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昭和４０年代の木造住宅、前回に続き埼玉県小川町の物件の内部を例に、
水まわりの設備やその周囲、バルコニーなどを観てみましょう。
リビングやダイニングにつながるキッチンは目立つ場所ですし、
食生活に関わる大切なもの。
下の画像、キッチンが使えそうなら使いながらのお手入れも考慮し、 コンロ周囲の換気扇カバーや、
壁面に耐火性のある鏡面パネルを 貼るなどの部分リフォームもよいでしょう。
因みに左上に、電力のブレーカーが見えますが、古い住宅は、 単相二線式という方式で
電柱から受電していると、１００Ｖ電流 しか使えず、大きなエアコンや、電子レンジ、
ＩＨ調理器などを 使いたい場合はこの電力の引き込みや分電盤が必要になります。
（右）トイレは、建てられた時期に、下水道や浄化槽設備が整備できて いなかったままのものは、
設備リフォームを。浄化槽敷設の場合 自治体の補助金が出る場合が多いのでチェックしてみましょう。
（左）洗面化粧台というものが登場する前はこんな感じのつくりが 主流でした。
洗髪はもっぱら浴室で、洗面と歯磨きならば、
化粧用の鏡や、 収納スペースを工夫すればこれでも充分かもしれません。
トイレ、洗面とも、水はねしやすく汚れやすい部分には、 タイルが貼ってあるのは良いところです。。
浴槽周囲をタイル貼りで仕上げた浴室、脇が一部出っ張っている のは、
壁の向こう側に石油の風呂釜があった名残です。
大きな浴槽にこだわるなら、思い切って浴室リフォームを！
古い住宅はアルミテラス同様、アルミ製バルコニーではなく 鉄製が多いです。
下地調整や錆止そして塗装をすれば綺麗に なるし強度も高いです。
バルコニーの床面にデッキ材やタイルを敷き込むと、 二階の部屋との一体感が高まって利用価値が高まりますよ。
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