こんにちは。富士山近くの別荘と東京の自宅の二拠点生活をしている秋里(あきさと)です。
盛夏むかえた富士五湖周辺。日中は30度前後まで気温があがることもありますが朝晩は20度前後の日々です。さらに別荘地内は緑が多いこともあり天気予報で表示される気温よりも体感で2〜3度涼しいような気がしています。これから8月にかけて避暑地として多くの人が訪れて賑わいをみせます。
夏になると山中湖から西湖や本栖湖へと続く国道138、139号線沿いに山梨特産のフルーツを売るスタンドが見られます。6月下旬ごろから夏の終わりぐらいまでの間営業しているこれらのお店には、プラム、桃、とうもろこし、、ぶどうなどが並びます。
何ヶ所かのお店で買いましたが、どこも値段はほぼ同じで味も安定して美味しいのは産地ならでは。また道の駅なるさわでは、新鮮な地元の野菜がスーパーの2/1〜2/3ほどの価格のため大変人気となっています。
甲府と富士山をつなぐ峠の道のフルーツスタンド
山梨の美味しいフルーツが売っているのは富士山周辺だけではありません。そこで今回は富士五湖周辺ではなく富士山から甲府をつなぐ精進ブルーライン(精進湖線)の途中にあるお店をご紹介します。
富士五湖方面からは約24キロメートル地点にあり、30分ほどです。突如として現れる峠の売店というシンプルな店名のフルーツ販売所は今の季節であれば桃、とうもとこしが売られています。
甲府方面に出かける際にシーズンであればここで桃を買うのですが甘さとジューシーさのバランスがよくてついつい食べ過ぎてしまいます。
買う時に「硬い」「やわらかい」を選べせてくれて、さらに「買ったらすぐ食べたい」「1週間ぐらい日持ちするもの」といったリクエストに合わせて桃を選んでくれます。
富士山方面と甲府は車で約50分〜1時間ほど。距離は経路によって異なりますが最短であれば約37キロメートル。春〜夏にかけては峠を越えていくことができます。ただし天候によって雨量や積雪で閉鎖されてしまうので気をつけてください。

道路の両脇には桃の木が
夏には青い空に白い雲、緑あふれる山々、そして集落と日本の原風景は続く道はのどかでそして癒しでもあります。気持ちよく走っているとあっという間に到着します。
6月の下旬はプラムが出ていました。大石(おおいし)という品種のプラムを買ったときは500円でスーパーの2倍の量はあり、しかも甘くてジューシー。今まであまりプラムは食べなかったのですがこんな美味しいとはびっくりしました。
今回は桃ととうもろこしを購入。どちらも時期によって出回る品種や価格は異なりますが、その後スーパーで買った場合と比べるとお得感がありました。
峠の売店で一休み
車などのない時代は峠の茶店として旅人が一服していくような峠の売店、ここでは炭火焼きのとうもろこしも売っています。こちらは1本400円。朝採れのとうもろこしの皮を剥き、その場で焼いています。
ジューシーで甘い焼きとうもろこし。峠に吹き抜ける涼風を感じながら焼きたてのとうもろこしを食べると夏の香りが口いっぱいに広がります。
それにしてもお店の方がきれいにとうもろこしの皮を剥いていて感心しました。とうもろこしは皮を剥く時に必ずひげ(絹糸というらしいですね)が残ってしまいがちですが、手で向くだけで黄色の部分が美しく現れます。
美味しかったので前回同様、自宅用にも買いました。とうもろこしはビニール袋に入れるといたみやすいので、緑のメッシュ状の袋に入れたままにしておくとよいそうです。
山々を越える約1時間のドライブで甲府と富士五湖では気候も景色も異なります。その景色も楽しみつつ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【峠の売店】
住所:山梨県甲府市左右口町
※甲府側から行く場合、峠にさしかかる手前の左側(山側)。河口湖からは富士パノラマライン(国道139号)から精進ブルーライン(国道358号)で約40分、精進湖からは精進ブルーラインで約20分。
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