こんにちは、静岡岩本です。
少し前〈10月末〉になってしまいますが、箱根に物件の打合せに行った際、空き時間ができてしまい、物件から車で10分程の「箱根ガラスの森美術館」に行ってみました。
関東圏の方なら一度は耳にしたことがある美術館だと思います。知らない人は単なるガラス工芸品を展示したりレストランやガラス製品の土産店など、観光地によくあるところかと想像されると思います。かくゆう私もその一人で過去2回くらいは来ていますがきれいなガラス製品が展示されていた印象しか残っていませんでした。
今回も、時間つぶしのつもりでしたが、美術館では期待以上の物を見せていただくことができ、頭から消えることはありません。すぐにブログに書こうかと思いましたが11月から庭園がクリスマス仕様になり、撮影した写真等が少し、古い情報になってしまい、どうしようかと思っているうちに時間が経ってしまいました。しかし、私の記憶に残っている、美術館の「風にそよぐグラス」の展示は11月25日名までなのでもし、時間のある方は見てほしいという思いで書いています。
今にも雨が降り出しそうな曇り空、時間も午後3時頃です。写真を撮るには残念な天候でした。
入口はコチラです。何年も前に行ったきりなので入口の印象も忘れかけていました。そばにある樹木にはクリスタルの飾り付けが・・・。電飾でないのがいいですね。
コチラが玄関です。「特別企画」奇跡のガラスを生んだ、華麗なるバロヴィエール一族展が開催されているとの事でしたがあまり関心もなくチケットを購入。大人1500円は高いなと思いつつ・・・。
外に出ると、まるで異国に来たような風景!
まず目の前にアンティークな建物(美術館)と池、ガラスの回廊のある庭園が!晴れていればまた違ったなあ。そう!晴れていれば、遠くに大涌谷と白い噴煙がくっきり見えるのです。(画像を明るくしてみましたので何となく見えます)
見事なクリスタルガラスの「ガラスの回廊」高さは9m。16万粒のガラスでできているとの事。
美術館内へGO!
さて、「風にそよぐグラス」を見に美術館に入ります。ショップと繋がっていますので雨でも濡れません。入り口の案内の方に尋ねると、写真も動画も、2次使用もOKということでした。なんと寛大な美術館なのか!
メインの大広間に出て天井を見上げると、オオ!すごいと思わず声が出てしまう、豪華な内装、天井画、中世ヨーロッパ貴族の館を思わせます!
早速、こちらが「風にそよぐグラス」です!本当に針金のようにほそーーい脚で立っているグラスです。壊れやすく世界でも残存数が少ないのもわかります。これは19世紀(正確には1895年)にイタリアのガラス職人の一族バロヴィエール家のジュゼッペが製作したものです。今から123年前に造られた物とは思えない技術ですね。大切に、大切に保存されてきたのだろう・・・。
動画をアイパッドで紹介していましたので撮影させていただきました!本当に動いていますよ!
写真ではこれです。
他にも数点飾られていました。グラスの形が可愛いもの。
脚が鋭角のジグザグになっているもの。
どれも素晴らしい!!
コチラは16世紀(400年以上前)のレース模様のグラスです。繊細なガラス模様のグラスの製作工程なども惜しげなく披露しています。
製作工程順に飾られています
ガラスの帆船もすごい!このきれいさは写真ではうまく言えないです。
他にも色々なすばらしい作品が展示されていましたが紹介しきれません。
ミュージアムショップはこちら!眩いです!
美術館を出ると、ミュージアムショップがあります。クリスマスツリーをメインにところ狭しとガラスのアクセサリーや食器など目がキラキラします。女性に人気で男性にはあまり縁がありませんね。こういう飾り付けを見ると「地震が来たらどうなってしまうのかな?」と、きっと大変なことになるんだろうな・・・・。と思うのです。
ガラスのキラキラ感や細かい細工の食器など美術館を後にしても目に焼き付いてしまいました。
ガラスのススキ?
そのまま進むと、ガラスで飾ったススキが池の周りにたくさん。本物の秋のススキです。重いので細いワイヤーでくくってあるようでした。曇りではありましたがほんの少し、雲の隙間から日が差すとキラキラ輝きます。
シンボルのクリスタルツリー
池には2本のクリスタルツリーが立っています。晴れていれば輝きは違うはず。
上の写真は10月末のものですが現在は11月1日よりこのようなクリスマス仕様になっています。(箱根ガラスの森美術館のイベント案内ハガキより)
レストランも雰囲気あります。
園内にはグルメ通の方には「カフェ&リストランテ ラ・カンツォーネ」があります。美味しいイタリア料理はもちろんですが、毎日11時~16時の中で毎時15分イタリア人の歌手の生カンツォーネも聞けるそうです。
可愛い水車小屋はショップです。
他にも水車小屋などもあり、イタリアの田舎の風景を思わせます。室内は手作りジャムなどを販売しています。
時間つぶしに寄ったつもりでしたが良いものを見ることができました。
今回の「風にそよぐグラス」の展示は貴重なものですので、興味のある方は是非行ってみてください。期間限定で11月25日までです。
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場所は、仙石原の箱根ガラスの森美術館から芦ノ湖方面に下り芦ノ湖沿いを通り、関所跡を通り過ぎ箱根峠に向かいます。芦ノ湖の湖畔から20分ほどで芦ノ湖高原です。別荘地からは三島市街にも20分ほどで行けますので関東方面からのアクセスも良いといえるでしょう。
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