2022.03.23

◇◆香取市◆◇早朝の香取神宮で　厳かな雰囲気を堪能してきました

香取市内で
物件調査のお仕事があったので
はやーく行って
早朝の香取神宮へ行ってきました。

香取神宮って？

香取神宮はどこにあるの？
住所は千葉県香取市香取1697
2006年3月に
佐原市・小見川町・栗源町・山田町が合併して
香取市になったので
住所は「香取市」なのですが
いまだに「佐原市」と、呼んでしまいそうになる
千葉県歴の長いワタシです。
アクセス
クルマの場合
東関東自動車道
佐原香取インターから車で約3分

電車の場合
JR成田線佐原駅からタクシー約10分
※バス便もあり
JR香取駅　徒歩約30分

香取神宮はここにある↓

香取神宮と香取神社と違いはあるの？

香取神宮は日本全国に約400社ある香取神社の総本社なのです！

香取神宮の創建は神武天皇18年（紀元前643年）東国屈指の歴史があるのですが
その古さ故？
東国平定と監視の重要拠点として朝廷が配祠したという説
有力氏族により祭祀された説など
由来が様々あります。
2019年、2021年にNHKで放送された「ブラタモリ」
“ちばらき”～“ちばらき”はニッポンの要！？～
お隣の茨城県にある鹿島神宮とともに
東の守りの要として紹介されていました。

また、強烈な「パワースポット」としいて人気がある！のがこの香取神宮なのです！

東の要の香取神宮

香取神宮の御祭神は？

神社仏閣は歴史が古いので
「言い伝え」が多くて何が本当なのか
よくわからないことが多いのですが
香取神宮の祭神は経津主神（ふつぬしのかみ）。
出雲の国譲りの神話で、天照大神（あまてらすおおみかみ）の指示で
出雲に派遣され、大国主神から国を譲られた神様がこの経津主神なんだそうです。

国家鎮護の神、そして武神として朝廷、武家の信仰もあつく、
源頼朝の寄進状も残されているんだそうですよ！
元旦に天皇が諸国の神社や
天皇陵を遥拝する四方拝（しほうはい）の一社にもなっています。

香取神宮境内案内図

それではさっそく香取神宮へ

早朝なので第一駐車場に停めることができました。
仕事を終えてお昼過ぎに通りかかったら
すでに満車で車があふれていましたよ。
第3駐車場もあるので、満車の際はそちらへどうぞ！

第一駐車場から総門まで約550ｍだそうです。
緩い坂道になっているので、足の悪い方は
杖があるほうが安心かも。

第一駐車場から参道商店会へ

参道商店会には厄除け団子のお店などが並んでいます。

それを抜けると鳥居が見えてきます。

この赤い鳥居を潜り抜け、表参道へ！

商店会を抜けた先の鳥居

砂利で坂道です、表参道です。

両側に灯篭がありまして、その周囲は緑が濃いので

空気の感じが厳かになってきました。

香取神宮表参道

2020年以前の初詣の時期には両側に出店がびっちり出店していました。

両側のお店を冷やかしながらそぞろ歩きするのもたのしかった

そんな思い出がありますが

3月の早朝の香取神宮は人影もまばらでとても静かです。

表参道　石灯籠

表参道を抜けると車祓所と鳥居が見えてきます。

表参道を抜けた先の鳥居

そして鳥居を抜けると

朱塗りの総門が見えてきます。

2018年秋に塗り替え工事が終わっているので、まだまだ鮮やかですね

香取神宮　総門

総門の先に楼門（ろうもん）が見えてきます。

1700年に江戸幕府によって造営されたものだそうです。

屋根は入母屋造銅板葺

朱の色は

昔ながらの材料を使った伝統的な塗装方法の一つである丹塗り（にぬり）

国の重要文化財に指定されています。

楼上の扁額は日露戦争で連合艦隊を率い、

バルチック艦隊を破った東郷平八郎の筆だそうです。

香取神宮　楼門

楼門を潜り抜け

左手を見ると。。。あら、なんだか千葉県じゃないような、、、そんな雰囲気が！

楼門左手

正面には香取神宮拝殿が！

何度来ても、何度見ても、見惚れてしまう

香取神宮　拝殿

香取神宮拝殿
千葉県のホームページから抜粋
木造平屋建で、拝殿正面には、千鳥破風と軒唐破風を付け、
足元から頭貫下端までの軸部は黒漆塗り、組物と蟇股は極彩色が施されているなど、
本殿の意匠と釣り合った体裁をとっている。
また、拝殿の内部は、床板と折上小組格天井の格縁が黒漆塗り
幣殿内部の床板・化粧垂木も同じく黒漆塗りであるのに対し、
神饌所内部は、床・壁・天井とも素木（しらき）で仕上げられている。
屋根はいずれも檜皮葺きで、複雑な権現造と調和している。