猿(読み:さんざる)は、日光東照宮といえば、と聞かれて誰もが答えるものだと思います。
【見ざる・聞かざる・言わざる】という言葉は、とても有名でして、3匹の猿が、それぞれ、見ざる(手で目を隠す)・聞かざる(手で耳を隠す)・言わざる(手で口を隠す)という彫刻がされています。
この三猿の彫刻がある建物は、【神厩舎(読み:しんきゅうしゃ)】と呼ばれるご神馬(読み:ごしんば)をつなぐ建物です。
この神厩舎(三猿)は、表門から入ったすぐ先にあります。
なぜ馬と猿が関係しているのでしょうか?
それは、昔は、猿が馬を守る動物とされていたようでして、ご神馬はとても大切な馬ですので、その建物に守り神のようなかたちで、三猿を彫刻されたようです。
そして、この神厩舎と三猿は、重要文化財に指定されています。

見ざる聞かざる言わざる
・眠り猫
眠り猫(読み:ねむりねこ)は、陽明門を通り、本殿を正面として右手方向に向かい、坂下門のところにあります。
この眠り猫は、左甚五郎(読み:ひだり じんごろう)という彫刻職人が作った名作の1つとされていまして、左甚五郎は、江戸時代初期に彫刻職人として活躍した人物です。
眠り猫の周りには、ぼたんの花が描かれていまして、猫が花に囲まれながら、日の光をあびて、うたたねをしている様子が描かれています。
この日の光をあびてうたたねをしているという情景が、日光東照宮の【日光】にちなんで、作られているそうです。
ちなみに、この眠り猫は、見る角度によって、表情を変えるそうでして、僕が行ったときは、この情報を知らなかったので、正面から見るだけでしたが、今後行く機会があるときは、違う角度からも見てみようと思いました。
また、この眠り猫は、陽明門と同じく、国宝に指定されています。

猫
・五重塔
五重塔(読み:ごじゅうのとう)は、日光東照宮の石段をのぼり、表門との間にある塔です。
高さは、36メートルという高さの塔となっていまして、現在の福井県の藩主である【酒井忠勝(読み:さかい ただかつ)】という人物によって、建てられました。
ただ、1815年(元号:文化12年)の火災によって、消失してしまいましたが、同じ藩の藩主である【酒井忠進(読み:さかい ただゆき)】という人物によって、1818年(元号:文政元年)に再建されました。
また、この五重塔には、心柱と呼ばれる柱が吊り下げられているのですが、この心柱は、地震の揺れを吸収する仕組みとなっていまして、3.11の東日本大震災でも損傷がなく、この技術を応用して東京スカイツリーの建設にも、使われているようです。
江戸時代の技術を現代でも、使われているというのは、すごいことですし、当時の技術力の高さにも、驚きますよね!
また、この五重塔は、重要文化財にも指定されています。
・奥宮
奥宮(読み:おくみや)は、日光東照宮のなかでも、少し奥地にある場所で、眠り猫がある坂下門をとおり、少し歩いた先にある建物です。
この奥宮は、この日光東照宮の御祭神にもなっている徳川家康(東照大権現)のお墓です。
建物は、すばらしいものになっていまして、ここには、徳川家康が残した教訓(遺訓)も書かれています。
現代の人が見ても、大事な言葉だなと思えるような内容になっていますので、もし日光東照宮に行かれる方がいましたら、ぜひ、徳川家康の遺訓を読んでみてください。
また、この奥宮は、三猿と同じく、重要文化財に指定されています。
アクセス
住所:栃木県日光市山内2301
駐車場:有料駐車場あり
※2025年時点では、普通車が1回あたり600円となっていますが、今後変更となる可能性がありますので、かならず公式サイトなどで確認してくださいね。
最寄りインター:日光宇都宮道路 / 日光インター
最寄り駅:JR日光駅 / 東部日光駅から徒歩30分程度
※駅から日光東照宮までの間の道では、食べ歩きもできるので、楽しみながら歩けますよ。
僕とパートナーの彼が行ったときは、駅と日光東照宮の中間付近に車をとめて、日光東照宮に行ってから、駅方面に行って、食べ歩きを楽しんでいました。
最後に
今回は、栃木県日光市になる有名な神社【日光東照宮】について、ご紹介してきました。
東照宮は、神社とお寺が融合した神社でして、通常、神社には五重塔はありませんが、この日光東照宮には、ありますので、神仏習合の神社ですね。
また、日光東照宮は、1999年に、世界遺産にも登録されていまして、世界的にも、有名な神社となっています。
栃木県は、那須高原など、別荘地として有名な場所もありまして、同じ栃木県内ですので、日光東照宮も、とても行きやすい神社です。
栃木県内で別荘をお持ちの方も、そうではない方も、東京や山梨などからでも、車でも電車でも行けますので、ぜひ、一度参拝に行ってみてはいかがでしょうか?
それでは、みなさんで、田舎暮らしを楽しみましょう!
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奈良県でパートナの彼と、2人で田舎暮らしをしている前島です。
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