こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
先日甲府に行ってきました。
早生の桃が出回り始めたと思っていたら、もう日川白鳳が出てきました。
季節の巡り、時宜を得た自然のたゆまぬサイクルには本当に感心します。
甲府盆地も梅雨時とはいえ、晴れた日は日差しも厳しくなってきました。
桃の木には赤い実がたくさん見えます。
桃の木の根元には、白や銀色のシートが目に付きます。
これは収穫前の桃を色づきよく仕上げるための反射シートです。
こちらは茶色の実がなっている?
いえいえ、これは袋掛けされた桃でした。
桃には袋を掛けないで栽培できる品種と袋を掛けないと裂果する品種(有袋品種)があるそうです。
袋掛けはとても手間のかかる作業なので、できれば袋掛けが不要の品種の方が生産者さんは楽なのです。しかし無袋栽培可能な優良品種はとても少ないため、この袋掛け作業が重要になるのです。
美味しい桃は生産者さんの努力の賜物です。
もうずっと、それこそ何十年も前から果樹農家は高齢化で年々減ってきています。それに伴い、耕作地も放棄され桃畑が減少しつつあるのです。
これは桃に限ったことではなく農業全般に言えることですが、食料自給率が下落を続ける日本はこの先どうなるのか、生産者さんの努力が報われる農業であってほしいと心から願います。
桃畑の隣にはぶどう棚が広がっていました。
袋に隠れて品種はわかりませんが、お盆を過ぎる頃からぶどうの季節になります。
笛吹市の早いところでは桃狩りの看板を出している農園も見かけました。
これからいよいよ本格的な桃のシーズンになります。
緩やかな傾斜地に広がる桃畑を縫う農道脇には、赤いバラが咲き残っていました。
ここは笛吹市の桃源郷公園にある池です。
池にはたくさんの鯉が棲んでいて、水辺に近づくと寄ってくるのがとてもかわいいです。餌をねだって寄ってくるのですが、残念ながらあげるものなし・・・。
先日、案内した物件の庭で見かけた小鳥。
一生懸命バードバスで水浴びしていました。
帰宅後図鑑を調べたら、どうやらソウシチョウのようです。
ソウシチョウ(相思鳥、学名Leiothrix lutea)
外来生物法で特定外来生物に指定されており、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種。
本来は日本列島に棲息していなかった鳥ですが、江戸時代から飼い鳥として輸入されていたようです。
野生化は1931年に六甲山で初めて確認されましたが、この野生化した群れは1945年以降姿を消し、定着しなかったようです。
本格的に日本に入ってきたのは1980年以降、日中国交正常化にともない、中国大陸から輸入が激増したことが原因と言われます。
ソウシチョウは雑食性で飼いやすいこと、さらに価格が大変安価だったので、外来生物法が施行されるまでは、ペットショップで広く販売されていたようです。しかしやがて販路やエサ代に困って放鳥されたものが、日本各地で繁殖定着していったと考えられます。今ではササ類の繁茂する標高1,000 m以下の常緑広葉樹林、落葉広葉樹林でよく見かける小鳥となっています。ウィキペディア(Wikipedia)参照
以上、富士まりもんでした。
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