長野県松本市へUターン移住したブログスタッフの双葉です。
筆者は、神奈川県から自分と夫の郷里である松本市へUターンして5年ほどになります。
今回は、関東での暮らしも長く、移住経験者の筆者が、実際に暮らして感じた「移住のリアル」を松本市の魅力や移住支援と共にお伝えします。
松本市へのUターンやIターンを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
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長野県松本市とは

市街地から見える山並み
長野県のほぼ中央に位置する人口20万人程の都市です。江戸時代から城下町として栄え、国宝松本城には多くの観光客が訪れます。
周囲を北アルプスや美ヶ原高原をはじめとする筑摩山地の山々に囲まれているため、市内から美しい山並みを眺めることができます。
北アルプスの登山口である景勝地「上高地」も有していて、多くの登山愛好家からも愛されています。
暮らして感じた松本市のメリット・デメリット
実際に生活して感じたメリット・デメリットについてご紹介します。
筆者の夫は、東京と松本市を行き来しながらの二拠点生活を送っているので、移住後の仕事がどうなるか気になる方にも役立つ情報だと思います。
松本市で暮らすメリット3選

市内から車で30分のキャンプ場
1.豊かな自然が身近にある
松本市は自然豊かな環境で、少し足を伸ばせば大自然に触れられます。週末に山や高原でハイキングをしたり、キャンプに行ったりするのは、定番の過ごし方です。
のびのび遊べる広い公園が多いのも特徴で、そこでも桜や紅葉など四季の移ろいを堪能できます。
娘も、昆虫採集や生き物や植物の観察・飼育などが好きで、自然を愛する子に育っています。
野菜や米を作っている人も多く、新鮮野菜を直売所で買えたり、生産者の方からいただけるのも、田舎暮らしならではの良さと感じます。
2.都会過ぎず田舎過ぎない
田舎過ぎないのも良い所で、市内にはイオンモールなどの大型ショッピングモールや、品揃え豊富なご当地スーパーもあり、大抵のものは手に入ります。
個性的な飲食店やショップが多いのも特徴で、松本ならではの店も充実しています。
バスや電車などの交通網も整備されているので、市内の移動はもちろん、高速バスや特急を使って東京や名古屋など大都市圏への移動も比較的簡単です。
県内唯一の飛行場「信州まつもと空港」があり、飛行機での移動もできます。
3.医療が充実
松本市には、大きな総合病院がいくつもあり、救急医療体制も整っています。
小児科、内科、歯医者など普段のかかりつけ医にも困りません。個人病院と基幹病院との連携が取れているところも安心です。
市による医療費助成制度もあり、「福祉医療費受給者証」と保険証を提示すると、18歳までの子供の医療費の自己負担額は0円になります。子供の医療費がかからないのは、子育てする上で大変助かっています。
松本市で暮らすデメリット3選

雪の鉢伏山
1.職種によっては仕事が少ない
松本市では、医療・福祉系、製造業、観光・サービス業などの求人は多い傾向がありますが、大手企業や広告などのクリエイティブ系など、職種によっては少ないものもあります。リモートワークも以前より増えてはいるものの、まだまだ少ない印象です。
筆者の夫は、映像制作をしているフリーランスで、業務委託で仕事をしています。クライアントは、関東にいた頃から仕事を受けていた会社がほとんどです。
基本は在宅のリモートワークですが、週に1回ほど高速バスで東京に出て、専門学校の非常勤講師や、撮影のロケや現場作業などの現場でないとできない仕事をしています。
移住前と同じ仕事を続ける場合、夫のように二拠点生活が必要な場合もあるので、移住後の働き方についてはよく検討しましょう。
2.流行との時差
流行りのものが入ってくるのが遅かったり、首都圏にあるお店やデパートが無い等、都会のトレンドとはやや時差があるのを感じます。
インターネットやSNSなどの普及で、昔に比べ差は無くなってきましたが、最新の流行やファッションを追いかけたい方にとっては物足りないかもしれません。
3.冬は寒い
松本市に移住する上で一番注意が必要なのは、冬の寒さだと思います。
朝夕の寒暖差も激しく、市街地でも−10℃を下回る日もあります。雪は少なく晴れの日も多いですが、車はスタッドレス必須です。
住宅や水回りの設備も寒冷地仕様にする必要があります。
移住したばかりの方で多いトラブルが、冬場の水道管破裂です。寒くなってから慌てないよう、凍結対策はしっかりしましょう。
移住に関する補助金・相談窓口

松本市役所
移住の相談窓口や移住に関する補助金もあります。市のポータルサイトに、先輩移住者の情報や市の紹介もあるので、移住前にしっかり検討できます。
移住交流推進室
市役所には移住交流推進室があり、窓口相談の他、電話、メール、オンラインでも相談できます。東京や全国各地の移住イベントで相談も可能です。松本市への移住が少しでも気になったら相談してみましょう。
松本市の情報サイト
市の情報サイトがあり、移住後のイメージもしやすいです。移住情報が中心の「まつもと暮らし」、観光やイベント情報の「ぐるっと松本」「新まつもと物語」などがあります。
まずは、どんな観光スポットやイベントがあるのか知ると、移住候補先がより身近になりますよ。
仕事・住まい探し
移住する上で避けて通れないのが、住む場所と仕事です。
「まつもと暮らし」のサイトには、空き家バンクや長野県内の不動産情報、I、Uターンでも入居可能な市営・県営住宅の情報があります。
仕事に関しても、長野県移住支援金対象の仕事の検索サイトや地元企業の紹介ページ、移住者向け転職セミナーなど探し方は様々です。
通勤や通学の問題もあるので、移動手段や距離も考えて仕事や住む場所を考えるようにしましょう。短期滞在でお試し移住ができるシェアハウスやマンスリー・ウィークリーマンションもあります。
移住後のミスマッチを防ぐには、事前にどこでどんな暮らしがしたいのかイメージすることが大切です。
申請忘れに注意!移住の補助金
移住して一つだけ失敗したなと思うのが、移住支援金の申請をしなかったことです。当時は、今より情報が少なく、よく分からずにいるうちに申請期限を過ぎてしまった経緯があります。
松本市には「松本市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金」という制度があり、首都圏から移住かつ就業した方、県の創業支援金の交付を受けて移住した方が対象です。
要件を満たせば、2人以上の世帯で100万円、さらに子供がいると加算され、要件を満たさなくても60万円の支援金がもらえます。
ただ、申請期間が短いので要注意です。要件に当てはまらなくても、まずは移住交流推進室に相談してみるのをおすすめします。
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上高地の清流
これまでの経験から松本市に住むメリット・デメリットについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
どこに住んでも必ず良い所と悪い所があるので、それが自分に合っているか、多少の不便があっても乗り越えられそうか検討することが大切です。
筆者は、これまで関東や海外も含め色々な場所で暮らした経験がありますが、松本市は、風光明媚で利便性も良く、暮らしやすい街だと感じます。
記事を通して松本市の魅力を知り、移住や二拠点生活の拠点にしていただけたら嬉しいです。 安曇野で、田舎暮らしはいかがでしょうか? 今日もありがとうございました。 皆さまにとって幸せな1日でありますように ***********information*********** 移住物件、田舎暮らし物件、二拠点居住物件を紹介しており、様々な不動産会社の物件を紹介しています。 いなかも家探し(ポータルサイト):https://resort-bukken.com/ 「いなかも家探し」に物件を掲載してみたい不動産会社様をお待ちしております。 加盟店お申し込みは、物件掲載についてからどうぞ! ※当サイトは不動産会社様が登録することにより、直接物件を掲載できるシステムです。
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投稿者プロフィール

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長野県松本市在住。神奈川から松本にUターン移住して、夫と小学生の娘と3人暮らしです。パティシエ兼ライターで、お菓子作りや食べ歩きが大好き。
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