こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
ゴールデンウィークも残りわずか、皆さんはどんなお休みを過ごされていますか?
もちろん、GW中だってず〜っとお仕事という方もいらっしゃるでしょうが、渋滞や人でごった返す観光地とは違う、空いている高速道路や静かな観光地でのゆったりとした休日を楽しみに、お仕事頑張ってくださいね!
あっ、そんな時に別荘探しというのもいいかも!?(笑)。
標高2,400メートルの遊歩道
富士まりもんもGWは仕事なのですが貴重な休日(しかも快晴!)を得たので、久しぶりに富士山五合目(富士宮口)へ行ってきました!10年前くらいまで一年に一度は必ず訪れてバードウォッチングをしていた場所ですが、しばらく遠ざかってしまっていました。しかも行くのはいつも夏頃だったので、この季節に訪れるのは初めてです!御殿場から富士山スカイラインを登ること1時間ほどで、2,400メートルの五合目に到着です。まずは以前よく訪れた宝永火口へ向かう遊歩道へ向かいました。
意外とこの遊歩道は知られていないので、観光客の方は入り口付近までしか来ません。特にこの季節は宝永火口までのトレッキングなど登山目的の方御用達の道といった感じでした。
眼下に愛鷹山が見え、左手には御殿場や裾野などの市街地が見えます。
右手には富士市と駿河湾が見えています。海の向こうは伊豆半島ですね。残念ながら海の方はかなり霞んでシャープな景色ではありませんでした。
五合目の駐車場はご覧のように道路の両脇に駐車スペースが設けられ一方通行となっています。夏はこの辺にはなかなか駐車できず、もっと下の方に停めることになります。右手の上方が富士山方向です。
ちょっと見ると富士山とは思えないでしょ?
五合目から見る富士山はこんな風に平たく見えるんです!(笑)。手前にベージュ色した背の低い木が生えていますが、森林限界が近いために高く成長できないカラマツの木です。下界では美しい新緑の葉を開いているカラマツも、ここではまだまだ寒いので芽吹きは遅いようですね。
駐車場脇の岩には「つらら」が・・・っ!!
さすが2,400メートル、寒さが違いますねー。下界の格好では風が冷たいのでコートが必要でした。
さて、遊歩道へ足を踏み入れてみます。ほとんどの木が本来高木なのですが、小さな盆栽になったように背の低いのが面白いです。右手の木はシラカバより標高の高いところに自生するダケカンバ。
細かく崩落している溶岩がむき出しに見られる場所もあります。上の方には雪を戴いた富士山頂が垣間見えます。
ここも流れてきた溶岩が止まった場所なのか、堆積したのかわかりませんが、長い年月に苔むしてさまざな植物の寝床になっています。
ふと、傍に目を向けると、おおっ!カラマツの芽吹きが始まっていました〜!きれいな若草色の刷毛みたいにきちんと並んで顔を覗かせています。
こちらの枝にはびっしりとカラマツの雄花がついていました!残念ながら雌花は見当たらず・・・。
こんな感じの道が木々の中を縫って続いています。人がすれ違えるギリギリくらいの幅なので、譲り合って通ります。ま、そんなに人通りはないのですが(笑)。
道の下に白いものが見えました。
なんと、溶け残った雪でした。下からひんやり冷気が風とともに吹き上がってくるような寒い場所でした。
ダケカンバの林。この場所は結構背が高く育っていますね。
もう少し先は切り立った崖になっていて、その関係で風が強くないのかもしれません。この遊歩道にはルリビタキやコガラなどが見られました。もう少し暖かくなるとミソサザイやホシガラスなども見ることができます。
崖は大沢崩れとまでは言いませんが、かなり広い範囲で崩れています。
この崖の岩場では夏場によくアマツバメが飛んでいるのが見られます。でも今はまだアマツバメは来ていないようです。
崖のところから上を見たところです。ちょこっと山頂が見えますね。
そしてこの先の森が終わるところまで行って、宝永火口を撮りたかったのですが、風が強くて寒さに耐えられず撤収・・・。
装備も普通の格好でサンダルばきですから(笑)。やはりここはあまり無理をしないで帰ることにしました。
富士宮口売店・展望台
さてここは、五合目駐車場にある唯一の売店兼食堂の建造物です。石積みがなんとなく富士山の山小屋風で素敵です。
道路脇に入り口があって、観光客が吸い込まれるように入っていきます。
売店にはお土産物がずらりと並び大盛況でしたが、懐かしい土産物に目が行きました!
溶岩そっくりの砂糖菓子「溶岩糖」。名前は違えど、昔からあるお菓子で、細かい穴が空いてるとことか、見るほどに溶岩にそっくりなんですよね〜。昔はもっと色々な色があったような気がしますが・・・。
最近調査している(嘘です)観光地における自動販売機の価格変動。さすが富士山五合目最高峰富士宮口ですから、やはりこれくらいは・・・納得か?ペットボトル500MLが300円、缶ジュースが150〜180円でした。
売店の入り口は展望台にもなっていて、大勢の人が記念写真を撮っていました。
展望台から下界を見下ろしたところ。
展望台から撮影した富士山山頂です。雪は少なく見えますが、この時期下界が雨の日は山頂では雪になります。まだまだ富士山の山頂は雪山なのです。
以上、富士まりもんでした。
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