こんにちは!
神社やお寺など神社仏閣、歴史が大好きな前島です!
都会に住んでいる方で、田舎暮らしに、あこがれを抱いている方も多いのではないでしょうか?
都会は、便利なものが多かったり、楽しい施設が多かったり、最新のお店などがあったりと、楽しい面もたしかにあります。
ただ、自然が豊かで、のんびりできる田舎暮らしも、すてきですよね。

田舎の夏
田舎暮らしにあこがれを抱いて、ネットで田舎の物件を見て、この物件を見てみたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
そんな田舎の物件ですが、もともと、所有して住んでいた方が、もう使わないので、売りに出して、別の方にその物件を渡したいと考えているでしょう。
田舎暮らしにあこがれを抱く方もいる一方で、複数物件を所有している方のなかで、もう使わない物件を売却して、ほかの方へ渡したいと考える方もいると思います。
売却をしたいと考えている方の場合、ネットで不動産関係を調べると思われますが、不動産関係の知識がほとんどない方であれば、聞きなれない言葉が出てくると思います。
【一般媒介】・【専任媒介】・【専属専任媒介】といった言葉が、ネットで調べていると、出てくると思います。
その文字を見ただけでは、いったい、どんな意味を持つ言葉なのか、わからないですよね。
そこで、今回は、不動産用語のなかで、【一般媒介】・【専任媒介】・【専属専任媒介】の3つの言葉について、それぞれの内容をご紹介していこうと思います!
目次を読む
不動産売買の流れは次のとおり
まずは、先ほどの3つの不動産の言葉に触れる前に、不動産の売買のときの流れについて、簡単にご紹介していきますね。
売却の相談・情報収集
自分が所有している物件を売却したいと決めたときに、最初に行なうことは、【売却の相談】と【情報収集】です。
この2つについては、ほとんど同じ内容になりますが、所有している物件を売るためには、不動産会社へ行って、物件を売ることを相談しなければなりません。
不動産会社に行って、売りたいということをお話して、担当者の方から、詳しく説明をしてもらいます。
この不動産の担当の方から、わからないことなどを聞いて、情報収集もするのですが、自分でネットを使い、情報収集することも大切です。
先に、情報収集をある程度、ネットで調べてから、不動産会社に行き、相談をするほうが、売却の大まかな流れや不動産用語などを知った上で聞くことができるので、スムーズに話をすすめることができます。
不動産会社への査定依頼
売りたい物件の査定をしてもらいます。
このとき、机上査定という簡易査定もありますが、より詳しい結果を知りたい場合は、訪問査定という実査定にしたほうが良いと思います。

不動産物件
媒介契約の締結
査定などをしてから、不動産会社と【媒介契約】をします。
【媒介契約】は、不動産会社と正式に売買の仲介を依頼する約束事のことです。
このときに、本題の3つの言葉が出てきますが、こちらは、次の章からご紹介していきます。

宅地建物取引業法
売却活動
不動産会社と仲介の契約をしてから、その物件を宣伝する活動を始めます。
これは、インターネットや紙媒体など、さまざまなものを使って、多くの方に知ってもらうために宣伝活動をしていきます。
不動産売買契約の締結
宣伝活動をしていき、購入したいという方が現れて、価格や引き渡しの条件など、お互いに納得できる状態になりましたら、正式に売買の契約をします。
不動産売買契約や重要事項説明などを行なったり、購入者が手付金の支払いなどをこのタイミングで行ないます。

不動産契約
決済(残代金の受取)と引渡し
引き渡しの日に、支払総額から手付金を引いた残りの金額を、購入者からお支払いしてもらい、その不動産物件の鍵や重要な書類などを、購入者へ渡して、売買が完了となります。
※この翌年に、不動産売却で得た売却益に対して、確定申告が必要となるので、忘れずに、確定申告もしましょう。

費用
不動産用語 その1【一般媒介契約】
それでは、本題の不動産用語のご紹介に入ります。
最初にお話しした3つの言葉の大きな意味の違いというのは、【依頼できる会社の数】と【売主の自由度(自分で購入希望者を探すことができるかどうか?)】という点です。
まずは、【一般媒介契約】から、お話していきますね。
【一般媒介契約】は、1社の不動産会社ではなく、”2社以上”の複数の不動産会社と仲介の契約をすることができるものです。
そして、売主が、自分自身で、購入希望者を探すことができます。
【一般媒介契約】のメリットは、2社以上の不動産会社へ売却の依頼をできるので、幅広く宣伝活動をすることができます。
そのため、早めに購入希望者を探すことができる可能性が高いです。
そして、売主が自分自身で、購入希望者を探すこともでき、もし自分自身で見つけた場合は、仲介を通さずに売却することができるので、仲介手数料が発生しません。
一方で、デメリットもありまして、複数の不動産会社へ依頼しているため、不動産会社からすると、ほかの会社で売れてしまうのではないかという不安などがあり、宣伝活動の熱意が低くなったり、宣伝活動の費用を抑えめにされてしまう可能性があります。
また、不動産会社からの宣伝活動の状況を売主へ報告する義務がないため、売主から、それぞれの不動産会社へ連絡し確認をする必要があったり、複数の会社との連絡を取る必要があり、売主の負担も出てきます。
【レインズ(不動産会社専用の、不動産物件情報が載っている情報サイト)】という情報サイトへの掲載は、この契約の場合は任意なので、必須というわけではないです。
※一般媒介契約の場合、不動産会社との契約期間は、法律上は決まっていませんが、一般的には3か月契約となっています。

不動産物件
不動産用語 その2【専任媒介契約】
では、つぎに、【専任媒介契約】について、お話していきますね。
【専任媒介契約】は、”1社”のみにしか仲介の依頼をすることができない契約です。
ただ、この契約の場合は、売主が自分自身で購入希望者を探すことができます。
そのため、一般媒介契約と同じく、自分自身で見つけた場合は、仲介を通さずに売ることができるため、仲介手数料が発生しません。
そんな【専任媒介契約】も、もちろん、メリットとデメリットがあります。
まず、メリットですが、不動産会社が1社のみで、その不動産会社以外には、宣伝活動の依頼をしていないので、一般媒介契約よりも宣伝活動への熱意が高くなります。
そのため、宣伝活動への費用なども多くかけてもらうことができます。
また、売主への宣伝活動状況の報告をする義務があり、2週間に1回という頻度で、不動産会社から連絡がもらえるので、今の宣伝活動の状況がわかり、売主としても安心できます。
一方で、デメリットとしては、1社のみで宣伝活動をするので、その依頼した不動産会社の販売力などによって、売却しやすいかなどが決まってしまいます。
それと【専任媒介契約】の場合は、不動産会社との契約期間が3か月と決まっていまして、その3か月間は、仲介してもらう不動産会社を変更することができません。
※仮に別の不動産会社に依頼したいとなった場合でも、3か月後の契約更新のタイミングで、今の不動産会社への依頼の契約をやめて別の不動産会社へ変更するという流れになります。
そして、レインズへの登録は、必須となり、契約をしてから7日以内には登録をしなくてはなりません。
※こちらは、売主というよりは、不動産会社が関わる点ですので、売主の方は、そこまで意識しなくても良いかと思われます。
ただ、レインズに登録することで、より広域に宣伝することができるので、購入希望者をより早く探すことができます。

専任媒介契約
不動産用語 その3【専属専任媒介契約】
それでは、3つ目の【専属専任媒介契約】について、お話していきますね。
【専属専任媒介契約】は、2つ目の専任媒介契約と似ている部分がありまして、こちらも、”1社”のみにしか不動産会社と契約することができません。
専任媒介契約との違いとして、売主が自分自身で購入希望者を探すことはできなくなります。
※後ほど、デメリットのところで、少しお話していきます。
【専属専任媒介契約】のメリットとデメリットについてお話していきます。
まず、メリットですが、2つ目の専任媒介契約よりも、かなり熱心に対応してもらえる可能性が高いです。
売主への宣伝活動の状況の報告が、2つ目の専任媒介契約より頻度が高くなり、”1週間に1回”という頻度で、報告してもらえますので、かなり安心できます。
そのため、かなり、きめ細かなサポート体制で、宣伝活動をしてもらえる可能性が高いです。
そして、レインズへの登録も必須で、2つ目の専任媒介契約よりも登録までの時間が早く、契約してから”5日以内”に登録をしなければならず、より早く広域な宣伝活動ができるようになります。
サポートも充実し、早く多くの方へ宣伝することができるという点が大きなメリットになります。
一方で、デメリットとしては、仮に、売主が自分自身で購入希望者を探した場合でも、仲介を通す必要があるので、仲介手数料が発生します。
2つ目の専任媒介契約と同じく、契約期間(3か月)の間は、ほかの不動産会社へ依頼することができないため、ほかの不動産会社へ依頼したい場合は3か月後の更新のタイミングまで待つ必要があります。

専属専任媒介契約
どの契約にすればいいのか?
3つの契約の違いについてご紹介してきましたが、実際に契約をするときは、いったい、どの契約がいいのかと悩みますよね。
それぞれの契約に合う方というのが、つぎのものになっています。
一般媒介契約に合う方
売れやすい物件や場所にある場合は、複数の不動産会社へ依頼して、競合してもらうと、高値で早めに売却できる可能性があるので、このような方におすすめです。
専任媒介契約に合う方
一般的な物件や場所にあり、早めに確実に売りたいが自分自身でも購入希望者を探してみたいという方におすすめです。
専属専任媒介契約に合う方
売るときの手間をかけたくなく、手厚いサポートを受けながら、全てを不動産会社へお任せして売却したいという方におすすめです。

田舎
最後に
今回は、不動産の売却の簡単な流れと、不動産用語(一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約)について、お話してきました。
不動産の売却にも、契約内容によって、宣伝活動の方法が異なったり、規約なども異なったりします。
今持っている物件を売りたいと考えている方がいましたら、今回の記事を参考にしていただいて、自分がどの契約が合っているのだろうかと考えて、不動産会社と相談の上、売却活動をしてみてはいかがでしょうか?
***********information***********
【いなかも家探し とは】
移住物件、田舎暮らし物件、二拠点居住物件を紹介しており、様々な不動産会社の物件を紹介しています。
主に地方の物件がメインに紹介されているので、問い合わせる際には、不動産会社の名称を良く確認してください。
いなかも家探し(ポータルサイト):https://resort-bukken.com/
物件の売却相談:https://resort-bukken.com/baikyaku
【不動産会社様へ、物件を掲載してみませんか?】
「いなかも家探し」に物件を掲載してみたい不動産会社様をお待ちしております。
現在、5000件を超える勢いの反響数が自慢のサイトです。
しばらくは無料で物件を掲載できますので、御社の売上アップにご活用ください。
加盟店お申し込みは、物件掲載についてからどうぞ!
※当サイトは不動産会社様が登録することにより、直接物件を掲載できるシステムです。
現在のご利用中の加盟店様はこちら。
不動産会社様へ、ご相談、ご質問はこちらからお問い合わせください。
投稿者プロフィール

-
奈良県でパートナの彼と、2人で田舎暮らしをしている前島です。
旅行が好きで、いろんなところに2人で旅行していますので、旅行の記事なども投稿していこうと思っています。





コメント