【山梨県 北杜市】清春芸術村 名建築を独り占め 

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千葉県北東部&九十九里エリア・茨城県の
物件をご案内する現地スタッフでしたが
2025年からブログスタッフに転身!
数年前から千葉と神奈川の二拠点生活になり
各地を放浪中の sawaiです (^^)/

みなさーん!最近、美術館へ行きましたか!?
先日9月、私は山梨県北杜市にある「清春芸術村」へ行ってきました。
白樺派の精神を受け継ぐ、自然と芸術が溶け合う、とっても素敵な場所ってことで
ずいぶん前から行きたい場所!としてBMしていました!

土砂降りの日

土砂降りの日

まさかの土砂降り

晴れ女だと勝手に自負しているのですが
この日はまさかの土砂降り!

え!?
美術館なら雨降りでもいいじゃないか?って?

清春芸術村は
雨降りだと、とっても困るんです!

清春芸術村入口

清春芸術村入口

清春芸術村とは?

そもそも清春芸術村とは!?

山梨県北杜市にある複合文化施設。

清春白樺美術館
光の美術館
ルオー礼拝堂
茶室「徹」
梅原龍三郎アトリエ
白樺図書館
エッフェル塔の階段
清春陶芸工房
和心(わしん・ゲストハウス)
素透撫(すとうぶ・レストラン)
ミュージアムショップ
そして清春芸術村でいちばん目を惹く創作の場「ラ・リューシュ」
といった施設で構成されています。

なので、雨だとすっごく困るんですよー!

すぐ左手に受付

すぐ左手に受付

アートはもちろん
「建物」自体も楽しめる場所!
清春芸術村の公式サイト(https://www.kiyoharu-art.com/)で見た、
青空の下で広がる美しい芝生のイメージ・・・・

「あ〜あ、芝生もビショビショだろうし、写真も映えないかな」
なんてしょんぼりモードで到着。

でもね、これが大間違い!
この土砂降りこそが、私に最高のギフトをくれたんです!

ずぶずぶの土砂降り

ずぶずぶの土砂降り

雨が払った「人波」という名の喧騒

雨だー!傘は嫌いだー!
でも、入り口をくぐってすぐに気づいたんです。人が、いない!

チケット売り場のスタッフが気の毒そうな顔をするほどの
土砂降りですから!

清春村の案内図

清春村の案内図

そう、土砂降りの天気のおかげで、訪問者は本当にまばら。
広大な敷地を独り占めしているかのような、夢のような「ほぼ独占」状態だったんです。

人気のアートスポットって、写真を撮るにも人待ちしたり、
鑑賞するにも人混みに押されたりしがちですよね。でもこの日は、そんな心配は一切なし!

雨音は、まるで外界との音を遮断するカーテンのよう。
これはもう、貴重な体験と言わざるを得ません!

ギュスターブ・エッフェル

ギュスターブ・エッフェルの建築 雨に濡れる「ラ・リューシュ」
1900年に開催されたパリ万国博覧会のパビリオンに使用されていた建物の
設計図を買い取り、まったく同じものを1981年に再現したものです。

ラ・リューシュ

ラ・リューシュ

ギュスターブ・エッフェル・・・そう
パリのエッフェル塔を設計した人物の作品!
ラ・リューシュ La Ruche、フランス語で「蜂の巣」という意味。

エッフェル塔

エッフェル塔

芸術村のシンボルの一つ
パリで多くの芸術家が共同生活を送ったアトリエを再現したものです。
煉瓦・木材・鉄骨で作られた16角形のこの建物は
現在、アトリエとして使われているため一般公開はしていません。

エッフェル塔の階段

エッフェル塔の階段

エッフェル塔の階段

晴れの日の軽やかな印象とは違い、
雨に濡れて深みを増した色合いのアイアンの階段
その向こう側にラ・リューシュ
1989年、エッフェル塔完成100周年を迎えた時に
フランスから清春芸術村に移設されたエッフェル塔の一部なんだそうです。

魂を揺さぶる「ルオー礼拝堂」

ジョルジュ・ルオーの作品が展示されている
ルオー礼拝堂です。

礼拝堂入口

礼拝堂入口

礼拝堂の重そうな木製の扉は解放されていて
「はーい、こちらですよ!」といった趣。
中に入った瞬間、外界の雨の音がスッと遠ざかり
静謐な空間が。
そこは、静寂に包まれた別世界。

礼拝堂

礼拝堂

キリスト像は、ルオー自身が制作・彩色したものなんだそうです

ルオー礼拝堂

ルオー礼拝堂

こちらのステンドグラスもルオーの作品「ブーケ」
宗教や信仰とは関係なく、この村を訪れる芸術家たちの瞑想の場になっているんだそうです。

ステンドグラス「ブーケ」

ステンドグラス「ブーケ」

ずうっとここに佇んでいたくなるような
そんな空間でした。

オルガン?

オルガン?

白樺派大集合の白樺美術館

ルオー礼拝堂と同じく白樺美術館は谷口吉生氏の設計

白樺美術館

白樺美術館

ロダン・ルオー
東山魁夷・梅原龍三郎・岸田劉生・中川一政などの作品
白樺派関係の書簡や原稿
雑誌『白樺』全巻が展示されていました。

この空間ずーっと貸し切りでした。(館内撮影禁止)

建築家・安藤忠雄「光の美術館」

人工照明を一切使わず、自然光だけで作品を鑑賞させる美術館

光の美術館1

光の美術館1

「今日は土砂降りなんだから、きっと中は真っ暗か、せいぜい薄暗いんだろうなああ」
と、完全に諦めムードで入館しました。

が!もう、度肝を抜かれました!

室内は、私の予想に反して、驚くほど明るいんです!

コンクリートの壁と、計算され尽くした小さな開口部。
そこから取り込まれた雨の日の白い光が、コンクリートの壁に反射し、
空間全体に拡散されているんです。

雨の日だからこそ、光のありがたみが分かる!

この美術館は、光が主役の芸術作品そのもの。
光の質や強さが刻々と変わる様子は、雨の日という特別な条件だからこそ、
強く感じられた感動体験でした!

違う季節、晴れの日、曇りの日、雪の日ときっと
全く違う空間に変化するに違いない!

雨の芝生広場と水たまり

建物の外は相変わらずの大雨
エッフェル像がさみし気に佇んでいます。

雨の芝生広場

雨の芝生広場

もう、芝生は完全に水たまりだらけ!長靴がないと、もうダメなレベルでビショビショです!

アートが点在

アートが点在

でも、不思議と嫌な気分にはなりませんでした。

誰もいない広場を、水たまりを避けながら歩いていく。
雨音と、冷たい空気が、イイカンジです。

ランチは素透撫 stoveで

芸術村内にはステキなレストランが併設されています。
その名も素透撫 stove

素透撫 stove

素透撫 stove

鎌倉から移築した古民家です。
箒でデザインされた生垣が斬新
こんな使い方があるんだなあ、竹箒!約3,000本使われているんだとか!

ヒバの一枚板を使用したカウンター

ヒバの1枚板のカウンター

古民家をリノベーションして広い開口部からは
外の緑を眺めながら食事ができます。

奥のほうに屋根が見えますが、こちらは
新素材研究所の杉本博司+榊田倫之の設計により建てられた
ゲストハウス「和心」(会員限定)

季節をかえて再訪したい清春芸術村

もし晴れていたら、きっと遠くに南アルプスの稜線が見えたはず。
春には桜、秋には紅葉。
季節ごとにまったく違う表情を見せてくれるという清春芸術村。

再訪希望!

再訪希望!

今回の雨の日の訪問は、「静寂」を体験することができました。
次は春の桜の頃に、そして秋の紅葉の季節にも。
またこの場所で、違う光と空気を感じたいと思いました。

清春芸術村
住所:山梨県北杜市長坂町中丸2072
電話:0551-32-4865
開館時間
清春芸術村・清春白樺美術館:午前10時-午後5時(入館は4時30分まで)
光の美術館:午前10時―午後5時
休館日:年末年始・月曜日(祝日の場合は翌平日休み)
公式ホームページ:https://www.kiyoharu-art.com/

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