埼玉県富士見市・知る人ぞ知るコスモスの名所と昭和レトロな商店街を行く!

埼玉エリアの情報

みなさまこんにちは!

いなかも家探し・現地ブログを担当しているたけいゆきこです。

ここのところ空を見上げるとひつじ雲が浮かんでいたりして、

季節はすっかり秋なんだなぁと感じます。

秋と言えば、私の大好きなお花コスモスが咲く季節です。

関東近郊にはコスモスの名所がたくさんありますが、

今回は私の地元・埼玉県にある、知る人ぞ知るコスモスの名所

コスモスの咲く散歩道をご紹介いたします。

コスモスの咲く散歩道の横には昭和レトロ感満載な商店街があり、

散策がてら立ち寄るのもおすすめです♪

 

コスモスの咲く散歩道を歩いてみよう!

コスモスの咲く散歩道は、東武東上線・みずほ台駅から徒歩約25分、

もしくは東武東上線・志木駅から東武バス「下南畑行き」に乗車し「寺下団地」バス停で下車後すぐの場所にあります。

埼玉県西部から東京都北部を流れる新河岸川沿いの木染橋付近に600mほど続くコスモスの咲く散歩道

最寄り駅から少し距離がある分、

コスモスの最盛期にも混雑なく花を愛でられる隠れた名所となっています。

 

土手の両側を埋め尽くすように咲くコスモスたち。

ここの土手はサイクリングコースになっている他、ウォーキングにもちょうど良く、

コスモスの季節以外にも地元の方々が歩いたりジョギングしたりしている姿をよく見かけます。

富士見市近辺を流れる新河岸川は、こう言っては何ですが

そこまできれいな川というわけではなく、

東京の都市部を流れる川と大差ない見た目なのですが、

コスモスが咲く時期ばかりは何割増しかで美しく見えます。

 

この土手を下流方面にしばらく歩いて行くと、

富士見市のお隣・志木市の市役所のあたりに到着します。

運動がてら土手歩きを楽しみ、

帰りは志木市役所から志木駅行きのバスに乗るのもアリかと◎

コスモスの咲く散歩道に咲いているピンクや白のコスモスは日本の在来種で、

オレンジ色の外来種より弱いうえ、夏前から続く異常な暑さにやられ、

ここ数年はだいぶ数が減ってきていたそうです。

そこで、地元有志の方々が「コスモスの咲く散歩道を元の姿に戻そう!」と立ち上がり、

今年は土手周辺に苗をたくさん植えたそう。

10月初めに訪れた時点でも既にたくさんのコスモスが咲いていたのですが、

地元の方によると、10月中旬頃(18日前後)が見頃のピークになるとのことです。

秋空に映えるコスモスを、混雑のストレスなく観賞することができるコスモスの咲く散歩道

秋のお出かけの候補地としていかがでしょうか。

 

ここだけ昭和の時代に戻ってしまったかのよう!「寺下商店街」

コスモスの咲く散歩道の土手の下には、昭和レトロな商店街寺下商店街があります。

寺下商店街は1970年前後に誕生した、地域に根差した商店街です。

レトロなアーチをくぐって商店街へと足を踏み入れてみると、

電柱に取り付けられたスピーカーからなんとも言えない懐かしい感じのするメロディが流れ、

味わい深い個人商店がポツポツと点在し、

まるで映画のセットのような、ここだけ昭和の時代にタイムスリップしてしまったかのような

不思議な感覚に陥ります。

 

商店街の中ほどにあるこの広場なんてもう、

ドラえもんか、もしくはサザエさんのキャラクターたちが遊んでいそう。

令和の時代にこんなレトロな商店街が残っているなんて驚きです。

レトロ好きにはたまらない雰囲気の寺下商店街には

一体どのようなお店があるのでしょうか。

ちょっと探検してみました。

cafe いつつぼし

商店街の入り口にあるcafe いつつぼしさん。

青色とピンク色の外観がひときわ目を引きます。

どうやらパン屋さんのようですね。

手作りチックなメニュー表が可愛らしいです。

店内へと入ってみると…、

なんとパンはほぼ売り切れ!

人気店なんだなぁ!

(開店11:00で、訪れたのは12:30頃でした)

ひとつだけ残っていたフィッシュサンドを購入。

ボリュームがあり、とてもおいしかったです♪

店内にはイートインスペースもあり、コスモス観賞の後の休憩にちょうど良さそう。

明るく楽しい店主さんとおしゃべりしつつ、のんびりとした時間を過ごせそうです。

ちなみに上の写真の「cafe いつつぼし」の看板は、

某ジャニーズグループのみなさんが直々に作成したものだそう。

ジャニーズファンの方はぜひ、

「寺下商店街 cafe いつつぼし」で検索してみてくださいませ♪

cafe いつつぼしさんの営業時間は平日11時~17時、土日10時~17時。

定休日は水曜日と木曜日です。

 

新泉

cafe いつつぼしさんから歩くこと数分、

今度はなにやら町中華のお店らしき建物を発見しました。

こちら、新泉さんは、おかみさんお一人できりもりしている食堂です。

(店内にいらっしゃった常連さん情報)

入店してみると、これまた寺下商店街の雰囲気にピッタリな内装。

カウンターの他にテーブル席がいくつかあり、

常連さんらしきお客様でとても賑わっていました。

 

ラーメンは驚きの450円!(2025年現在の価格です)

少なめに作ってもらったチャーハンと餃子を合わせても

1,000円ちょっとという激安価格です。

物価高のこの時代に、おいしいゴハンをこんなに安く食べられるなんて!

地元のみなさんが通ってしまうのにも納得です。

ラーメンもチャーハンも餃子も、手作りの素朴なおいしさでした。

きっと創業当時から変わらない味なんだろうなぁ、と想像しつつ完食♪

新泉さんの営業時間は11時半~21時。

定休日は火曜日です。

 

和菓子司もりしげ

寺下商店街の奥まったところにある和菓子司もりしげさん。

この感じはぜったいおいしいやつだ!と、私のレーダーが反応しました。

吸い寄せられるように入店してみると、

ニコニコと出迎えてくださったのは御年88歳の店主さん。

なんと毎朝4時起きして和菓子を手作りしているそうです。

本当は今年の5月でお店を閉めようかな…と考えていたそうですが、

一緒にお店をやっているお姉さん(御年90歳!)が

「まだまだやれる!」と気合十分だったため、継続することにしたそう。

先ほどの新泉さん同様、大福やおまんじゅうが100円~と激安価格です。

貴重な手作りの和菓子がこんなに安くて良いのでしょうか…⁉

お団子は5本で400円。

やわらかめのお団子に、甘すぎない餡で、ついつい食べ過ぎてしまいそう。

店主さんのお人柄もすごくほっこりしていてステキでした。

リピート間違いなしの和菓子屋さんに出会ってしまったようです…!

和菓子司もりしげさんの営業時間は10時~18時。

定休日はなし(臨時定休はあるかも)。

 

住吉精肉店

新泉さんの2件隣にある住吉精肉店さん。

店頭には店主さんが厳選した質の良いお肉が並びます。

そしてオススメなのが手作りのお惣菜たち!

揚げたてほやほやのメンチカツやコロッケは衣がサックサクで、

しっかりと下味が付いているためソースなしで食べても最高においしい!

(むしろソースなしで食べていただきたい!)

しかもコロッケひとつ110円、メンチカツひとつ150円など、

お財布に優しい価格設定です。

新泉さんしかり、和菓子司もりしげさんしかり、

価格設定が昭和期なのが寺下商店街のデフォルトなのでしょうか…?

そういえばcafe いつつぼしさんの揚げパンも100円だったなぁ(安)。

どのお惣菜もおいしそうで、ついつい買いすぎてしまいました。

この日はコロッケとメンチカツとから揚げを購入。

自宅に戻るまで我慢できず、コスモスを見ながらコロッケをパクリ。

至福…!

住吉精肉店さんの営業時間は11時~19時半。

お惣菜の出来上がり時間は11時半頃と14時頃とのことです。

Googleで検索すると定休日が載っていませんが、

日曜日と月曜日がお休みです。

他にも魅力的な商店がありそう…!

ご紹介したお店の他にも、

寺下商店街にはお寿司屋さんや居酒屋さん、八百屋さんなど

気になるお店がたくさんありました。

理容ジョージさんとか、激シブでしびれます…!

 

 

 

そして、100円で一枚もらえるてらちゃんスタンプ

台紙を全部埋めると、商店街内で100円の金券として使用できます。

こういった商店街独自のスタンプカードも、今の時代あまり見かけなくなったもののひとつですね。

個人商店がどんどん少なくなってきている今、

このような昭和レトロな商店街文化をこの先もずっと残したいなぁ感じたので

今後もせっせと通い、スタンプカードを埋めていこうと思います◎

 

室町時代に創建された「水宮神社」にも立ち寄りたい!

コスモスの咲く散歩道を背にし、少し坂道をのぼった先には

室町時代に創建された水宮神社があります。

 

境内には蛙の石像がたくさん!

狛犬ならぬ、狛蛙まで…!

ここ、水宮神社は、地域のパワースポットとして親しまれている神社です。

境内にいる蛙さんたちは、神様の遣いなのだそう。

水宮神社のご利益は、

交通安全・家内安全・身体健康・安産・厄除け開運・商売繁盛・学業向上

など、多岐にわたります。

コスモス観賞がてら、参拝してみてはいかがでしょうか。

また、水宮神社のお隣には真言宗のお寺大應寺(だいおうじ)があります。

そうか、先ほどの商店街は、お寺の下にあるから「寺下商店街」なのか…!

大應寺は、関東1都6県の「花の寺」と称される寺院の集まり「東国花の寺」

埼玉8番のお寺なのだそう。

境内を見学してみたところ、今の時期は特にお花は見当たりませんでしたが、

とても立派な山門や本堂は見応えたっぷりです。

水宮神社と併せてお参りするのも良いですね◎

近年、埼玉県は「災害の少ない地域」として注目されています。

災害時のリスクヘッジとして、埼玉県内にセカンドハウスを求める声も多いのだとか。

首都圏からのアクセスが良好で住みやすく、実は隠れた名所もたくさんある埼玉県。

一度足を運んでみて、埼玉の良さを感じてみてください◎

 

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