こんにちは、栃木県那須エリアを担当している吉川奈美紀(きっかわなみき)です。
犬は、家族の一員といわれるようになり、愛犬と旅行を楽しむ方がとても多くなりました。
きっと、自然があふれる場所で犬と暮らすお家を探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私が田舎暮らしの家を探していて思ったことは、地域によって犬と暮らしやすい場所、ちょっと窮屈に感じる場所があることでした。
首都圏から利便性のいいリゾート地の中には、公園に犬と入れない地域もあるそうです。
きっとマナーを守れない人たちが多く困った末のことだと思いますが、自然の中で犬たちとのびのび過ごせないのは、さびしい、、、歓迎されていないような気持ちにもなってしまいます。
休日を那須のセカンドハウスで愛犬たちと過ごす友人から聞いた言葉「那須に暮らす人たちは、犬にとてもやさしいのよ」
今回は、関東近県できっと犬フレンドリー度ナンバーワン!であろう『那須』のお話です。
那須(那須野ヶ原)の人々の心を育んだ営み
“ 昔から牛や馬を生活の欠くべからざる伴侶として、荒れた那須の土地を開拓してきた土地の人々の、生き物に対する暖かい優しい気持ちが、今に至るまでこの地の隅々まで息づいているからであると思われます。”
― ワンコネット那須より抜粋 ―
なぜ?那須の人々は犬にやさしいといわれるのでしょうか。
それは、那須(那須野ヶ原)の地勢とこの地を開拓をしてきた歴史にあるようです。
那須町や那須塩原市一帯は、那須野ヶ原と呼ばれる日本最大の扇状地です。
那珂川や箒川など、山から肥沃な土を運ぶ川がある一方、火山灰や石が多く水はけのいい土地でもあります。
「広大であり、南向き斜面で日当たりもよく、水はけがいい」
これだけを聞くと、とてもいい土地と思えますが、水はけがよいというのは、水の確保が難しいということであり、火山灰が多い土地は酸性化して土地がやせてしまいます。
いくら日当たりがよく凹凸の少ない土地であっても、やせていて水がなければ農作物を作れず、また人が生活することもできません。
那須野ヶ原は、奥州街道(現在:国道4号線)沿いということで古くから知られた土地でした。
しかし、江戸時代には「手にすくう水も無し」とうたわれたほど不毛な土地だったそうです。
この広大な荒れ地を、人が住みやすく、農業や酪農ができる今の姿にするまでに、大変な手間とお金、根気と労力と時間がかかったことは容易に想像できます。
その地を開拓するために力をあわせ共に暮らしてきた動物たちへの想いが、犬にフレンドリーな町「那須」の所以のようです。
〈 参考 〉水地里ネット:http://www.nasu-lid.or.jp/area/outline/
犬と楽しむイベントが盛りだくさん
那須には、ペットと泊まれる宿や公園などの施設、カフェやレストランはもちろん、犬と一緒に楽しめるさまざまなイベントが開催されています。
『那須スノードッグトレイルランレース』スノーシューを履いて愛犬と雪上の林間コースを走るレース
『那須ドッグSUPレース』那須・矢の目ダム湖の美しい自然の中で楽しむ水上散歩
『板室温泉ドッグトレイルランレース』大自然の中、新緑の林間コースを愛犬と走りぬけるレース
いずれのイベントも大盛り上がり!
開催スタッフ・団体たちの元気パワーはもちろん、那須のワンコフレンドリーなお店やホテル、有名ドッググッツメーカーや企業のスポンサードもあり、ますます盛り上がっていく予感がするドッグイベント。
犬たちとの日々の楽しみに、犬と一緒に頑張る時間をプラスしてみてはいかがでしょうか?
犬たちとの共同作業って、最高ですよ!
詳しくは、下記サイトよりご覧ください。
< ワンコネット那須 >
https://www.nasu-wanko.net/
< Spesアクティビティ那須 >
https://sup.spes-activity-nasu.com/
投稿者プロフィール
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那須高原・那須エリアの現地案内スタッフ。
犬との森歩きが毎朝の日課です。
那須の魅力をお届けしながら、お客さまそれぞれが想い描く暮らしができる住まい探しをお手伝いしていきます。
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