群馬県、現地スタッフの日本マウントです。
北軽井沢・嬬恋村や長野原町の魅力を現地からお伝えします
■ 軽井駅からのアクセス
お客様を北軽井沢の物件を御案内する際、お車でいらっしゃるかたが
多数派ですが、少し前に軽井沢駅からのアクセスを訪ねられたことが
ありました。
新幹線の改札を出て北口へ、エスカレーターを降りた正面
の壁にバス乗り場の案内板があります。1番乗り場は中軽井沢を経由し
峰の茶屋から鬼押しハイウェイへ進み万座・鹿沢駅方面へ行くルート。
プリンスランド別荘地やおもちゃ王国へはこちらから。2番乗り場は
旧軽井沢から白糸ハイランドウエェイを通り、峰の茶屋の先をこちらは
国道146号線を北へ、セブンイレブンとローソン二件のコンビニが
ある北軽井沢交差点を経由して草津温泉に向かうルート。
■ 旧北軽井沢駅舎とバスターミナル
新幹線を使わずに二子玉川やたまプラーザから高速バスで北軽井沢
を往復することもできます。そのバスターミナルになっているのがここ!
上写真の左奥に見える建物は、このブログでも度々紹介している旧草軽電鉄
の唯一現存する北軽井沢駅の駅舎です。
新型コロナウイルス感染拡大の折、春先から運休していましたが、運行再開
9月1日より運行本数の変更があるようですよ。詳しくは東急バスのサイトで
紹介されています。
文化財ながら近年再利用されているかつての軽井沢駅前に現物が展示されて
いますが、こちらには木造の原寸大模型があります。
こちらが駅舎入口、欄間部分に駅舎建築に尽力された法政大学のイニシャル
「H」が並んでいます。
駅舎内は隣接する観光協会の施設と共有され、今も北軽井沢の玄関口であり
情報発信基地の役割を果たしています。
■ 昭和三十年代の情景
さて、こちらは同じ場所の昭和三十年代、中央の小窓には出札口の文字が
みえますね。別荘地へのアクセスはもちろん、鉄道が暮らしに根差していた
ことが想像されます。
実はこの写真たち、三年前にここで開催された「草軽高原を往く」の展示
写真です。
上の写真、キャプションでこんなふうに紹介されていました。
■ 軽井沢へ、草津へ、運賃はー三〇円
駅舎内には、往時の駅表示板や路線図、そして運賃表が掲げられています。
新軽井沢(現軽井沢駅のすぐ近く)へ130円、草津温泉駅へ130円。
路線図左下が切れてしまっていますが信越線と軽井沢駅がありますが、
中央を流れる吾妻川沿いに、万座・鹿沢口駅や吾妻線が描かれていません。
吾妻線の開通、モータリゼーション、そして台風豪雨で吾妻川の橋梁が
流されてしまったことなどから昭和37年に廃線となったそうです。
■ カラー映画の舞台にも
この駅舎、日本初のカラー映画「カルメン故郷に帰る」にも登場
していることでも有名です。木下恵介監督、高峰秀子主演の松竹
作品でした。軽井沢方面からは、二度上峠を越えこの駅舎には、
ひとつ下の写真の右側から機関車が入ってくるのですが、駅舎側に直接降り
立つシーンにするため逆方向のアングルで撮ったなんてエピソード
も残っているそうです。
(「化粧文化」/ポーラ文化研究所の資料写真 引用)
■ 観光協会でみつけた絵葉書
駅舎前をオートバイが横切っているレトロな白黒写真、その道路
を挟んでバスターミナル側にある軽井沢観光協会の建物、正面桁側
から観るとシンプルな平屋建ての外観ですが、側面妻側へ回ると、、
成程!客車のようなイメージ、あらためて正面をみると整然と並ぶ
窓の配置に納得がいきます。
さて、現地の情報盛りだくさんの観光協会、リアルな機関車の模型
や当時の資料が展示され、ご当地土産も充実しているのですが、、
こんなカラフルで可愛らしい絵葉書をみつけました。
浅間模型という信州の模型屋さんの製作で、この機関車も販売されて
います。ホームページにリンクされているブログには興味深い記録
やエピソードも語られています。こちらの北軽井沢観光協会のかたも
紹介されていますよ。
廃線から五十年以上、、この駅舎以外に残っている痕跡は少ないですが
旧軽井沢からの三笠通りの並木道など、道路に転用されたり、山中に
ひっそりと橋脚の石積みが残っていたりと、、それを訪ね歩くのも興味
深く楽しそうですよ。
散策はこちらのサイトが参考になります、(歩鉄の達人)
(駅舎のパンフレット)
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