皆様こんにちわ!八ヶ岳エリア担当の山田です。昨日に続いての投稿になりますが、
お付き合いよろしくお願いいたします。
前回「道の駅こぶちざわとスパティオ小淵沢」についてご紹介しました。
八ヶ岳リゾートエリアの玄関口と云えば、やはり小淵沢となりますでしょうか、
理由としましては、中央自動車道小淵沢インターチェンジとJR東日本小淵沢駅の
存在が大きいでしょうか。
JR東日本小淵沢駅の歴史
JR小淵沢駅は山梨県最西にある鉄道駅であり、長野県との県境近くにあり、
東京都JR吉祥寺駅からこの小淵沢駅間が中央本線八王子支社管轄となります。
本駅の所在標高は886mであり、駅からは八ヶ岳連峰の南麓を見渡すことが出来ます。
さえぎる防風物が無い為、冬は八ヶ岳おろしを受け駅ホームでは待合室を
利用しないと、とても電車を待ってられない寒さでした。
この小淵沢駅の読みは「こぶちざわえき」、所在地である小淵沢町は
「こぶちさわちょう」、と読みは濁りません。 開業は意外と古く、
1904年明治37年に中央本線韮崎駅~長野県富士見駅区間の開通ととも
旅客と貨物の取扱利用を開始しました。ちなみに同じ年にNYマンハッタン
ブロードウェイ7番線地下鉄が開業しています。この1904年開業当時の
木造駅舎は2017年まで利用されており、とっても趣きのある建造物でしたが
同年9月に残念ながら解体されました。現在1904年開業当初から残っている
建造物としては、日野春駅駅舎(改装を繰り返しているが)と当駅北側にある
蒸気機関車用の給水塔があります。当時の韮崎-富士見間は乗降駅としては
小淵沢駅しかなくこの日野春駅は甲府方面からの列車が、この日野春駅先から
急登が始まる七里岩の為、この日野春を給水所として重要な役割を果たしたそうです。
日野春駅は標高615mにあり隣の長坂駅は740mそして小淵沢駅が886mですので、
蒸気機関車にとってはかなりエネルギーを要する登りだったようです。
新・小淵沢駅舎はどうなっているの?
話がそれましたが、この小淵沢駅が2017年に生まれ変わり、山梨県内初の
『エコ・ステ』エコロジーステーションとして利用が開始されました。
エコステとは太陽光発電設備や太陽熱利用設備をそなえており駅舎で使用される
消費電力の全てを賄う駅という事です。
旧駅舎は島式ホームの為、改札から駅ホームへは、階段を利用した地下通路を
通り1・2番線に向かい、4・5番線(小海線ホーム)には跨線橋を利用する為、
更に階段を使っていました。
この長年の懸案事項が解消されバリアフリーとなり旅行者が利用する際の
大きく重い荷物を持っての行き来きが格段に楽になりました、ありがとうJR小淵沢!
私も実家の両親が利用する時は、いつもホームまで見送り、出迎えの際に
荷物持ちをした経験上、これはご高齢の方やハンディキャップの方、妊婦さんや、
小さなお子さんに至るまで不親切な駅だな-と思っていました。
(誤解無い様に追記致しますが、JR駅の構造が不親切だったのであり、当駅の駅員さん
は常に親切に利用客のために荷物を持ったり車椅子の方の対応をこまめにされており、
いつも感心していました!)
新しい駅舎は北川原温都市研究所 によるデザイン監修で、南アルプスや八ヶ岳の山並み
と北杜市の誇る清流をイメージした駅舎デザインになりました。
ブラウンの外壁が「山並み」でブルーのガラスが「清流」本当だ! 外装、内装に素材として
木材を多用して温もりと親しみをもたせ無機質にならない様に配慮されています。
新駅計画には駅周辺地域活性化策定委員会を中心に市民参加型ワークショップが
開催され駅前の広場の計画や、前駅舎にはなかった屋上展望台、駅利用者が
憩える多目的スペースの設置など多くの意見が反映されました。
駅駐車場と南アルプスを望む。
屋上展望台、残念ながらエレベータは二階まで予算の都合でしょうか。
駅利用者が憩える多目的スペース、窓からは八ヶ岳が一望。
旧駅舎時代から好きで通った丸政の立ち食い蕎麦もモダンに!びっくり、おススメですよ。
小淵沢観光案内所は一階の外部に面しています。動線も良く考えられています。
目の前がタクシー乗り場になっており、隣はおしゃれになったお土産店
外壁がとっても印象的です。お土産だけでなく、コーヒースタンドもあります。
忘れてはけない駅本来の姿、券売機とみどりの窓口そして改札。
駅員さんの優しさは旧駅舎のままであって欲しいですね~
ミニマルでありながら必要以上の機能を備えた新小淵沢駅舎です。
ちなみに小淵沢駅の一日の利用者は1500人程度、年間55万人程度です。
隣の長坂駅は1150人、富士見町駅は920人、一概に比較はできませんが、
八ヶ岳エリアへの観光利用者の数も反映されていると云えます。前に紹介しました
スパティオ小淵沢、リゾートアウトレット小淵沢、星野リゾートリゾナーレも
定期的なシャトルバスを運行しており、その他の八ヶ岳エリアの宿泊施設も多く
送迎車両を運行しています。車での観光だけでなく、電車を利用したインバウンドも
盛んなエリアと云えます。
ちなみにJR新宿駅からJR小淵沢駅までの所要時間は特急スーパーあずさで約1時間54分
距離は163km、片道料金は5,900円になります。
如何でしょうか電車での八ヶ岳も中々便利です。
もちろん日本マウントでの物件さがし電車でお越しの際は、
このJR小淵沢をご利用していただき、現地物件案内はスタッフが車で
お迎えしてご案内もできます。安心してお問合せ下さい。
来年こそは!いい物件で新しい生活のスタートを!小淵沢も魅力的です。
年末は全国的に寒波到来との予報です、皆様におかれましては、お身体ご自愛いただき
よいお年をお迎えください。
私、現地スタッフ山田が八ヶ岳山麓生活の日々をインスタグラムで紹介しています。
ご興味がございましたら、チェックしてみてください。
www.instagram.com/yatsugatake_foot になります。
よろしくお願いいたします。
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投稿者プロフィール
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10年前に東京から八ヶ岳に移住してきた、三人娘の父。
山の中のギャラリーを運営中。
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