秋なのに? 見頃を迎えた夏の花『ひまわり』の美しさと旧石器時代の人々の暮らしに感動した【群馬県みどり市】

赤城南麓の魅力

みなさんこんにちは!

群馬県在住!群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。

 

クーラーを使う日もなくなり、なんだか急に秋っぽくなりましたね。

長袖を着る日もあったりして、

急いで衣替えをしている今日この頃です。

 

さて今回は、

緑豊かな自然と美しい景観、歴史が息づく魅力的な場所「みどり市」のご紹介です。

「四季折々の風景を楽しもう」と、

たくさんの観光客が訪れる場所としてもとても有名な「みどり市」で、

夏の花「ひまわり」が見頃との情報を聞き、さっそく行って来ました!

 

秋なのに夏の代表的な花が見られるって?!

 

お花大好きなこむぎさんが見逃すわけにはいきません! 笑

さっそくその様子をご覧ください。

 

恒例の『ひまわりの花畑まつり』

みどり市笠懸町吹上地区では、毎年10月上旬ひまわりの花畑まつりが開催されます。

地元の「上鹿田むらづくり推進協議会」が主体となり、遊休農地に種をまいたことが始まりで、

この地に「ひまわりの咲く畑」が見られるようになりました。

 

夏を過ぎた「ひまわり花畑」一面に、約20万本のひまわりが咲き誇ります。

毎年10月上旬に開催される『ひまわりの花畑まつり』には、

その年の開花状況にもよりますが、満開の「ひまわり」を楽しむことができます。

 

1996年から始まった『ひまわりの花畑まつり』

記念すべき第30回目の今年は、

10月10日(金)~10月12日(日)

会場:みどり市笠懸町吹上地区ひまわり花畑

 

おまつりの期間中には、

地元の園児の「お遊戯」や地元のサークルの皆さんによる「合唱」や「ダンス」など、

他にも地元特産品の販売などさまざまな催しものがあるのだそうです。

今年30周年の特別イベントとして「高所作業者 乗車体験コーナー」もあります。

また、なかでも注目のイベントは、恒例の「笠懸の武技」です。

 

笠懸の武技とは?

疾走する馬上から的を射る実践的な武術で、鎌倉時代には武士の重要な訓練でした。

的は風で舞い上がった笠を模したものが用いられ、流鏑馬と比べ神事の要素は少なく、

より実戦的で武芸としての側面が強いとされています。

 

源頼朝が流鏑馬の際に、風で舞い上がった武士の笠を射たことから、

この地域(現在の群馬県みどり市笠懸町)が「笠懸野」と呼ばれるようになったという伝説もあるんです。

ひまわり

 

ひまわりの花と会場の様子

ひまわりが太陽に向かって元気よく咲いています。

晴天だったこの日は(10月2日)、とても暑くて、少し歩くと少し汗ばむような一日。

なんだか真夏のひまわり畑にいるかのような気分になりました。 笑

太陽に向かって咲くひまわり

 

展望台も設置され、おまつりの準備万端です。

私が訪れたこの日は、おまつり前だったため、

展望台は閉鎖され、「ひまわり畑」を上から見ることはできませんでした。

展望台からは、「ひまわり畑」全体を見ることができるので、毎年人気のフォトスポットなんですよ。

仮設展望台

 

ひまわり畑の西側は丘陵になっているため、一番奥のひまわり畑は少し登りになりますが、

メインのひまわり畑はほぼ平地です。

また、遊歩道には砂が敷いてあるので、とても歩きやすくなっています。

遊歩道

 

写真の一番右に映っているのは、群馬が誇る「赤城山」です。

たくさんのひまわりが咲く広々とした「ひまわり畑」と「赤城山」を眺めていると、

本当に穏やかで、清々しい気分になります。

 

やっぱり群馬って素敵!

赤城山も見えます

 

初訪問!国指定史跡『岩宿遺跡』へ

次に向かったのは、国指定史跡の「岩宿遺跡」です。

ひまわり畑」から車で南に約3分ほどの場所にあります。

群馬県に住んでいながら、今まで一度も行ったことがありませんでした。

 

岩宿遺跡は、1946年にアマチュア考古学者「相澤忠洋」によって発見されました。

それまで日本列島には、土器時代以前の人類は居住していなかったとされていました。

しかし、関東ローム層と呼ばれる赤土層から石器を発見したことで、

縄文時代より前の日本に人がいたという歴史を覆す大発見となりました。

日本で旧石器時代の人類がいたことを初めて証明した重要な遺跡なんです。

石銘板

 

発掘調査が行われたA地点と呼ばれるエリアと、

反対側にはたくさんの石器が出土したB地点と呼ばれるエリアがあります。

その中間には、「相澤忠洋」の銅像があります。

相澤忠洋さん

 

現在B地点には、岩宿遺跡遺構保護観察施設『岩宿ドーム』があります。

中に入って見学をしたいと思います。

岩宿ドーム入り口

 

ドーム入り口には、スタッフの方がいて中を案内してくださいます。

中では、B地点の地層をはぎとって作られた地層断面の標本を観察できるほか、

岩宿遺跡と岩宿時代(日本の旧石器時代)について、アニメ映画を通じてやさしく解説しています。

約8分ほどのアニメでしたが、旧石器時代の当時を見ることができました。

現代人とは全く違う人々が「生きるために生きている」。

一生懸命生きている様子が描かれ、とても感動してしまいました。

ドーム内の様子 ※許可をいただき撮影しています。

 

ここでしかできない体験がある。

次に、ここから徒歩5分ほどの場所にある「岩宿博物館」を目指します。

歩き始めてからほどなくして、なにやら煙が立ち込めた広場がありました。

 

何かを燃やしているのかな?

 

足を止め覗き込んでいると、

「良かったら見ていきませんか?」

と声をかけられました。

 

誘われるまま広場に入っていくと、

そこでは、何やら「おもてなし」の準備をしていました。

話を伺うと、

みどり市のふるさと納税返礼品 「古代料理体験」の準備をしているところでした。

土器で作る「イノシシ鍋」

 

日本列島に旧石器(岩宿)時代があることが初めて証明された岩宿遺跡で、

黒曜石(こくようせき)で造られた石器のナイフで肉を切ったり、

熱した石で調理する「石蒸し料理」、

どんぐりパンを焼いたり、その当時の料理方法を体験しながら食事を楽しめるんだそうです。

 

主催者の方のご厚意で、石器ナイフを使って肉を切らせていただきました。

肉に石器をあて、手前にスーっと引くと、、、

 

わっ! 切れてる!

 

切れ味抜群で、まるでナイフのようでした。

これが石を加工して作られているナイフだなんて、

驚きです!

旧石器時代の人も同じことをしていたと思うと、とても不思議な気持ちになりました。

と同時に、突然お邪魔したにも関わらず、

貴重な体験をさせていただき感謝しかありません。

ありがとうございました!

黒曜石で造られた石器ナイフ

 

古代料理を楽しそうに作られる参加されたご夫婦。

竹に巻き付けて焼く「どんぐりパン」も、とても美味しそうでした。

どんぐりパンを焼く様子

 

 

『太古の時代へタイムスリップしたい方』へのお知らせです。

ここまでのブログをお読みいただいて、

「私も体験してみたい!」

と思われた方に朗報です!!

 

なんと!

 

来月11月9日(日)

ここ「岩宿人の広場」で、岩宿ムラ収穫まつり』が行われるそうです。

石器づくりやまが玉づくり、弓矢、古代食など、

さまざまな体験を通して太古の時代へタイムスリップできるおまつりです。

毎年多くの親子連れでにぎわう人気のイベントですので、

ぜひご興味ある方はふるってご参加くださいね!

マンモスの骨で作られた住居

 

花の開花に合わせて何度も足を運びたくなる場所

広場の南側には「鹿の川沼」という沼があります。

4月には沼を囲むように植えられている桜の花が咲き、

それはそれは素晴らしい景色に変わるんだそうです。

また、岩宿博物館の北側にある「古代ハス池」では、夏になると古代ハスが咲くそうです。

鹿の川沼

 

「岩宿博物館」からのお知らせです

肝心の「岩宿博物館」は、

常設展示室等の改修工事を行うため現在休館中でした。

残念 泣

・休館 2025年9月1日~2026年9月30日(予定)

 

残念ですが、また来年新しくなった博物館に出かけたいと思います。

岩宿博物館

まとめ

岩宿周辺は、文化・自然体験施設があり、旧石器時代の歴史を学べるほか、

地下1,600メートルから湧き出した温泉が楽しめる「カタクリの湯」があります。

自然も豊かで、桜やカタクリの花、ハスの花が咲き、

近くには「紅葉が素晴らしい場所」として有名な「高津戸峡」などの観光スポットもあります。

高速を利用すれば、東京からは2時間弱で行けるアクセスの良さのため、

日帰り旅も満喫できそうですね。

ぜひ、見どころいっぱいの魅力あふれる「みどり市」に出かけてみませんか。

アクセス

《ひまわり畑》

【住所】みどり市笠懸町鹿2556

 

《史跡岩宿遺跡遺構保護観察施設(岩宿ドーム)》

【住所】みどり市笠懸町阿左美2418-1

 

《岩宿人の広場》

【住所】みどり市笠懸町阿佐美1790-1

 

《岩宿博物館》

【住所】みどり市笠懸町阿佐美1790-1

※現在休館中 (2025年9月1日~2026年9月30日まで)

 

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