【群馬県館林市】で、アートと自然と文化と歴史に触れる盛りだくさんの一日!

その他エリア

 

みなさんこんにちは!

群馬県在住!群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。

 

9月に入ったというのに全国的に危険な暑さが続いていますね。

この夏の私は、外出の際には「マイボトル」を持ち歩き、喉が渇く前に水分をとるようにしていました。

そのおかげもあったせいか、

熱中症にもならず、なんとかひと夏過ごすことができましたよ。

水分摂取の大切さを改めて感じた夏でした。

 

さて今日は、そんな暑い群馬でも安心なおすすめスポット「美術館」の紹介です。

最後までぜひご覧ください。

群馬県立館林市ってどんなところ?

「鶴(つる)が翼を広げ羽ばたいているように見える」

 

おなじみの群馬県の特徴的な地形。

館林市は、群馬県の東南部でちょうど鶴の頭の部分にあたり、関東地方のほぼ中央に位置しています。

渡良瀬川と利根川と、南北に流れる大きな河川に挟まれた地域であり、

河川の土砂堆積によって「沼」が多く点在しています。

多々良沼は、越冬のため白鳥が訪れる場所としても有名なのでご存じの方が多いかと思います。

他にも、

花ハス遊覧船で有名な城沼にはハスの花が自生し、

つつじが丘公園では樹齢800年と言われるヤマツツジが見られるツツジの名所として、

ツツジの花が咲くゴールデンウィークの時期にはたくさんの観光客で賑わいます。

 

群馬県立館林美術館

群馬県立館林美術館は、多々良沼湖畔にたたずむ美術館です。

高崎市美術館に続いて県内二つ目の美術館として、

2001年10月26日に「自然と人間との関り」をテーマに開館しました。

 

じつは、館林美術館に初めて訪れた私。

多々良沼へは白鳥を見に来たことがあったのですが、美術館が湖畔にあるとは全く知りませんでした。

 

駐車場に車を停め、エントランスへ向かっている途中見えてきたのは「ハスが植えられた池」です。

残念ながら花は終わっていましたが、

その様子を見ながら橋を渡ると右側に青々とした緑の芝生の広場が広がっていました。

ふと足元を見ると、小石で敷き詰められた段差がある小川が現れました。

涼し気な水辺と雄大な自然に囲まれ、

緩やかなカーブを描くガラス張りの外観の美術館を遠目に眺めながら気持ちが高鳴ります。

駐車場からの眺め

 

今回館林美術館を訪れたのは、

はしもとみお木彫展~いきものたちの旅~を見るためです。

 

「はしもとみお」さんは、

三重県北部の古い民家にアトリエを構え、

クスノキを素材に動物たちの姿そのままのを木彫りにする彫刻家です。

各地の美術館で木彫りの動物たちと間近で触れ合える展覧会を開催するほか、

動物たちの肖像制作、フィギュアやオブジェの原型制作や動物たちのイラスト等も手掛けています。

 

本展では、

はしもとさんのアトリエからスタートし、

さまざまな生き物たちが暮らす風景を旅するように巡ります。

そして最後は、

学生の頃のはしもとみおさんが親友を励まそうとして描いた絵日記の原画で締めくくられます。

 

美術館を入り受付を済ませると、いよいよ作品たちとの対面です。

入場料は開催される展示会によって料金が変わりますが、

今回の「はしもとみお木彫展~いきものたちの旅~」は¥830でした。

そして、驚いたことに、

作品の写真撮影は全てOKでした。

※はしもとみおさん以外の作家さんの作品は「撮影NGです」。

丹波竜 タンバリン

 

最初に向かうのは、建物の中央に位置し大きなガラス面の開口を持つ展示室です。

古代の恐竜「タンバリン(丹波竜)」をモデルにした彫刻で、全長約7メートルの巨大な作品でした。

 

「靴と靴下を脱いでそっとのってみてね」との張り紙。

 

一般的に「展覧会」というと、

作品に手を触れないでください」というイメージなのですが、

今回の展覧会は「作品に触れることができる」という特徴があるんです。

 

つぎに向かった展示室では、黒柴が出迎えてくれました。

「月」くんです。

 

なんて可愛いの♡

しかも本物の犬みたい!!

 

犬特有のちょっと硬い毛質が、まるで本物のようにリアルで、

今にも動き出しそうな表情をしていませんか?

 

月くんの足元を見ると「肉球」のマークがあります。

入り口で説明がありましたが、

一部の展示物にはこの肉球マークがあり、「触ってもいいよ」という印だそうです。

 

さっそく触ってみると、、

もちろん「木」です。 笑

 

でも、

あまりのリアルな姿に、本物の犬を触っているかのような錯覚に陥るから不思議ですね。

黒柴の月くん

 

展覧会のチラシにも使われているラッコのメイちゃん(右)とお友達もいました。

このエリアには、くじらやマンボウ、クマノミなど海の生き物がたくさんいましたよ。

全て木彫です。

天井から小さな魚たちが吊るされた空間にいると、まるで海の中潜っているようでした。

ラッコと海の仲間たち

 

最後には、「かんそうノート」と書かれたノートがありました。

中を見てみると、展覧会に訪れたたくさんの方たちの言葉がたくさん記されていました。

なかには小さな子どもの字で「かわいかった」などが書いてあり、

小さな子どもから大人まで年齢を問わず人気があるのだと感じました。

 

ニュースによると、

7月19日のスタートから約1か月の入館者数は、

年間来館者数に迫る3万5千人を超え、連日作品を楽しむ人々で賑わっているそうです。

私が訪れた日も、平日にもかかわらず駐車場さえ見つけられないほどの混みようでした。

感想ノート

 

ギャラリーを進み、そのまま外へ出るとレンガ造りの「別館」があります。

フランスの彫刻家「フランソワ・ポンポン」のアトリエを写真をもとに再構成し展示した

「彫刻家のアトリエ」です。

アトリエの隣の部屋「ワークショップ室」では、時々ワークショップなども開催されるようですよ。

彫刻家のアトリエ

 

その他館内には、

展覧会カタログをはじめ、美術書やアートグッズ、

雑貨や玩具などを販売している「ミュージアムショップ」。

地元・館林産ブランドの小麦「百年小麦」を使用したワッフルが食べられる

エミール 水辺のワッフルカフェがあります。

 

じつは、ぜひとも寄ってみたかったカフェなんです。

ですが、

あまりの人気で行列ができていたため、今回は泣く泣く断念しました。

「ワッフル食べたかったな~」

ミュージアムショップ

 

「長く良いことが続きますように」長良神社に初訪問

館林美術館を後にし、

次に訪れたのは、車で東に13分ほどの館林市代官町にある「長良神社」です。

こちらの神社もずっと来たいと思っていた神社です。

石鳥居

 

館林市の総鎮守とされる当地の氏神。

上野国を治めた藤原長良公を主祭神として祀る神社です。

家内安全、国土開発、無病息災、延命長寿などのご利益があるとされています。

また、館林紬の産地であることにちなみ、

繊維業の職能神である織姫神社を摂社として祀っているのが特徴です。

拝殿

 

訪れたいと思っていた理由、

それは「花手水」です。

花好きの私にとって、神社の花手水を眺めながら手水をすることは、

とても幸せな瞬間なんです。

 

長良神社は、毎月お花の入れ替えをし、

いろいろなお花で参拝者を楽しませてくださっている神社なんです。

夏の暑さの中、すぐに花が傷んでしまうこの時期にもかかわらず、

素敵なお花を見ることができて本当に嬉しいです。

早くも秋の花「りんどう」や「」、「モミジ」、「」も登場していましたよ。

季節を感じる素敵な「花手水」でした。

花手水

 

さまざまな開発や近代化よって数少なくなってしまった里沼が今でも数多く残る館林市は、

文化庁が認定する「日本遺産」に認定されています。

なかでも、長良神社と織姫神社は構成文化財として認定されています。

沼が人々の暮らしと深く結び付き、

自然と暮らしが調和し文化が育まれてきた貴重な財産として、里沼の歴史を伝えているんだそうです。

織姫神社

 

まとめ

館林市は、東京までのアクセスが約1時間ととても近く、都心への通勤圏でもあり、日帰り観光地として多くの人々が訪れる場所です。

自然や文化に触れることができるほか、アート作品にも触れることができる館林へぜひお出かけください。

アクセス

《群馬県立館林美術館》

【場所】館林市日向町2003

【電話】0276-72-8188

【開館時間】午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

【休館日】・毎週月曜日(祝日・振替休の場合はその翌日)※4月29日から5月5日までの間及び8月15日を含む週は休館しません。

・年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)

※展示替え期間は臨時休館となります。

 

《はしもとみお木彫展》

【開催期間】2025年7月19日(土)~9月23日(火・祝)

【休館日】月曜日(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日(火)、9月16日(火)

【観覧料】一般 ¥830 (660) 、大高生 ¥410(320)  ※( )内は20名以上の団体割引料金

※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

※群馬県在住の65歳以上の方は平日のみ2割引き

 

《長良神社》

【住所】館林市代官町11-38

【電話】0276ー72-1542

 

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今日もありがとうございました。

皆さまにとって幸せな1日でありますように

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