みなさんこんにちは!
群馬県在住!群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。
さて今回は、佐波郡玉村町にあります『玉村八幡宮』のご紹介です。
「鶴(つる)が翼を広げ羽ばたいているように見える」
おなじみの群馬県の特徴的な地形。
佐波郡玉村町は、群馬県の首の付け根部分にあたり、高崎市と前橋市、伊勢崎市、藤岡市に囲まれた場所です。
玉村八幡宮から車で約5分の場所には、「高崎玉村スマートインターチェンジ」、新幹線が止まる高崎駅へは車で約20分ほどの場所にあり、アクセスの良さは抜群です。
「高崎玉村スマートインターチェンジ」には『道の駅玉村宿』が隣接し、さらに2027年には、「食、農、遊び、健康、癒し」をテーマにした広さ5.8ヘクタールのパーク型所業施設『BETTER DAYS(ベターデイズ)』が開業予定とされており、今大注目の場所が『佐波郡玉村町』です。高崎駅にも近いため「高崎の東の玄関口」として存在感がさらに高まりそうです。
また群馬県は、全国の小麦生産量第7位(2024年度)と小麦の生産量が多く、そのなかにおいて、特に玉村町は生産量が多い町としても知られています。
町を眺めると、広々とした田園風景が季節の移り変わりを教えてくれ、遠くには赤城山をはじめとする上毛三山が広がる自然豊かな玉村町は、「穏やかさ」と「便利さ」を併せ持つような町です。
戌年・亥年生まれの守り神『玉村八幡宮』
『玉村八幡宮』は、国道354号から南側、「日光例幣使街道」と呼ばれる現代の県道142号線沿いにあります。
この「日光例幣使街道」は、江戸時代に京都の朝廷から日光東照宮へ派遣された「日光例幣使」が通った江戸時代の脇街道のひとつで、徳川家康の没後、東照宮に幣帛(へいはく)を奉献するための勅使「日光例幣使」が通った道です。「日光例幣使街道」沿い、『玉村八幡宮』の所在地である下新田と隣の上新田の境目に建てられた、朱塗りの大鳥居「一の鳥居」がひときわ目を引きます。
鳥居をくぐると、その先には、入母屋造りのどっしりとした風格のある『随神門』が見えてきます。
この『随神門』は、慶応元年(1865年)に建造され、平成28年に町の重要文化財に指定されました。
棟札によれば、大工は越後国中之嶋の浅野喜内藤原長正、彫物師は武蔵国玉井村の小林槽次郎榮次郎らで、建造にかかわる文献資料はすべて文書で残されています。

随神門
参道を進むと、足元には整然と敷石が続いています。
左手には、平成25年に鎮座した、「安産・子育て・子宝の撫で犬の像」が見えてきます。
中心に鎮座する犬や、犬を囲むように並ぶ干支が刻まれた丸い石を撫で、子どもの健やかな成長を願うのだそうです。

撫で犬
参道わきには、大きな楠木(くすのき)の御神木がありました。
幹が根本から2本になり、2人が寄り添う姿に見えることから、通称「夫婦楠木」と呼ばれ、家内安全・夫婦円満・縁結びまた厄除開運の御利益を授かると古来より伝えられています。
神社の説明によると、植栽後およそ95年ほどの御神木のようです。
どんな原因があって2つに分かれたのかは不明ですが、100年近く健康で育ってきたのは見守る人々のご尽力あってのことだと感じます。

御神木
利根川から引かれた天狗用水の水が流れるお堀には、境内の地下100メートルから汲み上げられた神聖な御水が湧き出ています。
かつて玉村町は、「水の溜まる村」と言われ、今でも稲作が盛んにおこなわれています。「溜まる村」から略され「玉村」という地名になったという説もあるのだそう。
黄金色の鯉が気持ち良さそうに泳いでいました。
ちなみにこちらの御神水は、お水取りできるそうです。
「飲料水として使われるときは一度煮沸をしてください」と注意書きがありました。
次の参拝時には、持ち帰り用の容器を持参しようかな。 笑

お堀と御神水
神聖な本殿は、室町時代の建築様式を現代に遺しており、国の重要文化財に指定されています。
誉田別命(ほんだわけのみこと)、気長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、比咩神(ひめのかみ)の三柱をはじめとする神様がお鎮まりになっています。
この三柱の神様を合わせて「八幡様」と呼び、「厄除開運、安産子育て、交通安全」の神様として祟敬されています。
幣殿と拝殿も町の重要文化財に指定されています。

拝殿
御影石で作られた二の鳥居をくぐり、拝殿に向かう途中には、承応元年(1652年)に奉納された石燈篭があります。
玉村町では最も古い燈篭といわれていて、苔むした様子からもその長い歴史を感じます。

灯籠
本殿の裏手にある小道を進むと、『玉村八幡宮』で特に人気のパワースポット「Vの松」が見えてきます。

本殿裏の小道
「Vの松」とは、玉村八幡宮の森から外へ外へと成長し、まるで「V」のように見える形に成長した松の木です。
どうですか?
「V」の形に見えませんか?
自然の不思議な力で「V」の形に大きく成長した松は、まさにパワースポット!
どんな苦しい状況であっても上へ伸びる力となると語り掛けるような姿ですよね。
このパワースポットには、「心願成就、必勝祈願」のためにたくさんの人が訪れるのだとか。
松に触れ、自身の願いや思いを込めて参拝すれば、きっと願いが叶うかもしれませんよ。

Vの松
秋の夜長、『人形大感謝祭』で厳粛な素晴らしい体験を!
10月11日に斎行された「人形大感謝祭」に再び伺いました。
『玉村八幡宮』では、毎月10日には「人形感謝祭」斎行されていますが、人形感謝祭に合わせ「燈籠宵まつり」や「演舞」なども同時に斎行されているのが「人形大感謝祭」です。
日頃かわいがっていた人形やぬいぐるみなどの魂を鎮め、感謝して納め、あわせて子どもの健やかな成長や家内安全を祈願するおまつりです。
神社で毎月決められた日に人形の供養を行うのは全国的にも珍しいということで、東京都や埼玉県など県外からも多くの方がおいでになるそうです。

随神門
この日は雨が降ったり止んだりの天気。
「灯籠宵まつり」の灯籠の数も通常より数を減らしての斎行になりましたが、灯籠の灯りに照らされ、雨で濡れた参道がしっとりととても素敵でした。

参道
ぬいぐるみと水子供養の「猿田彦神社淡島神社」前では、古い絵馬をお焚き上げしていました。

猿田彦神社淡島神社
神楽殿では、群馬県立女子大学の龍神JJのみなさんによる「龍舞」が始まっていました。
他にも上州雅楽会のみなさんによる「雅楽奉奏」など、普段では見ることができない演目がつづきます。
文化年間(1804~1817)の建造であるとされる神楽殿も町の重要文化財に指定された歴史ある建物です。

神楽殿
境内に並ぶ「灯籠」は、歴史資産を生かしたまちづくりに取り組んでいる「まちづくり玉村塾」のみなさんによる「ペットボトル灯籠」。
神社全体が灯籠の柔らかな優しい灯りに包まれ、癒しと貴重な体験をすることができました。

玉村町のマスコットキャラクター「たまたん」が描かれた灯籠
まとめ
他にも『玉村八幡宮』のおすすめポイントに手水舎があります。「花手水」と呼ばれ、手水鉢に季節の花々を浮かべ楽しむものです。
水に浮かぶ可憐な花たちは、生き生きとして、見ているだけで癒されます。『玉村八幡宮』の花手水の花は、季節ごとに色々な花に変わるので、春夏秋冬の花の美しさを楽しむことができます。
また神社のすばらしさから、『玉村八幡宮』を舞台にテレビのロケなどでも使われることがあるのだそうですよ。
そんな『玉村八幡宮』にぜひでかけてみませんか。
《玉村八幡宮》
【住所】佐波郡玉村町下新田1 ※カーナビのご利用の際は、「下新田4」で検索してください
【電話】0270-65-2305
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皆さまにとって幸せな1日でありますように
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