こんにちは!
神社やお寺など神社仏閣、歴史が大好きな前島です!
今回は、僕が好きな神社に関する記事です。
日本には多くの神社がありまして、各都道府県にも、小さな神社から大きな神社など、いろいろな神社がありますよね。
ちなみに、神社の数は、コンビニの数よりも多いということをご存知でしょうか?
日本のコンビニの数は、【約5万8000店】で、これだけ聞くだけでも、コンビニの数は、かなり多いと思いますよね。
しかし、それに対して、神社の数は、なんと、【約8万4000社】もあるんです!
驚きの数ですよね!
僕も、ビックリしましたが、日本にはそれだけの神社があるので、やはり日本人にとって、神社は、一番身近な存在なんだなと改めて思いました。
少しおもしろい計算をしてみまして、1日1つの神社を訪れるとしますと、なんと、すべての神社を訪れるのに、【約230年】かかります笑
すべての神社を訪れるのは、かなり大変なことだとわかりましたね。
では、今回のお話に戻りまして、今回は、山梨県の山中湖にある【石割神社】というパワースポットの神社について、ご紹介していきますので、ぜひ楽しんで読んでくださいね!
石割神社とは?
【石割神社】は、山梨県の山中湖村の平野という場所で、北東にある神社です。
この神社がある場所は、【石割山】という標高が【1,413メートル】という山がありまして、この山の【八合目】に神社があります。
この【石割神社】の最大の特徴としまして、神社の拝殿の後ろ側にある巨大な【割れ岩】です。
その【割れ岩】は、高さが【約15メートル】で幅が【約3メートル】という大きさとなっていまして、とても大きくて、迫力がある【割れ岩】となっています。
そして、この【割れ岩】を、この神社では、ご神体(読み:ごしんたい、意味:神様が宿っている場所のこと)として祀っていまして、この岩の割れ方も特徴があります。
その割れ方は、まるで誰かが、大きな刃物で一刀両断したかのように、岩の真ん中に切れ目が入っています。
その割れた岩の形が、「石」という漢字の形に似ていることから、【石割】という名前が付いたという伝説も残っています。
この【石割神社】の境内に行くまでの道のりが結構長く、まず、【403段】の石段が出てきます。
僕は、山梨の身延山にある久遠寺の階段を上ってお参りをしたことはあるのですが、久遠寺の階段でも【287段】という段数で、このときも、結構大変でしたが、その階段の数よりも、多く(約1.5倍)、403段という段数は、かなりきついと思います。
そして、この【403段】の石段を上りきったあとには、山道が出てきます。
この山道は、【約30~40分】歩く必要がありまして、長い石段を上ったあとは、山道を30分くらい歩くのは、かなり大変ですよね。
このことから【登拝(読み:とはい、意味:神仏を拝むために山に登ること)】とも言われています。
たしかに、これだけの石段と山道を進んでいくのであれば、神様のところへ、山登りをして、拝みにいくようなものですよね!
ただ、これだけの道のりを行くため、パワースポットともいわれています。

石割神社
石割神社の歴史
【石割神社】の創建(読み:そうけん、意味:初めて建物を作ること)がいつの時代なのかということは、わかっていません。
それだけ、かなり昔から、この場所(石割山)が、神とつながる場所だということで、古代の人たちも、拝んでいたということです。
山や岩などといったものは、古代の日本人にとって、ご神体というようにしてきましたので、とても神聖なものです。
この石割山も、とても神聖な山ということになります。
昔の文献などに、この【石割神社】が出てくるのは、戦国時代の話です。
戦国時代の山梨の武将といえば、【武田信玄】が出てくると思います。
実は、この【石割神社】と【武田信玄】もつながりがあります。
武田信玄が、当時、石割山を【鬼門除け(読み:きもんよけ、意味:北東(鬼門の方角)に神社を置いて、災いを避けること)】として、崇拝していたそうです。
石割山に【石割神社】があるため、武田信玄は、よく神社に参拝していたという伝説も残っています。
その当時、【石割神社】の社(読み:やしろ)が劣化して荒れ果てていた状態になっていたそうでして、武田信玄が、「武運長久(読み:ぶうんちょうきゅう、意味:戦で幸運が長く続くこと)」を願いながら、神社の再建に力を尽くしたそうです。
このことにより、この神社は、武田氏がその後も保護をすることになり、その周辺の地域の方たちの信仰の中心の場所として栄えたそうです。
武田信玄が戦勝の祈願をしたり、熱心に信仰していたりしたことにより、この神社は、勝負運のご利益をもらえる神社ということが、知られるようになりました。

石割神社
神社の御祭神
この【石割神社】に祀られている神様は、【天手力男命(読み:アメノタヂカラオノミコト)】という神様です。
【天手力男命】は、岩の神様でして、日本神話に出てくる【天の岩戸隠れ】のときに出てくる神様です。
【天照大御神(読み:アマテラスオオミカミ)】という日本の最高神の神様が、天の岩戸に隠れてしまい、世の中が真っ暗になってしまうというお話があります。
このとき、天の岩戸をこじ開けて、天照大御神を外で連れ出した神様が、【天手力男命】だったのです。
そのような岩の神様を祀っている【石割神社】には、いろいろなご利益があります。
- 開運招福・運気向上
天手力男命が岩戸を開いた力と、岩を割る力から、「閉ざされた運命をこじ開け、新しい道を開く」というご利益があります。 - 子授け・安産
境内の後ろにある石が「石」という漢字の形に割れていることから、「子ども」を抱える形に見立てられて、古くから「子授け」や「安産」の神様としても知られています。 - 厄除け・病気平癒
巨大な岩の強い霊力によって、「邪気」や「病気」などから守ってもらえる力があるというご利益があります。 - 勝負運・武運長久
武田信玄が信仰していた歴史から、「勝負事の成功」や「事業の発展」などにもご利益があるとされています。
石割神社がもっている3つの魅力
【石割神社】は、山に神社があることや、岩、山といった自然のものをご神体としていることなど、自然にとても近い神社で、神秘的な一面ももっていまして、この神社がもっている3つの魅力について、お話していきます。
割れ岩の伝説
先ほどからも何度もお話していますが、やはり、この【石割神社】といいましたら、なんといっても、【巨大な割れた岩】です。
この岩がご神体にもなっているほど、とても重要な存在となっています。
この【巨大な割れた岩】にも、”とある”言い伝えがありまして、”ある行動をすると、願いが叶う”という言い伝えです。
その”行動”というのは、【割れ岩の間を3周回る】というものです。
岩自体が、ご神体であるため、かなり大切な存在でもあり、神様が宿っている場所なので、この間を3周回れば、願いが叶うのでしょう。
古くは、3周回れば、子宝に恵まれるともいわれています。
先ほど、ご利益のところでも、子授かり・安産というように記載しましたが、この岩には、子宝に恵まれるご利益も大きく、岩の間をとおることを【お胎内巡り(読み:おたいないめぐり)】とも呼ばれています。
岩の割れ目部分は、人が1人やっと通れるスペースしかなく、まるで岩の胎内を巡って、新しい生命力を授かって、生まれ変わるという儀式のようなイメージとなっています。

割れ石
石段と登拝
【403段】という驚異の段数をもつ神社の参道で、1段目から403段目まで、必死に上る必要がありますが、この石段は、単に上るだけではなく、煩悩や、けがれなどを取り除くための修行の道ともいわれます。
【約400段】の階段は、とても簡単に上れるものではなく、途中で疲れてしまうということもあると思います。
ですので、まずは階段を上りきって、ひと段落ついたところから、つぎには山道を30分くらい歩いていきます。
そして、山道を歩いて行った先に、やっと境内が現れます。
ここまで登りきりますと、煩悩などがなくなり、清々しい(読み:すがすがしい)気持ちへと移り変わります。
登拝することによって、煩悩や、けがれといったものがなくなり、清々しい気持ちになれるということも、ご利益にもなり、魅力の1つでもあります。

参道
石割山からの眺め
【石割神社】は、石割山の八合目あたりにありますが、さらに登って、石割山の頂上まで行きますと、すばらしい景色を見ることができます。
頂上からは、大きな富士山が見えて、さらに、下側には、山中湖の全体を一望することができます。
この景色は、絶景のパノラマといったところです。
石段と山道など、大変な道のりをがんばって登りきると、この素晴らしい景色を見ることができまして、この絶景が3つ目の魅力です。

石割神社からの景色
アクセス
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野
駐車場:無料駐車場あり(約30台分、トイレもあり)
※わかりにくい場所ですので、必ず、ネットで調べてから行くようにしてくださいね。
もしわからない場合は、平野の観光案内所もありますので、そちらで確認したほうが良いと思います。
最寄りインター:東富士五湖道路 / 山中湖IC
※インターを降りて、駐車場まで約15分で到着できます。
最寄り駅:富士急行線 / 富士山駅
※駅から路線バスに乗って、最寄りの場所まで行きます。
最寄りのバス停:富士急山梨バス(ふじっ湖号など)/「石割山ハイキングコース入口」バス停
※富士山駅から上記のバスに乗り、約55分で最寄りのバス停まで到着します。
バス停から鳥居(登山口)までは、歩いて数分です。
ちなみに、バス停から神社の境内(石段と山道も含む)までは、約1時間~1時間30分かかります。
■注意事項
・山道となりますので、運動靴やトレッキングシューズなどを履き、軽装ではなく、登山向けの服装のようなもので行きましょう。
・飲み物を持っていき、水分補給(特に夏場)をしっかりしましょう。
・バス停や駐車場からでも、片道で約1時間以上かかりますので、夕方遅くにならないためにも、時間に余裕を持って行きましょう。
最後に
今回は、山梨県の山中湖村にある【石割神社】について、ご紹介してきました。
神社は日本全国に、たくさんありますが、ここの神社は日本神話にも関係していたり、山梨の武将の武田信玄とも関係があったりする神社です。
ご利益も、いろいろとありますし、頂上からの景色なども、とてもきれいですので、一度、登って、絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?
僕も登ったことはありませんので、一度は、登って、すばらしい景色を楽しんでみたいと思います。
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