2018.09.01

静岡市清水区(旧清水市)出身「さくらももこ」さんを偲んで・記帳＆ちびまる子ちゃんランド見学

こんにちは、静岡担当岩本です。先週、皆さんもご周知のとおり、静岡市清水出身の漫画家「さくらももこ」さんが、まだ５３歳という若さで亡くなられるという悲しいニュースが流れました。本当に残念です。特になじみの深い静岡県内、清水の人達にとっての悲しみは特別なものがありました。私は、さくらももこさんより７歳上なので同世代というと失礼かと思いますが同じ時代の静岡に住んでいたのでより親近感というか、金銭感覚など通じるものがありました。

さくらさんが少女時代の体験や暮らしのエピソードから生まれた、小学３年生の女の子「まる子」ちゃんを主人公として家族や友人たちとの日々を描いた「ちびまる子ちゃん」は日曜日６時の定番になりましたね。

まるちゃんが小学３年生なら自分は高校生くらいの年齢になるのかと、そういえば山口百恵(自分より1歳下)や西城秀樹、郷ひろみなど同世代のキャラクターがテレビに出てくる面白さは、小さい子供が見るソレとは違った思いで、自分の年齢に重ねながら見ています。そんなちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさんはどんな人なのか、この訃報により初めて知りました。皆さんもきっとそうでしょう。表に出ないでまる子ちゃんのイメージを大切にしたのでしょう。

また、話は飛びますが、清水といえば「清水エスパルス」ですね。負けが続いていたエスパルスも、清水の為に活躍してくれたさくらさんに報いるためにも、訃報があった日から初の横浜Mとの試合では喪章をつけて頑張りました。

静岡新聞に静岡市役所、清水区役所などに記帳のコーナーが設けられ、同時に今月7日に静岡市に寄贈されたばかりのさくらさんのオリジナルデザインのマンホールの蓋も期限付きで一時展示されるとの記事を見て、行くなら今だと思い、行ってきました。また、エスパレスドリームプラザ内の「ちびまる子ちゃんランド」にも記帳台が設けられているとの事で、20年前からあったのにまだ、一度も見学していなかったのでこちらにも足を伸ばしてみました。

◆JR静岡駅です。

JR静岡駅の改札を出て北口の横断幕、１００ｍ位はあるでしょうか？見たことある人もいるでしょう。静岡や清水の名物の富士山、茶娘、駿府城、清水港などがオリジナルで描かれ《静岡市はいいねぇ》というまるちゃんらしい言葉に癒されます。

◆静岡市役所　葵区役所です。マンホールの展示や記帳所に着きました。

その足で静岡市役所・葵区役所に到着。ロビーに展示されていました。こちらのまるちゃんは、黄色い帽子をかぶり、富士山と茶畑が描かれています。最近人通りが多くなった、新静岡セノバという商業ビル店舗のそばのけやき通りに設置されるそうです。

記帳台と献花台が置かれていて、人気漫画「ONE PIECE　ワンピース」の作者　尾田栄一郎さんが公式サイトとツイッターに公開したものと同じさくらももこさんへの追悼イラストが飾られていました。

まるちゃんとルフィが仲良く骨付き肉を手にしているほのぼのしたイラストです。尾田さんとさくらさんはプライベートでも親交があったそうです。

さくらさんありがとうと子供さんも記帳していました。

さくらさんが作詞した、「まるちゃんの静岡音頭」は今年も各地で踊られました。

◆JR清水駅　ここに旅姿のまるちゃんが。

JR清水駅に向かいます。駅に着くと早速まるちゃんの出迎えが。マンホールの蓋が設置される予定の「清水駅江尻口」にもまるちゃんが。

◆静岡市役所　清水区役所です。マンホールの展示や記帳所に着きました。

清水区役所に向かいます。区役所に入ると受付のところに記帳台、献花台、マンホールの展示がされていました。

こちらは、赤い帽子をかぶり、富士山と駿河湾が描かれています。

◆エスパルスドリームプラザに到着

清水区役所から徒歩でゆっくり歩いて10分のところに「エスパルスドリームプラザ」があります。20年ほど前に建てられ、最近観覧車も設置され車内の足元が透明の物もあり人気です。清水港に隣接していて清水のシンボルになっています。

ここは、清水のおいしい魚や寿司屋横丁、ファッションの店、マックなど、色々あります。もちろんエスパルスのショップもあります。

３Fにある「ちびまる子ちゃんランド」に行ってみます。大人が1人では恥ずかしいものがありますが今回は恥など言ってられないですし。

◆ちびまる子ちゃんランドです！

入り口前には給食のメニューのある食堂があります。奥がちびまる子ちゃんランドになっています。

◆こちらが記帳、献花台です。

食堂を抜けると、記帳台、献花台がありました。さくらさんの自画像と共に自筆の細かくきれいなイラストが飾られていました。

◆入ってみましょう！

記帳を終え、早速ランドに入ってみます。入口には大人でも着られるなりきりの為のレンタル衣装などがありました。奥に写真コーナーがあるので借りる人もいるのだとか・・・

◆まるちゃんの世界観がそのまま！雰囲気よく出ています。

すぐにまるちゃんの家の茶の間の風景が等身大くらいの大きさで造られています。人形ではなく、板のパネルなのですが良くできています。

ここはまるちゃんたちがが大人言葉で会話していると、ばっと戸が開いてお母さんが怒っているところです。しゃべっている言葉も流れていますのでテレビから流れる感じがそのままです。

◆教室の風景やクラスメイト達。

そのまま進むと3年4組の教室があります。

入口の壁にクラスメートが。ちゃんと名前もあるのですね。

◆忘れちゃいけない、長谷川健太監督！「ケンタ」くん

そういえば現J1FC東京の「長谷川健太監督」も「ケンタ」として実名で出ていますね。上の写真の一番下の右から2人目。さくらももこさんとは小学校の同級生だったことは皆さんご存知ですか？テレビのちびまる子ちゃんでは、サッカー好きの少年「ケンタ」のエピソードの回もありました。お正月の放送で将来の夢《サッカー選手になる》を凧に託すという話でした。小さい目がかわいいケンタ少年です。

インターネットに掲載された写真がありましたので引用します。テレビの一場面です。