こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
前回に引き続き、富士山周辺の別荘地紹介です。
今回は富士東麓の山中湖にある別荘地をご紹介します。
★【北麓編】はこちら
★【西麓編】はこちら
★【山中湖編その2】はこちら
★【南麓編】はこちら
リゾート地、山中湖の魅力とは?
富士山に一番近い湖「山中湖」。これは山中湖村の観光キャッチフレーズであり、今や山中湖には「富士山に一番近い湖」という言葉がもれなく付いてきます(笑)。それほどに山中湖と富士山は密接な関係であり、やはり実感として、富士五湖の中では山中湖から見た富士山が一番大きくて迫力があるのも事実です。
ここで山中湖に別荘を持つ魅力として、三つの要素をあげたいと思います。
1)都心から100キロメートル圏内、車で約90分のアクセスの良さ
「中央自動車道(東富士五湖道路)」と「東名高速道路」の二つの高速道路が利用できるので、車でのアクセスは大変便利です。また都内から山中湖行きの直通高速バスも運行しています。
2)夏はクーラーいらずの極上避暑地
標高約1000メートルの山中湖は富士五湖の中でも最も標高が高い場所に位置し、夏の平均気温は20度前後と大変過ごしやすい気候です。そのため、自然や植生もちょっとした高山の雰囲気があり、春は美しい芽吹き、夏には避暑、秋には紅葉、冬には都会では味わえない雪景色など、豊かな自然と季節をダイレクトに味わえる、別荘に最適の土地と言えます。
3)生活に便利、観光に便利。別荘ライフを満喫できる環境
周辺には大型スーパーやドラッグストア、オシャレなカフェやミュージアムなどもあり、多くの観光スポットにも近いためとても魅力的なエリアです。かといって、観光スポットも適度な距離にあるため喧騒から離れた静かなリゾート時間を楽しめ、なおかつレジャースポットへのアクセスも抜群という美味しいとこ取りの環境です。
便利な環境は豊かな自然と同じく、望んでもなかなか得られるものではありません。山中湖で培われた長いリゾートの歴史が、このように恵まれた環境を整えていったものと思われます。
【山中湖村】
富士急山中湖畔別荘地
山中湖畔別荘地は山中湖の南岸に広がる380万平方メートルの敷地に、西区・中区・東区・富士見台・富士桜丘・富士紅葉丘・富士あざみ丘・富士月見丘の8エリアがあり、約3300区画の一大別荘地です。湖畔近くや西区は便利で定住者も多く人気エリアとなっています。中心は高速バスの発着地でもある旭日丘ですが、山中地区から平野地区までの広大なエリアが籠坂峠付近までほぼ別荘地帯となっています。
おそらく日本でのリゾート開発の先駆とも言える別荘地と思われますが、山中湖畔別荘地は1920年代(大正末期〜昭和初期)、富士山麓土地株式会社(富士急行の前身)により開発・分譲がスタートしました。
発端は明治40年及び43年に山梨県内で発生した水害でした。
水害被害に遭った県内産業の進展や県民生活安定のために、明治天皇より県に御下賜された広大な土地を、西洋型リゾートという形で開発していったのが富士山麓土地株式会社です。
昭和初期には、外国人向け別荘・政財界人や皇室関係・軍関係者など富裕層向け別荘開発が中心で、開発の拠点としてその中心にテニスコートやスケートリンクを持った山中湖ホテル(昭和3年開業)や横浜の老舗ニューグランドホテル(昭和11年開業)の進出、1935年(昭和10年)には富士ゴルフ場(現富士ゴルフコース)開業など、富裕層・外人客を対象とした施設が整備され、日光や京都・箱根と言った日本有数の観光地を目指して開発が進みました。また1927年(昭和2年)に日本初のキャンプ場が開設したのを皮切りに、東京帝国大学・明治大学・東京文理大学・慶応義塾大学など有名大学の夏期施設が開設され、高級リゾートから青少年をも受け入れる総合リゾートへと拡大・発展してきました。そして1960年代に入ると大衆向けの別荘が飛躍的に増えていき、現在に至ります。
富士急山中湖畔別荘地の特徴としてあげられるのは「転貸借地権」。地主である山梨県から富士急が一括で借り受け、それを転貸するという方式です。所有権に比べて価格が安く、土地の「固定資産税」や「不動産取得税」がかからないことがメリットで、売買や相続も可能であることから所有という形にこだわらない人に人気です。※一部のエリアには所有権物件もありますが、非常に少ないです。
また区画面積が他の別荘地と比べて広く、300坪を超える敷地にゆったりとした別荘が建つ様は、歴史あるリゾートにふさわしい町並みを見せています。
インフラ詳細
上水道:富士急行簡易水道
下水道:各戸で個別浄化槽を設置
電気:東京電力
ガス:各戸でプロパンガス設置
通信環境:光ブロードバンド対応(一部地域はADSL/ISDN対応)
携帯電話:携帯各社良好(ただし場所によって電波状況が厳しい箇所あり)
管理形態:富士急リゾートアメニティ
【山中湖村】山中湖高原別荘地 芙蓉台
山中湖の北東岸、ママの森から平野へ向かう途中に芙蓉台の看板と入口が見えてきます。芙蓉台の総面積は約51万平方メートル。大平山の山腹から山頂付近へかけて広がる別荘地です。
私が初めて山中湖に来た時、山腹を彩るイルミネーションのようにキラキラと輝く芙蓉台の灯りをとても印象深く覚えています
芙蓉台は1960年代に開発された別荘地です。
山中湖の北岸エリアには平野地区の中心地以外は平坦地が少なく、山腹に開発された芙蓉台別荘地の一番の問題は水の確保でした。平野地区から何段階もポンプを連携し水の汲み上げができて初めて別荘地開発が可能となったそうです。そうまでしてこの場所にこだわったのは、やはり高台の景観を求めてのことだったのでしょうね。山頂近くのエリアへ登って行く途中に富士山の絶景ポイントがあるのですが、そこから見る眺望はまさに絶景!見事な富士山と山中湖の眺めです。
別荘地入口には警備員による24時間ゲートが設けられ、セキュリティ管理も安心です。別荘地内にはテニスコートや屋外温水プール、パッティンググリーンなどが設けられ、リゾート気分も高まります。
また山腹ならではの地形で展望の開けた場所が多く、富士山や山中湖を望めるエリアもありますが、残念ながらそのどちらも見えないエリアも当然あります。ゲート入口一帯はなだらかな平坦地が広がり、やがて傾斜地の山腹へ九十九折の道を登って行くという地形になっています。
インフラ詳細
上水道:山梨県認可私設簡易水道
下水道:浄化槽ならびに浸透槽設置
電気:東京電力
ガス:各戸でプロパンガス設置
通信環境:光ブロードバンド対応(一部地域はADSL/ISDN対応)
携帯電話:携帯各社良好
管理形態:芙蓉台サービス
今回は二つの別荘地しかご紹介できませんでしたが、山中湖にはまだまだ大小さまざな別荘地がありますので、次回も幾つかの別荘地をご紹介したいと思います。
以上、富士まりもんでした。
0120-404-432
(フリーアクセス、携帯・PHSからも通話可能です)
営業時間
月~金曜日 9:00~19:00
土曜日、日曜日、祝日 10:00~18:00
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