群馬県、現地スタッフの日本マウントです。
北軽井沢・嬬恋村や長野原町の魅力を現地からお伝えします
緊急事態宣言で外出自粛のゴールデンウィーク
「行ったつもり」で映像配信
来場出来ないフラワーパークやミュージアムがインターネット上で
その姿を楽しめるよう映像配信していますね。
ぐんまフラワーパークや赤城自然園、アーツ前橋などのHP公開情報
を伝える朝日群馬。
私は、今年開館した日本橋アーティゾン美術館の収蔵品をウエブで
楽しんでおります。休館していたブリヂストン美術館がリニューアル
され1月にオープンしたここ、素晴らしい収蔵品がまた観られると、
期待していた矢先にコロナ感染危機。展示を企画したスタッフさん
たちもさぞ無念であろうと思います。
数ある有名な収蔵作品の中で、いちばんのお気に入りは、
ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
写真は、ブリヂストン美術館時代にミュージアムショップで買い求めた絵葉書。
不要不急の外出、都県を超えての移動を控える要請故
五月も軽井沢エリアの御案内は無いと思いますので、
五年前のゴールデンウィークに訪れた軽井沢の風景
を中心に、未公開画像も交えて回想してまいりましょう。
松井田妙義インターチェンジから
碓氷峠 国道18号線の旧道
旧道からは、この眼鏡橋以外にもトンネル出入口やレンガ積のアーチ橋などが、
新緑や紅葉と融合し、美しくレトロなロマンな景色を堪能できます。
廃線跡は「アプトの道」として遊歩道になっていますので、
いつの日かじっくりと散策してみたいものです。
国道18号のバイパス道は、峠を上りきった後、
南軽井沢方面へと下りていく印象ですが、
旧道は峠道を上りきって高原にたどり着く、
峠の片側にのみ大きな高低差があってもう一方の側が平坦に近い、
いわゆる片峠で有名な碓氷峠です。
ステイホームで読書もあれこれ
アプト式の旧線は、1963年に廃止されていますので、
私は写真でしかその姿を観たことはないのですが、
スイスのユングフラウ鉄道に乗ったとき、電車がラックレールの手前で
減速し、ラックレールに車輪の歯車を引っ掛け、、、そしてゆっくりと、
ローギヤで力強く坂道を上る自動車のような感じだったこと、、そのときに
、、碓氷峠の信越線も、こんなふうに峠道を上っていたのだろうと想像したのでした。
「碓氷峠」や「吾妻」の地名は、神話世界のヤマトタケル東征に登場しますが、
この本の書き出しも「万葉集」迄その起源を遡り、近代化が急がれた明治期へと、
この地と、この峠道の歴史的な意義が語られています。
新幹線の開業で、今はどちらも廃線となった旧線の眼鏡橋と、
その北側の新線を走る特急「あさま」の姿、
その名は現在の新幹線にも引き継がれています。
桜が残る五月初旬の軽井沢
六本辻から軽井沢本通りへ向かう、木陰が心地よい雲場池通り。
前橋や伊勢崎で三十度越えとなったこのゴールデンウィークですが、
下界の猛暑を逃れて高原に逃れたい、、、
誰もがそんな気持ちになる初夏は、例年軽井沢が賑やかになる季節。
ユニオンチャーチ裏手の景色、未だ桜が残っていました。
昨年五月調査に行った南軽井沢からの景色にも山桜が観られました。
新緑の雲場池 その名の由来は
連休で賑やか過ぎて立ち寄るのをあきらめ、別の年の六月初旬、
平日に立ち寄って撮った雲場池の景色。
その名の由来は、太古、大きな湖だったこの付近から噴火が起きて
周囲が厚い雲に覆われ、川の水が堰き止められて池になったと、、
考えられているからなのだそうです。
(Wikiでは、雲場川を堰き止めた人造湖、巨人の足跡説などが紹介されています。)
水面に二重写しとなる新緑や紅葉も魅力ですが、周囲を散策して
みると、おとぎ話の舞台のような優雅な森、美しさに溢れた場所
がたくさんあります。江戸時代の宿場町だった軽井沢、さびれか
けたこの地を避暑地として見出したカナダ人宣教師、、そして今、、
聴こえてくるのは英語などのヨーロッパ系の言語じゃなくて、、、
中国語をはじめとしたアジア系の言語、、インターナショナルな
軽井沢の未来はいかに。
ここに限らず軽井沢散策していると、意図せずにその自然と人が
つくり出した美しい部分を、随所に探し出すことが出来ます。
軽井沢の鹿鳴館「旧三笠ホテル」
旧軽井沢中山道から三笠通りへ、落葉松の並木道の先へ進むと
軽井沢の鹿鳴館と呼ばれていた旧三笠ホテル。
明治三十八年建築、文化財として公開されているこの建物、
外観のデザインも素敵ですが、暖炉や家具調度品も一部屋ごとに
工夫が凝らされていて素晴らしいのです。
窓から観える高原の心地よい新緑、当時は大きな板ガラスを
作るのが難しかったということもありますが、窓格子の構成
がユニークなのはこの時期の建築の特徴。そして、、その窓に
近づいてみると、、引手の金具までこんなにお洒落です。
クラフツマンシップの心意気が伝わってくる伝統的建造物です。
旧三笠ホテルを紹介した2016年のブログも是非ご覧ください。
白糸ハイランドウェイへ
三笠ホテルから白糸ハイランドウェイへ進むと、
避暑地の賑わいを離れ、美しい山と渓流の風景。時折、鹿が
道路を横切ったりする場面にも出会えます。
いつの日か時間を気にせずこの渓流沿いの小道をゆっくりと歩いてみたいと思います。
近年では軽井沢町も、夏場日中の気温が三十度近くなることもありますが、
ここまで上って来て、清らかな冷たい水の流れに、避暑地の楽園を実感します。
こちらは五年前のブログでご紹介した滝下流の景色なのですが、
昨年の豪雨の後、倒木、土手が崩れ、大変なことになっていました。
修復の状況が気になります。
嬬恋高原のキャベツ畑
白糸ハイランドウェイを超えた先は、人の賑わいや暑さを更に逃れてのんびりと、
そんな自然派のかたがたにおすすめの北軽井沢。キャベツ畑の収穫風景は一昨年七月の情景。
別荘に、テレワークに、
南軽井沢のおすすめ物件 「八風の郷別荘地」 No,44362
北軽井沢のおすすめ物件 「浅間ハイランドパーク」No,629
御自宅のバルコニーやテラスが、こんな感じだと想像して、
高原のリゾートへ「行ったつもり」で、その場所でくつろいでいる自分を想像して、、
ゴールデンウィーク後半、素敵なステイホームをお過ごしくださいませ。
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