こんにちは!富士五湖現地スタッフの富士まりもんです。
先日、おいしいかき揚げを食べに西伊豆は田子まで行ってきました。
たかがかき揚げごときで、なぜそんなとこまで・・・?と疑問に思われるでしょうが、遠出してまで食べたいものってありますよね。単に食いしん坊とも言えますが(笑)。
田子のそば処「やます」は、地元で人気のお蕎麦屋さんです。昔ながらのちっさいお店ですが、普段着の食堂というのか気軽に入れる蕎麦屋なんです。正直、蕎麦はごく平凡でアレですが、特筆すべきはやっぱり「かき揚げ」です。
直径20センチはあろうかと思う大きなかき揚げ。
エビとサイコロ状に切ったイカがた〜っぷり入ってます。それ以外は三つ葉だけというシンプルでゴージャスなかき揚げ。サクッとした歯触りの衣も絶妙な美味しさ!
決め手は田子の鰹節を使った蕎麦ツユです。
田子は天下に並ぶものない本枯節の名産地です。この鰹節でとった出汁ですからねー、そりゃうまいに決まってます。
鰹節には肥えた舌の地元民から愛され続けているお店ですからねー。
田子節については以前の記事をご覧くださいね!
→→ 西伊豆の桜と伝統製法を継承する伊豆の田子節そしてイカす!どんぶり食堂
写真を見てるだけで、また食べたくなります(笑)。
このかき揚げを揚げているのは、かなりご年配らしきご主人です。厨房から見えるその姿は、天ぷら一筋の気迫が感じられます(いや、ほんとに)。
どうぞいつまでもお元気で、おいしいかき揚げをあげてくださーい!
富士まりもんも車を運転できなくなるまで食べに行きまーす(笑)。
田子の近くの堂ヶ島。少し陽が傾いてきた時間です。
西伊豆町は「夕陽のまち」としても有名です。
夕焼けには早かったけど、独特の海岸線と海が美しいです。
道路脇に何やら黄色い花がたくさん咲いています。
山の斜面にも広がるこの黄色いお花は・・・・。
ツワブキ(石蕗)の花です。夕陽の色をうけて黄色が黄金色に輝きを増していました。
この花が満開の時に訪れたのは初めてで、まるでたくさんのツワブキが歓待してくれているような気分でした。
ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam)は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草である。葉柄は食用になる。
つやのある大きな葉を持っており、毎年秋から冬に、キクに似た黄色い花をまとめて咲かせる。そのため「石蕗の花(つわのはな)」は、日本では初冬(立冬〔11月8日ごろ〕から大雪の前日〔12月7日〕ごろまで)の季語となっている。
日本においては、本州の太平洋側では福島県から、日本海側では石川県から西の地域及び、四国や九州及び南西諸島(大東諸島及び尖閣諸島を除く)に分布する。表面のツヤが潮風から本体を守るため、主に海にごく近い海辺に多く自生し、そのほか低地から山地の日陰などにも多い。有毒なピロリジジンアルカロイドという物質を含んでいる。冬にも緑の葉が茂り、何年も枯れずによく生き残れる常緑多年草で、草の丈はおよそ50cmほどである。ツワブキの葉は濃い緑色で、ぶ厚くて表面につやがあり、若いときには綿毛が多い。葉の裏面に毛が多く生えている。葉の間を抜けて花茎を伸ばし、その先っぽに散房花序をつけ、10月の終わりごろから12月の初めごろにかけて直径5cmほどのキクに似た黄色い花をまとめて咲かせる。(Wikipediaより抜粋)
アロエの花はもう少し先で、まだ堅いつぼみでした。
考えてみると、晩秋に伊豆を訪れることはほとんど無かったことに思い至りました。
いつも春か冬が圧倒的に多くて、桜や水仙を見にいくのが主な目的となっているからです。爪木崎の水仙を見にいく頃にはアロエの花がちょうど咲いているので、よく見るような気がしていました。その時にはツワブキの花はもう終わっていて、いつも枯れた花柄だけが印象に残っているのです。
アロエ(蘭: Aloë)はツルボラン亜科アロエ属の植物の総称。多年草または、低木および高木となる多肉植物で、現在までに500種以上が知られている。南アフリカ共和国からアラビア半島まで広く分布するが、とりわけアフリカ大陸南部、およびマダガスカル島に集中し分布する。
属名は、古代アラビア語のalloeh(苦みのあるの意)に由来し、葉に苦い汁があることににちなむ。
エジプトやギリシャなどで紀元前から利用が確認され、日本には鎌倉時代に伝来したとされ、現在はキダチアロエ (Aloe arborescens) が九州、瀬戸内海、伊豆半島、房総半島などの海岸に逸出し帰化(野生化)している。流通しているものとしてはキダチアロエの他にアロエベラが多く、その他アロエ・サポナリア、アロエ・不夜城など多くの品種が食用のほか観賞用として栽培される。(Wikipediaより抜粋)
土肥温泉の花時計。
クルクル回る時計の針の向こうは海岸の砂浜が広がっています。
海岸はちょうど夕焼け時。
オレンジ色の太陽が大海原に沈んでいきます。
世界全体がかまどの中に入ったような、すべてを朱に染めあげていく瞬間でした。
以上、富士まりもんでした。
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